2015年01月19日

「ゴルゴ13」



 昨年、高倉健さんが亡くなって健さん主演の映画に注目が集まりましたね。先般も朝日新聞の「be on Saturday」に「好きな高倉健さんの映画」の読者ランキングが出ていました。概ね晩年の映画に票が集中していましたが、僕は殆ど見たことがありません。任侠ものは何本か見ましたがタイトルを覚えているものはありません。「野生の証明」すら見ていないのですが、唯一はっきり覚えているのが「ゴルゴ13」。ご存知さいとう・たかをの人気まんが「ゴルゴ13」が原作。あの超人間的な非情の男を生身の人間が演じるなど無理だろうと僕は思っていたのですが、そこに余り違和感を覚えなかったのはさすが高倉健さんだと思った次第。ちなみに原作のゴルゴ13/デューク東郷のモデルは高倉健さんだという話は有名です。真偽の程はしりませんけど(笑)。
 原作はさいとう・たかをの同タイトルの漫画作品。企画は吉峰甲子夫・矢部恒・寺西国光・坂上順、監督は佐藤純弥、脚本はさいとう・たかを・K・元美津、音楽は木下忠司、美術は藤田博、照明は梅谷茂、製作は東映。1973年公開、104分。テアトル・エコー・青二プロが協力となっています。この作品が基本全編海外ロケでゴルゴ13以外は外国人を起用しているので、外国人のセリフを日本の声優さんがアフレコしているためです。この手の作品でよく登場するのが山田康雄さん。本作でも漏れなく登場してます。他にも名だたる声優さんが声で出演されています。

★キャスト
高倉健 - ゴルゴ13

◎声の出演
山田康雄、森山周一郎、肝付兼太
北浜晴子、平井道子、富田耕生
火野捷子、渡部猛、真木恭介
村越伊知郎、柴田秀勝、和田文夫
辻村真人、原田一夫


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2014年08月22日

「青春虹の橋」(かおりくみこ)

 先日随分前の記事(2010年6月16日)「がんばれ!レッドビッキーズ」にコメントをいただきました。話題になったのはのかおりくみこさんの歌うオープニング「青春の虹」。「がんばれ!レッドビッキーズ」は1978年放送で、テレビから主題歌を録音しました。今持っている音源はそのときのものです。歌詞は聞いて書き取るが基本。今ならネットで簡単に情報を得られることもテープを何度も巻き戻して聞かねばならずかなり苦労しました。「青春の虹」もどうしても聞き取れないところがあって、何度テープを巻き戻して聞いても納得のいく歌詞を得ることができませんでした。
 問題の個所は「♪ボールがえがく虹の橋」の後のところ。確かにこの個所は歌詞を聞き取りにくいようで、10年前に検索した折にも色々な歌詞が登場してました。僕の結論は「どろどろになれ」。ですがやっぱり納得いかないのでした。
 今回、 菊千代-Mさまのコメントがきっかけになって再度調査。「泥と涙で 汚れてかすむ」が正解のようです。歌詞サイトではなくてレコードのジャケットなどの決定的な証拠をさがしていたところ、高校の先輩がオープニング映像を見つけてくださいました。ありがとうございます。解決!



だれだって だれだって
一度はかける 夢がある
青い大空 白い真珠
ボールがえがく 虹の橋
泥と涙で よごれてかすむ
山のかなたの 夢の橋
でも いつかは
いつか渡るは 青春の
わたしがかけた 虹の橋
(石ノ森章太郎作詞、京健輔作曲、歌:かおりくみこ・こおろぎ'73)
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2014年07月10日

「メンB」



 久しぶりに見てみたくなって出してきたDVD。もう随分前に買ったものです。東京の芸人さんによる関東限定の深夜お笑い番組のセレクトです。で、関西人の僕が何故それを知ったかというと、勝村美香さんが自らのブログで語っておられたから。2期にわたって放送されましたが、女性陣は戸田恵子さん、伊藤裕子さん、勝村美香さん、中川翔子さん、小野真弓さんが出演。戸田恵子さんは、さすが〜としか言いようのない見事な演技。シリアスドラマでもコメディでも声優でもお見事です。それから女優の伊藤裕子さんは、なんでこんなところに出ているのか?という場違いな雰囲気でそれだけで笑ってしまいます。小野真弓さんは、スキャンダル以降殆ど見たことがないですが、「アコムの佐藤さん」でブレイクした方。そしてわれらが勝村美香さんを「タイムレンジャー」時代に追っかけしていたというしょこたんと美香さんが共演。
 バラエティの内容としては関東風で半分くらいは笑えないですが、僕は美香さんがドラマ以外で出ているというだけで満足です。

