2015年10月17日

ディックとボウ

 昨日、熊倉一雄さんの訃報が流れました。熊倉さんは俳優さんとしても有名ですが、アニメでも特徴のある声で、楽しませていただきました。一般にはアニメ関連では「ゲゲゲの鬼太郎」の歌を歌っておられたことが有名で、2010年のNHKの紅白歌合戦でご高齢ながら子供たちに手をひかれて登場、「ゲゲゲの鬼太郎」の歌を歌っておられました。



 僕は熊倉さんと聞いて最初に思い出すキャラクターは「ジャングル大帝」のハイエナギャング、ディックとボウの「ボウ」。誰が聞いても熊倉さんと分かる声で、劇中歌「ディックとボウのうた」を相棒のディック・川久保潔さんと歌われていました。今聞くとなんとも懐かしい。この曲も当時ソノシートを持っていたので繰り返し聞きました。

「ディックとボウのうた」

山本瑛一作詞、冨田勲作曲、川久保潔&熊倉一雄歌唱

はーっ ひひひ ひい
ふーっ へへへ へえ
はーっ ひひひ ひい
ふっー へへへ へえ
ほうっ ほうっ ほうっ ほうっ
おれたちゃ はらぺこ
ハイエナ ギャング
おいらは ディック
あたしは ボウ
二匹あわせて でくのぼう
ちがう!
二匹あわせて ディックとボウ
けっ けっ けっ
つよいやつには だらしがないが
よわいやつには かっこいい
かくごはよいな いくぞ!それ
ワン ツー ワン ツー スリー
ウォーツ

 この歌の後にレオに飛びかかりやられるのがお約束でした。



 熊倉さん88歳、ご冥福をお祈りいたします。
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2015年01月21日

訃報・大塚周夫さん



 先月に「戦場のヴァルキュリア」のキャラクター&キャストで大塚周夫さんのグレゴール将軍と大塚明夫さんのイェーガーの父子共演のことを書いたところでしたが、何と残念なことに今月16日に訃報が流れました。僕の世代だと子供時代のヒーローの声は神谷明さんですが、その神谷明さんが大先輩と呼ぶ程、85歳ということですから僕の親よりも少し上の年代、昨年まで現役であったことを考えれば大往生ですね。ご冥福をお祈りします。

 さて大塚さんと言うと「ゲゲゲの鬼太郎」の「ねずみ男」というのが声の仕事では一般には有名なようですが、ベテラン声優さんはみんな俳優さんであり、声だけではないのですね。洋画の吹き替えも多くチャールズ・ブロンソンが持ち役として有名ですね。
 アニメでは僕が一番印象に残っているのは「バビル2世」のヨミです。物静かに、時として高らかに吐くセリフにはゆるぎがない感じがします。その声は「ルパン三世」の初代の五エ門の声と同じです。もうひとり揚げるとすると時代もグッと下って「ぬらりひょんの孫」のぬらりひょん。文字通りおじいちゃんなんですが、やはり物静かでドスの聞いた声は健在です。またひとつ巨星が落ちたという感じですね。本当に残念でなりません。
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2014年09月21日

めぐ姉=灰原哀



 昨日の「名探偵コナン」“安室も推理謎めく猫主探し”第751話「招き三毛猫事件(前)」はオスの三毛猫の飼い主を探し当てるというお話でした。大げさに推理するまでもなく事情聴取で十分判明するもんだと思うのですが。
 三毛猫の遺伝については高校の生物で習いました。猫の性の決定は人と同じXY型で、XXでメス、XYでオスになります。三毛猫のメカニズムはその後研究されてもっと複雑なようですが、茶ブチの遺伝子はX染色体の上に載っていてメスでは三毛が現れますが、オスだとX染色体がひとつしかないので茶ブチか黒ブチになり三毛はあり得ません。オスの三毛猫はコナンが言っていたように染色体異常で発現して、一般に染色体異常は生殖能力がないのが普通。

 閑話休題。三毛猫より楽しみなのは灰原哀ちゃん。声の好きな声優さんは女性ではかないみかさん、能登麻美子さん、植田佳奈さん、それから林原めぐみさん。めぐ姉の声としては綾波レイと灰原哀が大好き。レイは余りしゃべらないのでちょっと残念ですが、灰原は実に魅力的なセリフが多いですから。


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2014年01月16日

Sid (コンピューター衛星)



 先日からある声優さんが声を演じたキャラクターを頻繁に目にする機会があって、昨日は「謎の円盤UFO」のオープニングを見て、そうそうと思い出したのがこのコンピューター衛星シド。オープニングナレーションで紹介されるように、このシドがUFO侵入をキャッチするとシャドー全ステーションに急報します。アラームが鳴りますが通報は音声です。オリジナルの英語版は聞いたことがないのですが日本版ではこの男性声優さんが声を担当しています。



