
「仮面ライダークウガ」のもう一つの魅力はグロンギ語ではないだろうか。設定上は解読不能の言語ということになっている。が、しかし実は日本語で50音を他の行に読み替えただけ。母音は変えていないので場面を見ながら何度も聞いていると音の感じで何を言っているのかわかってくる。とはいえ、よく分からないという方のために、マニアの間では完全に解読されているので解説を。ただし、これは資料の受け売りなので詳しくは「仮面ライダー・クウガマニア白書」(I-NETファンクラブ連合軍著、アートブックス本の森発行、コアラブックス発売、2001年刊)を御覧ください。他にもたくさんのファンサイト、グロンギ語サイトがあるので検索してみてください。
基本の読み替えは写真に掲げたTableのとおり。印刷用にPDFファイルを用意しました。(翻訳テーブルPDF版のダウンロードは
こちら、Adobe (Acrobat) Readerのインストールは
こちら)黄色のカタカナの部分がグロンギ語で、下が普通の日本語です。見て分かる様にグロンギ語の方が音が少ないので解読するには前後からの意味の判断が必要です。
助詞の「は」「の」「が」については「パ」「ン」「グ」を使います。長文では語順が倒置する場合もあります。一番ややこしいのが数字で9進法を使い二桁以上の言葉がないので掛け算と足し算を使って大きな数字を表わします。たとえば「72時間で567人」は「9×8時間で9×9×7人」となり「×」は「グ」を「+」は「ド」を使います。グロンギ語で書くと「バギングゲギド・シバンゼ・バギングバギングゲズン・ビン」となります。この数字だけは最後まで見ていても分かりませんでした。
これからクウガを見る方、見ようそされる方、グロンギ語解読の参考に。