2017年11月26日

「ゴルゴ13劇場版」(1983年)(3)

★キャラクター&キャスト
 原作は一部しか知らないので、オリジナルのキャラクターもあるようですが、スネークやゴールと&シルバーなんぞは物の怪の類。紹介する気にもなりません。ハードボイルド作品に汚点を残してますね。では主なキャラクターを一気に。

○ゴルゴ13 / 瑳川哲朗
 瑳川哲朗さんの声も確かに渋いのですが、ゴルゴの顔には合っていなような気がします。

○モレッティ司教 / 納谷六朗
 シチリアのマフィア出身の聖職者。一族をドクターZによって惨殺され、ドクターZの暗殺をゴルゴ13に依頼する。依頼の後、聖職者のけじめとして自ら命を絶つ。

○シンディ / 藤田淑子



 ゴルゴ13のターゲットであるドクターZの娘。実はドクターZは既にこの世におらず、シンディの自作自演。つまりドクターZ=シンディ。それを見破ったゴルゴ13に射殺される。

○レオナルド・ドーソン / 納谷悟朗



 アメリカの石油王。アメリカの経済を左右する程の影響力を持つ男。息子を射殺したゴルゴ13を亡き者にしようと執拗につけねらう。アメリカの軍、CIA、FBI、ペンタゴンの要人を金で雇い入れ国家的な情報網と設備、人脈でゴルゴを追い詰めていく。全てを知っていた上で依頼者に向き合わず、実行者だけを亡きものにしようとするところは異常者としか言いようがありません。

○ロバート・ドーソン / 富山敬



 本作のストーリーの根源となったゴルゴ13のターゲット。実は依頼者はロバート自身でゴルゴは自殺の幇助としてロバートを射殺する。ストーリーの終盤にそれは明かされるが、視聴者にはそれ解る演出となっている。身に器あり、というところですか。

○ローラ / 武藤礼子



 ロバート・ドーソンの妻。レオナルドはゴルゴ13を殺すためスネークを飼い入れるが、彼の希望を聞き入れローラをおもちゃとして与える。繰り返しスネークに弄ばれ、ドーソン家を去った後は娼婦になりさがる。ラストシーンでゴルゴに拳銃を向けるが顛末は描かれていない。(テレビシリーズではこのケースは100%ゴルゴが射殺してます)

○エミリー / 滝沢久美子



 レオナルドの孫娘、ロバートとローラの娘。レオナルドによって銃の手ほどきを受けゴルゴ13の暗殺者として仕立てられる。空港でゴルゴを狙うもしくじった。さすがにゴルゴがエミリーに拳銃を抜くシーンは描いていません。

○アルバート / 北村弘一
 ドーソン家の執事。レオナルドの言いつけを忠実に守る家来。ローラをスネークに差し出し、エミリーを暗殺者に仕立て上げた実行者。空港でエミリーがゴルゴを仕留めそこなった後、拳銃でゴルゴを狙うが返り討ちに遭う。

○ボブ・ブレイガン / 富田耕生



 陸軍特殊部隊隊長、中佐。狂人的暗殺者のスネークをレオナルドに提供した。

○ジェファーソン / 小林清志



 ペンタゴン情報局長、将軍。

○E・ヤング / 村越伊知郎



 CIA副長官。

○F・ガービン / 兼本新吾



 FBI本部長。

○時計屋 / 千葉耕市



 ドクターZに関する情報をゴルゴに伝えた情報屋。スネークに殺される。

○リタ / 小宮和枝



 アメリカで車のディーラーを営む調達屋。ゴルゴに車と銃を調達した。代金はゴルゴに抱かれることでタダにしたが…。スネークに殺される。

○パブロ / 青野武
 南米アマゾンでゴルゴと接触した情報屋。情報をの奪取に成功し、それをゴルゴに伝えたが、レオナルド側に妻子を人質に取られゴルゴの射殺を強要される。当然のことながらゴルゴ13に射殺された。
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2017年11月25日

「ゴルゴ13劇場版」(1983年)(2)

