2006年01月06日

「愛の戦士レインボーマン」



 アニメ版「愛の戦士レインボーマン」は1982年10月から毎日放送系列で放映されたアニメ。制作が愛企画センター、萬年社、毎日放送。実写版が、特に前半の完成度、大人好みのストーリー展開、素晴らしい出来だったのでアニメ版はもう頭から見る気がしなかった。
 7つの化身の形は実写版を踏襲、主題歌も実写版の曲をアレンジをしただけ。ただ設定はかなり違っていた。巨大ロボットが出てくるあたりが時代を象徴している。
 オープニングは「愛の戦士レインボーマン」。実写版では「行け!レインボーマン」。川内康範作詞、北原じゅん作曲、小杉仁三編曲、歌は水島裕、ロイヤル・ナイツ、ヤングフレッシュ。水島裕さんが軽めに明るく歌っている。もうそこでげんなりしてしまうのだが。
 エンディングは「あいつの名前はレインボーマン」で川内康範作詞、北原じゅん作曲、小杉仁三編曲、歌はロイヤル・ナイツとヤングフレッシュ。この曲の比較については以前にも触れたが再度書いておきましょう。

 あいつをさがせ
 あいつを殺せ

 この部分だが、実写版では「あいつをさがせ」の前は男声コーラス、「あいつをさがせ あいつを殺せ」が少年少女コーラスだった。「あいつを殺せ」と子供が歌うところに「シネシネ団」の残酷さおぞましさが浮かんでくる。それをアニメでは男声コーラスが「あいつを殺せ」と歌っている。きわめて普通、これが最大の失敗だと思うのだが。
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2005年12月29日

アマゾンの魔女イグアナ

 皆さんは塩沢ときさんというと何を思い出すでしょうか。最近では癌克服のニュース(3度も癌の手術をしているそうですが)が新しいところ。その前はやはりあの髪型でしょうね。昭和3年(1928年)生まれということで幾多の映画に出演、テレビドラマ、勿論特撮にも出演されています。「愛の戦士・レインボーマン」に登場するアマゾンの魔女イグアナ。
 「レインボーマン」は最初の予定では第25話「朝日に魔女は死んだ」でイグアナが倒された時点で放映終了(最終回)だったそうだ。ところが人気が高かったせいで、その後ちょっと質が落ちて、子供向けになってしまったものの半年延長された。後にイグアナの母・ゴッドイグアナ(曽我町子)が登場しているがイグアナの異様さにはかなわない。
 レインボーマンに手を焼いたミスターK(平田昭彦)はアマゾンの魔女イグアナとその家来6人を召請する。イグアナに用意された暗い部屋に6つの棺と祭壇が運び込まれる。どぎつく化粧して、大きく口を開いてしゃべる塩沢ときさんの怪演が光る。「レイン・ボー・マン」と言う時の独特のアクセントが妙に耳についている。棺に眠る最初の刺客フドラを呼び覚ます「フドラ!出でよ!」の呼び声もおぞましい。どんなやつが出るのか、出てくるのかわくわくしながら見た記憶がある。最後の刺客が息子のエルバンダ。お父さんが誰なのか?
 イグアナは一旦レインボーマンを追い詰めその心臓をつかみ取ろうとしたが、イグアナが命を預けた人形をミスターKが机をたたいて倒したために失敗する。最後はレンボーマンとの死闘の末倒れる。サブタイトルどおり朝日が昇る海岸で魔女は消える。
 レインボーマンの持つミスターK(白人)による日本人侮蔑・抹殺という設定が平田さんや塩沢さんの演技への意気込みとなったそうだ。塩沢ときさんの迫力ある演技は必見。ビデオも発売されていたが、DVDも発売になった。もし見る機会があるなら是非イグアナの死までを。

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2004年05月28日

アノクタラサンミャクサンボダイ

 レインボーマンファンとして最後にヨガの術と名場面の話を。
 月の化身ダッシュ1はヨガの体術を使う。初めてダッシュ1が登場するのは死ね死ね団に捕らわれた淑江を助けるためにアジトに侵入するとき。このときに「蛇変化の術」を使った。「蛇変化の術」は全身の関節をはずし、頭が通るところならどこへでも入り込む。その後、毒ガスから淑江を守るために気絶した淑江とのキスシーンがあるが、これは笑ってしまう。どう見てもプラスチックのボールとのキス。
 火の化身ダッシュ2の術は火炎の術、火のごとく疾走する。。水の化身ダッシュ3の術は放水の術。とにかく水を自由にあやつる。第1話「奇跡の聖者」は変身シーンがない。第2話「レインボーマン誕生」で先日ご紹介したように、修行中炎の化身となって襲いかかるダイバタッタに対して水の化身で応戦するのが初めての変身シーンだ待ちに待っただけに感動のシーン。タケシ自身がダッシュ2に変身するのはマカオの殺人ショーで鉄格子を焼き切る時。
 草木の化身ダッシュ4の術は「木霊たたき」「木遁の術」を使う。個人的には一番好きなのだが変身回数がきわめて少ない。
 黄金の化身ダッシュ5は空を飛ぶことが最大の能力。「遠当ての術」も使う。
 土の化身ダッシュ6は「疾風土変化の術」「地雷震の術」と「解毒の術」。この「解毒の術」はフドラの使った毒蛇の毒を解毒するために地中へ逃れたダッシュ6が土の中で使った。本来ならダッシュ1の術では?
 太陽の化身ダッシュ7が多用する術は「遠当ての術」。最初何と言っているのかわからなかった。つまり離れた敵を倒す飛び道具。ダッシュ7は顔の一部が見えているので、水谷邦久氏自らが演じることが多かったようだ。かなりご苦労された様子。
 変身物とういうよりドラマがおもしろかった。最初の頃は変身が少なかったから、余計に変身シーンが待ち遠しかった。シリーズ後半はバカバカ変身し過ぎ。

