2018年07月13日

「警視庁特別調査課 マーダーファイル 津山30人殺しを追え!」(2)


 
★キャスト
〇財前寺三郎 / 清水宏次朗
 警視庁特別調査課をたばねる所長。カップ麺が大好き。閑職のように見えるが、実は敏腕の捜査官で頭もキレるらしい。

〇橋谷紀子 / 時任歩
 特別調査課所員。財前寺の右腕、秘書役、29歳。

〇三上今日子 / EMI
 特別調査課所員。勿論警察官なのだが、自分の部署のことも財前寺がなにをやっているかも実はよく把握していないらしい、雑務役、23歳。

〇角松けいこ / 蒲生麻由
 特別調査課所員。東大法学部卒のエリート、25歳。

〇上杉巧 / 真勝國之
 特別調査課所員。元警視庁キャリア組。財前寺にほれ込んで特別調査課に志願してきた、30歳。

〇小松マリ子 / 勝村美香
 特別調査課所員。特別調査課の異端児。制服も着用せず私服で部屋にこもるが、財前寺が一番信頼する捜査官、27歳。

〇ナレーター / 山野井 仁

〇都井睦雄 / 幸 将司
 津山30人殺しの犯人。

〇都井睦雄が関係したとされる三人の女性
あいざわともみ
小原加奈子
間宮 結




★主題歌
〇挿入歌「キミのいないパーティー」

〇エンディングテーマ「マボロシファンタジー」
by Kodama Central Station



 さて、僕がこの作品を見た理由はただひとつ。勝村美香さんの舞台作品を除いて、未鑑賞の1点だったからです。「シスター・ボンバー」を思い出させるような、ちょっと変人ぽいキャラを歯切れよく演じていて、よかったです。メインキャストに名を連ねているのでシリーズ化されていたら、もうちょっと楽しめたのにな。





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2018年07月11日

「警視庁特別調査課 マーダーファイル 津山30人殺しを追え!」(1)



 「警視庁特別調査課 マーダーファイル 津山30人殺しを追え!」は2005年、シリーズ化を狙って意欲的?に製作したドラマ仕立てのドキュメンタリービデオ作品。総監督に田川幹太、製作はかまいたち。オフィス宏次朗、ビックバーム、80分。
 1938年(昭和13年)5月21日の未明に岡山県苫田郡西加茂村の貝尾の集落で起きた大量殺人事件「津山事件」を再現ドラマとレポートで綴る。この事件は横溝正史の「八つ墓村」のモデルとなった事件として有名。
 架空の組織「警視庁特別調査課」が国からの調査指令に従いレポートを作成するという設定になっている。シリーズ化される予定だったそうで、造りがそのようになっているが、実際には1本しか製作されておらず、その所作が悲しいです。
 また、国から直接指令を受けて動く特別な部署であるにもかかわらず、余りにもお粗末なセット。パソコンがある以外は事件当時の警察署かと思うくらいに何もないです。また昭和13年という時代を考えて何かと「?」なところが見受けられ時代考証も甘いです。
 目玉は今まで成功しなかったという犯人・都井睦雄の親族からのインタビューということになっていますが、これが結果的に定説を覆すような大きな価値があるならもっと周りが騒いでいたはず。
 ただし、この事件を知らない人にとってはなかなかスリリングにテンポよくミニドラマが描かれていて、この点についてはなかなかおもしろいと思います。
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2018年05月19日

「記念樹」



 「記念樹」は1966年(昭和41年)4月から1967年(昭和42年)2月に渡ってTBS系「木下恵介劇場」で放映されたテレビドラマ作品。原作・企画は木下恵介、演出に川頭義郎、脚本に木下恵介、山田太一、音楽は木下忠司、制作は松竹テレビ室、木下恵介プロダクション、TBS。30分1話完結、全46話、モノクロのフイルム作品。



 初回放送は21時ということで当時小学校低学年だったので見ていないが、放送終了後に夕方に再放送されて、その時に見ていた記憶がある。主題歌「記念樹」は園子と園児たちが桜の苗を植えて水をあげるシーンで流れて印象的。ドラマの詳しいストーリーは殆ど覚えていないが、1番の歌詞ははっきりと覚えている。