★ストーリー


レオナルド。最後は眉間に銃弾を撃ち込まれる。

 アメリカの石油王レオナルドは引退して息子のロバートに座を譲る。その式典でロバートはゴルゴ13に射殺される。レオナルドは復讐のため金に任せて、軍、CIA、FBI、ペンタゴンの士官クラスを買収して、その情報網と設備、人脈を駆使してゴルゴ13の行動を監視し、抹殺を試みる。ゴルゴ13は命を狙われつつも自らの仕事をこなして行く。縦断を受けたり、刃物で刺されたりと傷を負うが、やがてレオナルドへ近づいていく。最後はドーソン城と呼ばれるレオナルドの本拠地に乗り込み、スネーク、ゴールド、シルバーという強靱な敵を倒しレオナルドに対峙する。レオナルドはもはやこれまでと自らビルの窓から飛び下り自殺を図るが、ゴルゴ13はそれを許さず、レオナルドが地面に叩きつけられる前に射殺する。
 凝った脚本だけれども、ゴルゴ13の神業、カリスマ性、非情性が余り見られず、お決まりのセリフもなくて「ゴルゴ13」としては余りおもしろくない作品だった。ただ、周りのキャラクターが結構楽しませてくれる。「ゴルゴ13」としておもしろいのはドクターZを仕留めるまでの最初の部分。


ゴルゴ13に興味を持ったシンディはゴルゴをベッドに誘う。
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2017年11月23日

「ゴルゴ13劇場版」(1983年)(1)



 「ゴルゴ13・劇場版」は1983年に東宝系で公開された「ゴルゴ13」のアニメ劇場作品。3DCGをアニメに取り入れた作品で、今見るとオモチャのように見えるけれど、これが世界初のアニメ劇場版での3Dアニメということだそうだ。
 原作から大きくは外れていないが、監督や演出の違いで随分と感じが変わるものだ。先にTV版を見たから余計だが、お決まりのセリフがなかったり、神掛かったオーラがなかったりとデューク東郷が「人」に近付いている。仕草や習慣もちょっと変えられている。ストーリーは「帝王の罠」といくつかの作品を元にひとつのストーリーに構成されているようで、劇場版の枠に合うように長編作品にまとめ上げられている。やはり何度も書いているけれど、劇場版は無理がありすぎて違和感を感じるところが多い。
 ゴルゴ13が仕事の前後に女を抱くシーンは原作ではお馴染みですが、それ以外にも性表現が多くて大人向け。
 監督は出崎統、プロデューサーに稲田伸生、脚本に長坂秀佳、音楽は木森敏之、CG製作にトーヨーリンクス、CGディレクターに御厨さと美。製作は東京ムービー新社、フィルムリンク・インターナショナル。93分。
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怒る前には五つ数えましょう



 最近はテレビは余り見ないのですが、昨日「林修の今でしょ!講座」を見ました。血圧が上がり気味なので血圧の話は興味深く拝見。
 血圧上昇予防の1つに、子供を叱る時は激昂して血圧が急上昇しないように叱る前に五つ数えましょうと言うことでした。確かに効果的だと思います。
 ここで僕の頭の中に浮かんだのは怪物くん。怪物くんが人間世界へ修行に行くことになり、怪物ランドを出発する時、怪物大王が「お前は短気だから怒る前に五つ数えなさい」と諭します。なので人間世界では怒る前に必ず五つ数えることをしっかり守るのですが、血圧上昇を予防する訳では勿論ありません(笑)。まあ五つ数える間だけ待ってやる、みたいな。五つ数えて爆発した後はむちゃくちゃです。
 アニメ化初作品のオープニング「おれは怪物くんだ」で♪一、二の三、四でたたんでのした♪は短気な怪物くんか四つ数えて五つ目でもう手を出してしまっているのです。
 怪物くんに五つ数えることは、むしろ血圧を上昇させる効果があるのです。
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2017年11月21日

「ゴルゴ13 九竜の首」(3)

★キャラクター&キャスト
○ゴルゴ13(デューク東郷) / 千葉真一



 千葉ゴルゴは濃い眉と体中に傷を施したメイク。原作以上の身軽なアクションを見せます。

○香港警察主刑事スミニー / 嘉倫(声:広川太一郎)



 過去に護衛していたビップを目の前でゴルゴ13に射殺された経験を持つ。敏腕の刑事。日本に留学中の妹がいる。

○香港警察潜入捜査官・林玲 / 志穂美悦子



 香港警察の潜入捜査官。周の店で働いている。動きをつかみ麻薬工場の場所を掴んだが捕らえられ、殉職。

○香港警察課長刑事 王徳明 / 李志中

○香港警察署長 / ジム・ブルース

○麻薬シンジケート香港支部長・周雷峰 / 林偉h(声:雨森雅司)



