2005年10月10日

「北斗の拳」後期主題歌

 「北斗の拳」では第83話から主題歌が新しくなっている。南斗108派の頂点を極める南斗聖拳、南斗水鳥拳、南斗白鷺拳、南斗紅鶴拳、南斗鳳凰拳の使い手が死に、ユリアの兄リュウガ、トキが死んで物語は第4部に突入する。
 オープニングは「サイレント・サバイバー」。この曲は前期の「愛をとりもどせ!!」が余りに印象が強かったということ、流れた期間が短かったこともあって記憶に残っている方が少ないのではないか。今では音楽家として俳優として活躍しているうじきつよし氏がボーカルを担当する“KODOMO BAND”の曲。作詞・作曲・編曲はいずれもうじきつよし。曲に合わせて映像の方も変更された。僕は最後のフレーズが好きだ。

 DO SURVIVE! 渇いた心が
 DO SURVIVE! 求めて泣いてる
 DO SURVIVE! 明日さえ見えずに
 終わることのない 旅路の果てで

 エンディングの方は「ドライ・ユア・ティアーズ」。同じくうじきつよし作詞・作曲・編曲、歌KODOMO BANDの曲。こちらの方はオープニングの「サイレント・サバイバー」より印象が強い。なぜなら劇中で頻繁に使用されたからだ。哀愁のこもった曲で悲しい場面、昔を懐かしむ場面等々でよく流れた。

 SUCH A LONELY NIGHT
 淋しい夜だね
 一緒にいるのに
 涙こぼれる

 次の主題歌の交代は110話「北斗の拳2」からで109話で一度しか変更されていないことになる。この程度の主題歌の変更が一番曲に馴染みやすい。今の作品は余りにも変更が多過ぎると思うのだが。

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リンクにひとつ追加です。
GB-400TTさんによる「☆アニメ・特撮★☆ジャケットコレクション」
現在60年代からの作品を中心に記事を書かれています。
充実したコレクションのジャケット写真は実に懐かしいです。
posted by KAZU at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 北斗の拳

2005年10月09日

師弟対決

 「北斗の拳」では様々な師弟対決の場面がある。師リュウケンが従わないラオウを北斗七星点心をもってその拳を封じようとしたが、病の発作が起こって逆にラオウに殺される場面も短いながらラオウと師の、この作品らしい対決だった。
 僕が覚えていて印象深い師弟の対決と言うと、不落の牢獄「カサンドラ」の門を守る二神風雷拳のライガ・フウガと二人の師風雷十極拳のフウジンとの師弟対決。
 地獄のカサンドラは拳王ラオウが様々な拳法家を捕らえておくための監獄として使われている。獄長はウイグルでケンシロウと対峙した時は眉ひとつ動かさない超強気の男だったがケンシロウの挑発に激怒して襲いかかり、あえなく墓穴にたたき込まれる。
 さてライガ・フウガはそのカサンドラの門を守る兄弟拳士。弟ミツをウイグル獄長に人質に取られケンシロウとの戦いを強要される。しかし、ケンシロウに心の中を見透かされ、彼に希望を託して門を開く。ケンシロウと戦おうとしないライガ・フウガにミツは殺される。ケンシロウがウイグル獄長を倒したことで拳王親衛隊はライガ・フウガの二人に師フウジンを送り込む。老齢ながら流石に師だけあって最初は圧倒するのだが、命を捨てて立ち向かう二神風雷拳はついに師フウジンを倒す。ケンシロウとレイがトキと出会うまでの物語の進行の間を縫っての短い対決であったが、弟を犠牲に師をも葬ったライガ・フガの勇気と決意が胸を打つシーンだった。その後二人は崩れるカサンドラで天井を支えてケンシロウ達の退路を確保し、巨石と共に果てた。二人の勇姿は忘れえない名場面。
posted by KAZU at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 北斗の拳