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2014年02月11日

「シスターBOMBER!」



 一昨日、読売新聞の日曜版に小池栄子さんがどーんと載っていました。小池栄子さんというと特に特撮に出ておられる訳でなく、普通ならスッとスルーしてしまうような女優さんなのですが、実は小池栄子さんが主演した短編映画のDVDを持っているのです。もっとも小池栄子さんが目当てで買ったものではないのですが。
 「シスターBOMBER!」(2002.11.VAP) がそれ。主演は小池栄子・北川えり・勝村美香の3人。勿論美香さん目当てで手に入れたものです。2002年にネット配信で初公開されて、DVD化されほぼ新品のボックスをネットオークションで信じられないような低価格でゲットしました。美香さんが特撮時には見せないようなぶっとびキャラで出演してます。レビューはまたの機会に。
 新聞でを読んでちょっとびっくりしたのが、小池栄子さんが1980年11月生まれとあったこと。何がびっくりしたかと言うと、僕は美香さんの方が小池さんより年下だと思っていたのですが、なんと同い年。それも美香さんは5月生まれですから、厳密に言うと美香さんの方が上なんですね。美香さんがおこちゃまというのではなくて、これは小池さんがずっと大人に見えるということでしょう。


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2012年12月07日

「紅い稲妻」〜堀江美都子〜



 堀江美都子さんのシングルレコードからもう一枚。
 「紅い稲妻」は1970年にフジテレビ系で放映されたドラマ。配役もストーリーもなかなか素晴らしいけれども裏番組の「巨人の星」が強力だったため一般には余り知られず視聴率が上がらなかった作品。しかしながら、ミッチファンには人気の主題歌です。このジャケットにも小さいながら堀江美都子さんの写真が。1970年ということで中学生ですね。
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2012年10月12日

「蒼箏曲」



 「蒼箏曲」は2012年8月に公開された劇場作品。原作は夏目漱石の「こころ」、監督は天野裕充、プロデューサー&企画&脚本は中町サク、撮影は中尾正人、製作プロダクション・企画・配給・宣伝はBANANAFISH、2012「蒼箏曲」製作委員会、本編62分。
 タイムレンジャーのゆうりこと勝村美香さん主演ということで、これは見ないわけにはいきません。劇場公開は残念ながら無理でしたが、DVDを購入。美香さんは先生の妻・静の役ですが、最初に夫を呼ぶ声とラストに二人の遺書を燃やすシーンでのワンフレーズ以外は全くの無言の演技です。震災で実家が被災して以来演じる美香さんをみるのは久しぶり、実に綺麗な画です。
 原作は夏目漱石の「こころ」。かなり現代風のアレンジなんですが、Kが自殺した理由とそれを決めた時期がポイントであることはこの作品も変わりません。本編では遺書の内容は全く出てきませんからそれを文字から推測することはできず、言葉少ない先生とKの言動から追うことになります。
 構成は先生の自殺から始まり、15年前に戻って前半は先生の目から見たストーリー、後半はKの目から見たストーリー、同じシーンを別角度から描いています。そして最後は二人の遺書を燃やす静。静の気持ちを推し量るのは最後の静の「おやすみなさい」の言葉だけですから、難しいです。時折、原作と同じセリフも出てきます。また静の母を演じる斉藤レイ さんの演技がまた怪演とも言えるほどに巧いです。

★キャスト
 全員で5人。他に人物は全く出てきません。
現在の静 / 勝村美香
先生 / 尾関陸
15年前の静 / 高田里穂
K / 夛留見啓助
静の母 / 斉藤レイ
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2011年11月28日

臨獣拳三拳魔

空の拳魔カタ



 臨獣ホーク拳の使い手、憎しみの拳魔。山中深く激獣拳側に封印されていたが、幼少時の出来事を憎む理央に呼応し、理央の手により復活した。自らの中にある憎しみや絶望と言ったマイナスの感情を力に変える。三人の拳魔の中で一番人に近い存在に思えるのは長い髭を持った顔にマスクを着けた風貌からか。声を演じるのは納谷六朗さん。もともと納谷悟朗さんの声に似ているのは当然としても、ますます兄弟似てきたような気がします。



海の拳魔ラゲク
 臨獣ジェリー拳の使い手、妬みの拳魔。海底に封印されていたが、カタを妬むメレの感情に呼応し、メレの手により復活した。防御に長けたリンギの他、触手を巧みに使う。声を演じたのは幸田直子さん。

大地の拳魔マク



 臨獣ベアー拳の使い手、怒りの拳魔。ゲキレッドへの怒りに燃える理央の感情に呼応した。非常に危険視されていたため、臨獣殿の地下に拳聖によって封印され、さらに復活できないように肉体からは生き肝を抜き取られていた。生き肝を預かっていたシャッキー・チェンが津波で紛失してしまい、メレが取り戻して肉体に戻した。カタとラゲクが「あの方を復活させてはならない」と理央を思い止まらせようとしたが、更なる力を求める理央の手により復活した。怒気に満ちた金剛力士のような顔をしている。理央を圧倒して臨獣殿の当主に返り咲いた。声を演じたのは数々の悪の首領を演じてきた柴田秀勝さん。
posted by KAZU at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編