 孤児の擁護施設(孤児院)「あかつき子供園」の園子先生(水原園子)は結婚して施設を辞めることになる。園児たちは記念に園子先生に桜の苗木を贈る。その植樹の場面が主題歌の映像になっている。15年の後、夫を事故でなくした園子先生(池貝園子)は「あかつき子供園」に戻ってくる。園子先生のことを知ったかつての園児たちが園を訪れる。過去から現在へ、15年間の時の流れをひとりひとりの園児たちについて一話完結型のストーリーで描く。厳しい人間ドラマで余りハッピーな気分で見終えた記憶はなくて、どちらかいうと子供心にもずっしりと重い気分になったような気がする。



★キャスト
〇池貝(水原)園子 / 馬渕晴子
 「あかつき子供園」先生
〇毛利節子 / 高杉早苗
 「あかつき子供園」園長
〇安藤一男 / 佐伯赫哉
 「あかつき子供園」先生
〇池貝健:長谷川哲夫
 園子の夫

 今、キャストを見てみるとかつての園児たち、ゲスト出演者は若き頃の名優さんたちが名を連ねています。
 田村正和、東京ぼん太、十朱幸代、石立鉄男、吉行和子、関口宏、山口崇、寺田農、吉田日出子、北川めぐみ、渥美清、佐々木功、春川ますみ、等。

★主題歌
「記念樹」(作詞・作曲:木下忠司、歌唱:小坂一也)
 1番の歌詞は有名ですが、調べてみるとフルコーラスは4番まであるようですね。僕は1番と3番の歌詞の一部の記憶があるのですが。

桜の苗が 大きく育つ頃
僕らはみんな 大人になるんだ
あいつと こいつ あなたと私
真赤な頬っぺは しているが

日照りのときも 冷たい雪の日も
負けたら駄目だぜ 僕らの夢は
いつでもお前と 仲良しこよし
空までぐんぐん のびてゆく

嬉しきゃ泣いて 悲しきゃ笑うんだ
仲間がみんな 見てるじゃないか
それでも淋しきゃ 大きな声で
呼んでみるんだ “母さん” と

冷たい風は 僕らをためすのさ
白い粉雪は 花びらなのさ
泣いたら駄目だぜ そこまで春が
来てるじゃないか 手をのべて
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2017年11月19日

「ゴルゴ13 九竜の首」(2)

☆前回のつづきを。


ロッキー・ブラウン

 マイアミの麻薬シンジケートのボス・ロッキー・ブラウンは、香港支部の支部長で横流しをしている周を消そうと殺し屋を三度送り込むが、返り討ちに合う。香港警察の主任刑事・スミニーは三度とも同じ手口で同一犯と考え捜査を開始。ロッキー・ブラウンはゴルゴ13に周電峰の暗殺を依頼する。周は麻薬のシンジケート香港支部長であるが表は事業家、香港にプールを寄贈し完成式典でゴルゴは周をスコープに捕らえたが、突然他の者が周を殺してしまう。ロッキー・ブラウンはゴルゴ13に謝罪し、周の裏に黒幕がいることを確信しその黒幕を殺す事を改めてゴルゴ13に依頼する。



 ゴルゴ13は情報収集の中で命を狙われ、ポラーニア領事ポランスキーが黒幕とつかむ。ゴルゴ13、警察、ポランスキーそれぞれの思惑が錯綜しつつストーリーは進む。ゴルゴ13は周射殺の容疑で一旦逮捕されるが、銃弾が異なったことで釈放。ポランスキーは麻薬シンジケートの情報提供を交換条件にアメリカへの亡命をくわだてる。もちろん最後はゴルゴ13が娘の目の前で父親を射殺して仕事を完了する。

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2017年11月18日

「ゴルゴ13 九竜の首」(1)



 「ゴルゴ13 九竜の首」は1977年に東映から公開された「ゴルゴ13」の実写版劇場作品。日本と香港の合作で、香港、マカオ、マイアミ、京都を舞台に制作された。原作はさいとう・たかを&さいとうプロダクション「ゴルゴ13」、監督は野田幸男、製作は東映・嘉倫電影、93分。言語は日本語版は香港側のキャストの声は声優さんで吹き替えられている。主演が千葉真一ということでスタントシーンのいくつかを千葉真一自身が演じ、志穂美悦子をはじめジャパンアクションクラブの面々がアクションシーンを演じた。
 高倉ゴルゴに比べると千葉ゴルゴは人間臭さが取れてカリスマ性が浮き上がっているものの、劇画のあのいかつさにはやはり届きません。



