
平成ウルトラセブン「“EVOLUTION”5部作」でEPISODE:3「ネバーランド」とEPISODE:5「アカシックレコード」に登場する異星人。この「“EVOLUTION”5部作」で起こる事件を陰からあやつる首謀者である。
量子通信システム観測所の職員・タシロとして地球に潜入しており、定点観測者と同様“人類進化の傍観者”だとカザモリには言っていた。最初はセブンとは敵対する態度は取らずに、傍観者に徹するような態度を見せていた。裏でアカシックレコードを「植物系生命体は進化の袋小路に陥った人類を滅ぼして地球を統治する」という内容に書き替えていた。要するに地球侵略者だったわけだが…。
EPISODE:5の冒頭でセブンのアイスラッガーかわす実力を見せてカッコイイと思ったのに、最後には巨大化して自身の操る怪獣ガイモスとともに戦いに出たのはさすがに驚いた。何で今更巨大化するんだ…。この点だけが惜しまれる。
セブンのワイドショットで倒れた後、アカシックレコードは「人類と植物系生命体は平和に共存していく」という内容に戻る。物語はここでハッピーエンドで幕を閉じることになるが、平成ウルトラセブンは新たな可能性を暗示して終わっている。
なぜ突然ガルト星人なのかというと、たまたま調べ物で関智一さんのことを調べていてふと思い出した次第。ガルト星人の声は関さんが演じているが、人間態であるタシロを関さん自身が演じている。