2005年10月08日

おまえはもう死んでいる



 「おまえはもう死んでいる」、有名なケンシロウのきめのセリフ。やはりケンシロウが最初にこの言葉を吐くシーンはファンとしては忘れることが出来ない。
 第1話で水を求めてさまようケンシロウが村の井戸に向かうところを村人達に捕らえられる。牢屋に放り込まれたケンシロウは牢屋の見張り役リンのおかげで体力を回復する。言葉を喋らないリンに秘孔を押さえて「これで喋れるようになる」と北斗神拳の極意を見せる。野党集団ジードに村が襲われ、リンは牢の鍵を投げ入れて外へ出ていく。ここからが見事。鍵で牢を開けようとするバットにかまわず、鉄格子を素手で破壊して出ていくケンシロウ。リンの頭に手をかけようとするジード。「ケーン」と叫ぶリン。ここで「アタタタタ…」との叫びと共に「北斗百裂拳」が炸裂する。リンを抱きとめたケンシロウが「おまえはもう死んでいる」。ケンシロウの声を演じるのは神谷明さん。落ち着いた低めの二枚目ボイスで、きん肉マンのごとき三枚目になることは決してなかった。
 「おまえはもう死んでいる」は時制のない日本語ではそれ程奇異ではないが、時制があるヨーロッパ言語では今生きている人間に現在の状態を伝えるのに、過去の状態を使うために相当に表現に苦労するようだ。僕の持っているのはスペイン語版北斗の拳「Estrella del Norte」。ここでは「CONSIDERA TE MUERTO」(お前は死んでいることがわからないか!) と言っている。
 ちなみに日本語の漫画は縦書きで右綴じが原則のために、右上から左下に読んでいく。欧米言語では左上から右下に読んでいくために原画を撮影して裏焼きし、吹き出しの中に英語なら英語を書き入れていく。しかし原画に文字が書き込まれていたり、どうしても不都合があったりすると修正する必要がある。ケンシロウの胸の七つの傷は逆だとおかしいので描き直しているはずだ。今ならスキャナとレタッチソフトがあれば簡単にできるのだが。
 第82話までのオープニングはクリスタルキングの歌う「愛をとりもどせ!!」。中村公晴作詞、山下三智夫作曲、山下三智夫・飛沢宏元編曲。
 YouはShock 愛で空が落ちてくる
 YouはShock 俺の胸に落ちてくる
 最初のフレーズはあまりに有名。
 エンディングは同じくクリスタルキングの歌う「ユリア…永遠に」。野元英俊・田中昌之作詞、今給黎博美作曲、今給黎博美・飛沢宏元編曲。「そうさ愛する人には 時代は流れ」からの田中さんのちょっと抑え気味の熱唱がユリアを想うと悲しく響く。
posted by KAZU at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 北斗の拳

2005年10月07日

「北斗の拳」



 もともとSF好きでアニメもそちらの方に熱が入るのだが、SF以外でのめりこんだのは、武論尊作、原哲夫作画の漫画を原作とするこのアニメ「北斗の拳」でしょうか。1984年に放映が開始され、ラオウが倒れた109話が最終話、続いて「北斗の拳2」へと引き継がれ152話でアニメは完結している。アニメはカイオウを倒したケンシロウがリンをバットに託して再び旅に出たところで終っている。漫画はさらにケンシロウの北斗神拳伝承の物語へと続いている。漫画、アニメ共に人気の作品。
 結婚して間もない頃、山のフドウが死んだ回を見て(再放送)不覚にも泣いていたところを家内に見られ、以後語り草になっている。感動のドラマの連続で何度見ても飽きることのない名作だ。DVDもレンタルできるようになり、こうして記事を書くにあたって思い出の回だけでも見直してみようかと思っている。ストーリー本や解説書も多く出ているのでストーリーに関するところは省いて、主題歌とお気に入りのキャラクター、感動の名場面を思いつくままにご紹介していきたいと思う。
posted by KAZU at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 北斗の拳