★ストーリー
 漫画では基本短編1話完結のところをいくつかの原作のエピソードを骨子にしてつなぎ合わせ組み合わせているようです。アニメ版では別のストーリーですが、それが組み込まれているので原作を網羅していない僕にもわかります。
 千葉真一は眉を太くメイクして、体にも傷跡を施し、演出的にも原作に似るようにしています。香港のバスの天井でのアクションや最後の断崖での宙づりでの狙撃シーンなどはゴルゴ13ではなくて千葉ゴルゴ。千葉さんの演技が光ります。


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2017年11月16日

「ゴルゴ13」 (1973年実写版)(2)

★キャラクター&キャスト
 キャストはオープニングで表示されるのですが、イランの俳優さん名前を見てもどの配役なのかさっぱり。男か女かさえ分かりにくいです。



ゴルゴ13(デューク・東郷) / 高倉健



キャサリン(秘密警察の連絡員・お約束通りゴルゴ13とのベッドシーンがあります。敵の殺し屋サイモンに射殺される。)



アマン警部 / 山田康雄(声)
マックス・ボアも一目を置くイラン警察の敏腕警部。妻をマックス・ボア一味にさらわれる。妻の救出には成功したが射殺された。最後に妻にゴルゴ13にマックス・ボアを殺してくれと伝えて絶命。



フラナガン秘密警察部長(今回の依頼人の親玉)右から二人目、一番奥の人。



マックス・ボア(今回のターゲット)
それから、マックス・ボアの女。
この映画では唯一日本人好みの美女でした。
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2017年11月15日

「ゴルゴ13」 (1973年実写版)(1)


ターゲット狙撃のラストシーン

 以前高倉健さんが亡くなった時に記事をアップしたのですが、今回この劇場版「ゴルゴ13」を改めてじっくり見てみました。
 「ゴルゴ13」は1973年東映の配給で公開された日本とイランの合作の劇場版。監督は佐藤純弥、原作は さいとう・たかを、脚本をさいとう・たかをとK・元美津、高久進が担当。音楽は木下忠司、製作は東映・SOCIÉTÉ ANONYME CINÉMATOGRAPHIQUE IRAN。ロケの殆どをイランで行い、日本の俳優は高倉健のみで後は外国人。映画の言語は日本語ということで外人俳優さんの声は日本の声優陣が吹き替えています。キャスティングにはテアトル・エコーと青二プロダクションという二大声優プロダクションが協力しています。


秘密警察の面々フラナガン警察部長がゴルゴを知らない人に説明をしてくれます

 某国秘密警察の捜査員が犯罪組織のボス・マックス・ボアによって消されていった。警察部長のフラナガンはマックス・ボアがイランに潜伏しているという確かな情報を得た千載一遇のチャンスにマックス・ボア暗殺をゴルゴ13にUS50万ドルで依頼する。ゴルゴ13は秘密警察のキャサリンと新婚旅行を装いテヘランへ向かった。ボアは替え玉を何にも操り素顔も知られていなかった。ゴルゴ13はボアの右腕である殺し屋ワルター探し出す。ゴルゴ13がボアを狙っているとの情報をつかみ、殺し屋サイモンらを呼び寄せる。そんな中、イランでは女性が大量に行方不明になる事件が起こっていた。ボアによる人身売買だった。妻をさらわれたイラン警察のアマン、ゴルゴ13、ボアのイスファーファン、砂漠での戦いを描く。
 高倉健の演じるゴルゴ13は非常に人間くさい。クールなところは健さんに似合うのだけれど、臆病で慎重なゴルゴ13は非常に周囲に目を配り、キョロキョロ。原作のゴルゴの神業的なところが見られない。ボアが可愛がっているペットの鳥の籠を撃ち、表に出た鳥が飼い主の肩に飛び乗ったことで、ゴルゴはボアがどの人物かを見抜くが、原作ならあそこで撃ち抜いているはず。短編、一話完結の原作を映画の尺に延ばしたことが却って冗長になっていないか。最後ヘリで追撃してくるワルターを撃ち殺し、ヘリをも撃墜するが、砂漠の只中に置き去りにされた形に。あの状況を生き抜いて、最後にはボアを仕留めるが見ていて納得のいかない結末です。
 秘密警察のキャサリンはワルターに撃ち殺され、妻を救出しようと奮闘したアマン警部も殺されてしまうが、勿論ゴルゴは仕事のためにはその二人の救出には手を出さなかった。その時のゴルゴの表情やしぐさも何か中途半端。一瞬助けそうな表情を見せるところがちょっと。。。
posted by KAZU at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編