「アノクタラサンミャクサンボダイ、レインボーダッシュ4!」
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2004年05月27日

死ね死ね死ね死ね死んじまえ

 今日はレーンボーマンの主題歌の話を。
 オープニングは「レーンボーマン!」の掛け声とともにタイトル文字が燃え上がる「行けレーンボーマン」。歌詞は三番まであるが、劇中ではフルコーラスで流れることはなかった。一番と三番、または一番だけ、二番だけ。当時は録音して聞いて書き取るの繰り返しで歌を覚えた。今でも三番まで何も見ないで歌える。
 前期エンディングは「ヤマトタケシの歌」。もともと私利私欲のために修行でヨガの術を会得したが、レーンボーマンの使命に目覚め、苦しむヤマトタケシの心情を歌う。この曲で思い出すのは劇中、水谷邦久さん演じるヤマトタケシ自らがこの歌を歌ったこと。ファンには有名な事実。最初聞いたときは驚いた。
 後期エンディング「あいつの名前はレーンボーマン」は死ね死ね団の側からレーンボーマンを歌った曲。アニメ版でもエンディングになっているが、曲の雰囲気が全然違う。この曲混声と少年少女声で構成されるが、圧巻は「あいつをさがせ、あいつを殺せ」と少年少女声(ヤングフレッシュ)で歌っているところ。誰が聞いても「ギョッ!」とする。子供の声での「あいつを殺せ」は死ね死ね団のおぞましさ、残酷さをかもしだす。アニメ版では「あいつを殺せ」も混声になっていて曲の感じがまるつぶれだ。
 それから「死ね死ね団のテーマ」。これは前回ご紹介した。最後「死ね死ね死ね」「死ね死ね死ね」「死ね死ね死ね」「死ね死ね死ね」と「死ね」を繰り返す。テレビの音声を聞きながら書き取るのに手首が痛かった(笑)。
 以前はこの4曲をフルコーラスで聞くことのできるCDは一枚だけだったと思う。今では若干増えていて、入手可能。「死ね死ね団のテーマ」のフルコーラスの音源がないので欲しいのだが、収録曲のほとんどをもっているので買う決心がつかない。

レインボーマンミュージックファイル
posted by KAZU at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | レインボーマン

2004年05月26日

愛の戦士レインボーマン

 「愛の戦士レインボーマン」(実写版) は1972年の作品。後に同じタイトル、同じ主題歌を使ってアニメ化されるが、それとは一線を画す作品である。このドラマにはミスターKに平田昭彦、アマゾンの魔女イグアナに塩沢とき、ゴッドイグアナに曽我町子、タケシの父親に小泉博が出演している。放映当時、ミスターKはサングラスに口髭と顔がわからないがテロップからウルトラマンの岩本博士であることは知っていた。小泉博氏は「クイズグランプリ」の司会以外映画もテレビも余り出ていなかった。曽我町子氏は子供向け番組で妖女・鬼女を演じれば最高、以後も様々な番組に出演して悪役悪女を演じておられる。塩沢とき氏は後年のあの巨大ヘアスタイルで有名だが、その時は知らなかった。このベテラン俳優陣が力を入れて演じたという。その理由を僕が書くと受け売りになってしまいますので、興味ある方はぜひ Vap発売のCD「愛の戦士レインボーマン・ミュージック・ファイル」(VPCD-81178) をお求めになり、その解説をお読みいただきたいと思う。
 ヤマトタケシは妹の足を治すためにインドの山奥でダイバ・ダッタ老人の指導を受け修行する。火の化身と化して攻めるダイバ・ダッタに水の化身となって応戦する変身を会得する場面は名場面。変身ものとしては異色で全く変身しない回もあった。特に第25話「朝日に魔女は消えた」でアマゾンの魔女イグアナが倒れるまでは、非常に暗いイメージだが格調高いストーリー。以後は少々お子さま向けになっている。
 日本と日本人を標的にする死ね死ね団との戦いがメインのストーリー。「死ね死ね団のテーマ」にある歌詞、「黄色いブタめをやっつけろ」「黄色い日本ぶっつぶせ」は当時はどういう意味があるのかわからなかった。これが上に書いた俳優陣が力を入れた理由でもある。
 もうひとつはタケシ (水谷邦久) と淑江 (伊藤めぐみ) のエピソード。戦いの中にあって二人のデートの時、淑江がタケシのために弁当を作るとき、とてもやさしい音楽が流れる。単独で聞いてもやさしい気分になる。僕はレーンボーマンの大ファンでテープレコーダーをテレビにつないで、ここといった場面は録音した。上のCDはレーンボーマンファンなら是非とも持つべきCD。ここに収録されているので聞いてください。
 レーンボーマングッズは山ほど持っていたが、大学卒業時に処分してしまった。馬鹿なことをしてしまった。
posted by KAZU at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | レインボーマン