 「夏目友人帳」の賽神さまと「銀河英雄伝説」のクラインゲルト子爵の声と担当したのもこの方。特徴のある声なのでゲストキャラクターでもすぐに分かります。しかし、やはり万人が知るキャラクターならこちらでしょう。




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2013年06月15日

訃報・内海賢二さん



 一昨日、声優の生天目仁美さんのぶブログを見ていたら、生天目さんの所属事務所の会長・内海賢二さんが亡くなったと…「えっ」と思わず声を出してしまいました。数年前に若手というか僕よりもちょっと年上の声優さんが次々と亡くなった時期がありましたが、今年は納谷悟朗さんをはじめ大御所が。本当に残念です。僕の両親よりも若いですから早すぎると言わざるをえません。心からご冥福をお祈りいたします。
 内海さんと言うと、映画の吹き替え、テレビドラマの吹き替えをはじめとして数々の作品で声を演じていますが、アニメでは「魔法使いサリー」のパパ、「Dr,スランプアラレちゃん」の則巻千兵衛など愛嬌のあるサブキャラは勿論ですが、なんと言っても低い声の悪役が印象に深いですね。古いところでは「狼少年ケン」の片目のジャック、ジャックは敵役ではないですが、オオカミの中ではスゴミが違います。そして何と言っても「新造人間キャシャーン」のブライキングボス、「北斗の拳」のラオウ。名言多いラオウのセリフも内海さんならではと思います。「北斗の拳」というとラオウばかりが注目されますが、「北斗の拳2」のカイオウも忘れてはなりません。 
 一風違ったところでは「銀河英雄伝説」のシドニー・シトレ元帥。自由惑星同盟軍の軍人はみんなクセがないと言うと言い過ぎかもしれませんが、毒がないのは確か。ただ一人シェーンコップは別ですが、あの人は帝国出身ですから。話が逸れましたがシトレ元帥も長身の黒人軍人ですが、穏やかな人でした。ラオウやブライキングボスとはまた違った味のある声だったと思います。
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2013年04月06日

「声優である前に俳優である」



 以前山寺宏一さんが苦言を呈していたが、アニメ作品ことに劇場用作品で多くの俳優さんを声の演者に使って、どちらかというと客寄せとしか思えない様な今ひとつな出来のものが多い。声優をやったことのない俳優さんが声を当てると何か違和感がぬぐえない。もちろん抜擢された俳優さんは懸命にやっているのでそれに対して文句はないのだけれど。僕の記憶の中で声優デビューで見事に演じたのは「屍姫」のヒロイン星村眞姫那を演じた秋山奈々さんくらいか。やっぱり違和感があったのだけれど、そのしゃべり口がどことなく味があって、アニメ独特の眞姫那のしゃべりになっていた。原作ファンには不評なようですが。
 ところが逆に、演技をきわめてくると俳優さんの演技力はすごいものです。声だけで人を魅了できる。故・納谷悟朗さんは「声優である前に俳優である」と“声優”という言葉を嫌ったことで有名ですが、納谷悟朗さんのおっしゃる通りなんですね。俳優さんをたくさん起用したジプリの作品は余り見る気がしないのですが、「魔女の宅急便」で老婦人を演じた加藤治子さん、「もののけ姫」の母様(モロの君)を演じた美輪明宏 さんは流石だなと思いました。声優である前に俳優であるとはこういうことなのでしょう。
 先日「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を見ることができました。この作品は「BLOOD+」「BLOOD-C」に続くシリーズの基にになった作品で、小夜、ジョージ、翼手などが登場し、小夜が刀を以て翼手を退治するという、「BLOOD+」の作品のを形成しています。作品についてはまた改めて取り上げますが、この作品で小夜の声を演じたのは工藤夕貴さん。若き時から精進してアメリカブロードウェイで活躍するまでに至ったその実力はさすが本物で、舞台は横田、アメリカ軍基地の中でアメリカからの指示で動く小夜はいかにも沖縄人らしい風貌、英語と日本語を、どちらが母国語かという程に操って、言葉少ななキャラクターでしたが尊敬に値する演技でした。
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2013年03月29日

訃報・納谷悟朗さん



 今月のはじめ、またひとり大御所の声の演者が亡くなられました。俳優の納谷悟朗さん。
 独特の濁った声質は、いつ聞いてもその人とわかるもので僕らの年代では「仮面ライダー」のショッカー首領の声。ルパン三世の銭形警部が一般には一番有名でしょうか。それから「宇宙戦艦ヤマト」の沖田十三艦長、「銀河英雄伝説」のメルカッツ提督。そのキャラクターをすぐさま悪役にも変身させる声質が魅力でした。
 濁っていない声としては「ウルトラマンA」のエースの声。「〜兄さん」とウルトラ兄弟を呼ぶ声が印象に残ってます。あと「新造人間キャシャーン」のナレーションでしょうか。

 心からご冥福をお祈りいたします。合掌。
posted by KAZU at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 声優さん