 マイアミ麻薬シンジケートの香港支部長を務めるが、表の顔は事業家。さらにポランスキーの下で麻薬の横流しをしていた。ポランスキーの手下の女に殺される。


○周の愛人・麗花ー / 丹娜(声:中村晃子)

○立花主任刑事 / 笹木俊志



 ゴルゴ13を追って東京へ来たスミニー刑事を迎えた国際協力課の主任刑事。

○美木刑事 / 波多野博
 立花と同様、国際協力課の刑事。

○ポラーニア領事・ポランスキー / ジェリー伊藤



 本作のターゲット。ポラーニアの領事でありながら、麻薬を横流しする影の親玉。マイアミシンジケートから狙われていることを知り、アメリカに麻薬シンジケートの情報をみやげとして逃亡しようと試みた。

○ポランスキーの娘マリヤ / ジョアナ・トース
 父親と宴席に同席した折にゴルゴ13と出会う。ゴルゴ13のことを「ドラゴンの目のおじさん」と呼ぶ。

○スミニーの妹・葉連 / 新藤恵美



 東京に留学中のスミニーの妹。新幹線で京都まで捜査兼観光に同席する。

○調達屋・重宗千造 / 鶴田浩二



 黒眼帯の男。ゴルゴ13の以来でドライスーツや潜水具、ザイル、ハーケン等々を調達した。

○江蘭 / 孫泳恩(声:池田昌子)



 裏町で妹を犯した男を射殺した際、ゴルゴ13に助けられる。ポランスキーの配下の殺し屋に足を撃たれて負傷したゴルゴ13をかくまった。

○ナレーション / 大塚周夫
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2017年11月19日

「ゴルゴ13 九竜の首」(2)

☆前回のつづきを。


ロッキー・ブラウン

 マイアミの麻薬シンジケートのボス・ロッキー・ブラウンは、香港支部の支部長で横流しをしている周を消そうと殺し屋を三度送り込むが、返り討ちに合う。香港警察の主任刑事・スミニーは三度とも同じ手口で同一犯と考え捜査を開始。ロッキー・ブラウンはゴルゴ13に周電峰の暗殺を依頼する。周は麻薬のシンジケート香港支部長であるが表は事業家、香港にプールを寄贈し完成式典でゴルゴは周をスコープに捕らえたが、突然他の者が周を殺してしまう。ロッキー・ブラウンはゴルゴ13に謝罪し、周の裏に黒幕がいることを確信しその黒幕を殺す事を改めてゴルゴ13に依頼する。



 ゴルゴ13は情報収集の中で命を狙われ、ポラーニア領事ポランスキーが黒幕とつかむ。ゴルゴ13、警察、ポランスキーそれぞれの思惑が錯綜しつつストーリーは進む。ゴルゴ13は周射殺の容疑で一旦逮捕されるが、銃弾が異なったことで釈放。ポランスキーは麻薬シンジケートの情報提供を交換条件にアメリカへの亡命をくわだてる。もちろん最後はゴルゴ13が娘の目の前で父親を射殺して仕事を完了する。

posted by KAZU at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編

2017年11月18日

「ゴルゴ13 九竜の首」(1)



 「ゴルゴ13 九竜の首」は1977年に東映から公開された「ゴルゴ13」の実写版劇場作品。日本と香港の合作で、香港、マカオ、マイアミ、京都を舞台に制作された。原作はさいとう・たかを&さいとうプロダクション「ゴルゴ13」、監督は野田幸男、製作は東映・嘉倫電影、93分。言語は日本語版は香港側のキャストの声は声優さんで吹き替えられている。主演が千葉真一ということでスタントシーンのいくつかを千葉真一自身が演じ、志穂美悦子をはじめジャパンアクションクラブの面々がアクションシーンを演じた。
 高倉ゴルゴに比べると千葉ゴルゴは人間臭さが取れてカリスマ性が浮き上がっているものの、劇画のあのいかつさにはやはり届きません。



★ストーリー
 漫画では基本短編1話完結のところをいくつかの原作のエピソードを骨子にしてつなぎ合わせ組み合わせているようです。アニメ版では別のストーリーですが、それが組み込まれているので原作を網羅していない僕にもわかります。
 千葉真一は眉を太くメイクして、体にも傷跡を施し、演出的にも原作に似るようにしています。香港のバスの天井でのアクションや最後の断崖での宙づりでの狙撃シーンなどはゴルゴ13ではなくて千葉ゴルゴ。千葉さんの演技が光ります。


posted by KAZU at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編