2019年03月28日

「デスノート the Last name」(1)



 「デスノート the Last name」は2006年11月に公開されたSF映画作品。「デスノート」(実写版)の後編。原作は大場つぐみ、作画:小畑健の漫画作品「DEATH NOTE」。監督は金子修介、脚本は大石哲也、金子修介、音楽は川井憲次、制作は日活撮影所、企画は日本テレビ放送網、製作は「DEATH NOTE」FILM PARTNERS(日本テレビ放送網、札幌テレビ放送、讀賣テレビ放送、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送、宮城テレビ放送、集英社、ホリプロ、バップ、コナミデジタルエンタテインメント、松竹、日活)。140分

★ストーリー
 前編である「デスノート」の続編、後編である。原作の第一部の後半と第二部の終盤を織り混ぜて、キラとLの対決を描く。原作では第一部では月がLに勝利するのに、全く残念。
 死神デュラスのデスノートを死神レムから与えられた弥海砂は、家族を惨殺した犯人をキラが殺して仇を取ってくれたことでキラを狂信、第二のキラの名で犯罪者を殺していく。現れる。海砂は、自らの寿命の半分と引き換えに、顔を見るだけで相手の名前と寿命が見える死神の目を得て、自身を「第2のキラ」と称してキラを否定する者を消し去っていく。さくらTVにキラへのメッセージを送りつけ、生放送中のキラの批判者を見せしめに殺す。しかし、月とは異なりタレントの海砂では思慮が足らず、ほどなく身柄を確保されてしまう。レムは海砂にデスノートの所有権を放棄させ、月に海砂の解放を依頼する。月は長大な作戦を実行、一旦自身もデスノートの所有を放棄し、第三のキラ・高田清美を消してデスノートの所有権を取り戻す。ここまでは月の完全勝利。
 原作の第一部では死神レムを利用した月がLを葬るのに成功して終わるが、本作では第二部の結末であるNの大どんでん返しをLが行うことで物語に終止符を打っている。この部分は原作と構想は似ていても全く異なるストーリーになっている。海砂を解放することに成功はしたものの、その後になぜあの思慮深い月がと思ってしまう。Lが海砂への監視を止めるわけがない。
 本作の見どころは、最後の大どんでん返し。この部分だけは原作と大きく異なる。デスノートのルール、「名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くと、その通りになる」「死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる」「死因を書くと更に6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる」「日時を指定した上で操って殺せるのは23日以内」。そして「2冊以上のデスノートに同じ人間の名前が書かれた場合、一番先に書かれたものが優先される。」。アニメでは余り話題にされなかった最後のルールが巧みに利用されている。。Lは最後のルールを利用して自分の名前と死亡日時を書いておき、後からレムが名前を書いても40秒後には死なない状況にあった。
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2019年03月27日

「デスノート」(実写版)(2)



★キャラクター&キャスト
 当然のことながら、アニメの時に書いたキャラクターと被りますが、実写版に特有のことがらを中心に。

〇夜神月(やがみらいと)=キラ / 藤原竜也
 本作の主人公。警察庁入庁をめざす頭脳明晰な大学生。「デスノート」を拾って凶悪犯罪者を葬り、理想の社会を実現させようとする。

〇秋野詩織 / 香椎由宇
 本作のヒロイン。月の幼馴染で恋人、同じ大学に通う女子大生。随所にキラの行動を月の前で批判している。月にデスノートに名前をかかれ、南空ナオミに銃撃される形で死亡する。

〇弥海砂(あまねみさ)/ 戸田恵梨香
 後編である「デスノート the Last name」のヒロイン。雑誌モデルでタレント。
ティーン誌のモデルであり、タレント。本作では出番はわずかだが、最後の場面で後編につながるブリッジ的な場面を演出している。

〇夜神総一郎 / 鹿賀丈史
 月の父、警視庁刑事部部長鹿賀丈史さんらしい、自信と威厳に満ちた演技は本作ではピカイチでしょう。

〇佐伯警察庁長官 / 津川雅彦
 警察庁長官。キラ捜査本部を開き、夜神総一郎を本部長に据える。ほんのわずかしか登場しないが、さすが存在感は大きいです。

〇模木完造 / 清水伸
 キラ捜査本部の刑事。

〇松田桃太 / 青山草太
 キラ捜査本部の刑事。

〇相沢周市 / 奥田達士
 キラ捜査本部の刑事。

〇佐波 / 小松みゆき



 キラ捜査本部の刑事、紅一点。原作には登場しない実写版のオリジナルキャラクター。本作では余り目立った活躍はない。見どころは後編に用意されている。小松みゆきさん、「ガメラ」や「ゴジラ」の特撮映画にもちょくちょく出ていますが、本作ではキラ捜査本部のメンバーとしてレギュラー的存在。

〇L / 松山ケンイチ
 数々の難事件を解決してきた世界的名探偵。初期から月をキラであると確信しており追い詰めていく。捜査本部では「竜崎」と名乗っている。原作のイメージを色濃く投影した“L”を好演して一躍有名になりました。

〇ワタリ / 藤村俊二
 Lに連絡をとることができる唯一の人物。先に見たアニメの印象が強いので小柄でかよわそうに見えるが、藤村俊二さんの演技はピタッとはまっています。

〇リューク / 中村獅童(声)
 月が拾ったデスノートの持ち主である死神。人間・月が起こす行動を傍観して楽しんでいる。声を演じるのは

〇レム / 池畑慎之介
 弥海砂にデュラスのデスノートを与えた死神。

〇レイ・イワマツ / 細川茂樹
 FBI捜査官。南空ナオミの同僚、婚約者。Lの依頼で日本警察関係者とその家族の身辺を探るために日本に来たFBI捜査官。月に尾行を発見され、デスノートを操って接近した月に名前を知られてしまう。FBI捜査官の同時大量殺人に利用され、自身も殺される。

〇南空ナオミ / 瀬戸朝香
 元は優秀なFBI捜査官のひとり。レイ・イワマツの婚約者。捜査にはかかわらなかったが、レイの書類などを盗み見しており、レイの死後、月に接近する。アニメとは人物像が激しく異なり、月をキラであると確信して挑発的。しかし、レイの死亡現場で月が目撃、また「レイの婚約者」であると伝えており、月は本名を予め調べてデスノートに書いていた。月を撃つつもりで発射した銃弾で秋野詩織を射殺、その直後に拳銃自殺した。
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2019年03月26日

「デスノート」(実写版)(1)



 「デスノート」(実写版)は2006年6月に公開されたSF映画作品。原作は大場つぐみ、作画:小畑健の漫画作品「DEATH NOTE」。監督は金子修介、脚本は大石哲也、音楽は川井憲次、制作は日活撮影所、企画は日本テレビ、製作は「DEATH NOTE」FILM PARTNERS(日本テレビ放送網、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送、集英社、ホリプロ、讀賣テレビ放送、バップ、コナミデジタルエンタテインメント、松竹、日活)、配給はワーナー・ブラザース映画。126分

★ストーリー
 警察庁をめざす大学生・夜神月(やがみらいと)は名前を書かれた人間が死ぬ死神のノート「デスノート」を拾う。法で裁ききれない犯罪者、法律の限界に矛盾と憤りを感じていた月はノートに犯罪者、容疑者の名前を次々書いて葬っていく。犯罪者のいない理想の世界を築く救世主「キラ」として世間は彼を賞賛し、神と崇拝する者も出てくる。そんな中警察はキラを連続殺人犯として捜査を始める。この難事件を解決するために世界的な名探偵Lを招聘する。事件を分析し、キラを追い詰めていくLと月の頭脳戦が展開されていく。
 ストーリーは原作の第一部を踏襲しつつ設定は各所に変更を加えて進んでいく。月がFBI捜査官の大量殺人を完了し、南空ナオミを始末したところで物語を一旦閉じている。
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2019年03月25日

「寄生獣」/「寄生獣 完結編」(4)



 アニメと細部に渡って比較するのは異なる作品なので控えたいとは思うものの、やはり触れずにはおられないかな、といことで一言。
〇アニメ版が先行したということで原作を読んでいない僕にとってはアニメのイメージで固まってしまっていて、ミギーの声にはやはり違和感が。これは仕方がないですね。漫画が原作、どんな声を発するかは作り手によります。アニメ版の平野綾ちゃんが余りに名演過ぎました。
〇パラサイトの幼生が天から降ってくるか、海のそこから浮かんでくるか。起源を問われるとやはり海からというのは科学的な説明がつきそうです。空から降ってきたら一体なんだ?ということになりますから。
〇やはり実写になると何であれリアル。殊にグロの部分になると圧倒的なリアル感がありますね。アメリカのホラー映画ならもっとグロく描いているかもしれませんが、さすがに見ていて鳥肌が立つようなところまでは行ってません。島田が切り刻んだのは7名、美術部の女子ばかりでしたが、割とあっさりとしていて、アニメの屈指の名エピソード「発狂した宇宙」に遠く及びません。
〇ストーリー展開が軽快で無駄がありません。省略気味になるのは劇場版の常ですから仕方がありません。加奈やジョーが登場しません。その分ストーリーが完結で、回り道がありません。ここはこの作品の一番の良いところかなと。
○最後にちょっと気になったことを。「寄生獣」のキャッチコピーは「日常は、ある日とつぜん、食べられた。」。「完結編」のは「君は、まだ、人間ですか?」「愛する人を、守れますか?」「なぜ、生まれてきたのだろう。」。うーん、何か違っているように思うのですが?
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2019年03月24日

「寄生獣」/「寄生獣 完結編」(3)



★キャラクター&キャスト
 キャラクター&キャストのつづき。
 登場する魅力的なキャラクターは圧倒的にパラサイト。実写版ならではの演技の微妙な表情が興味深い。無表情から人の表情を真似るという人ならざる物を演じるのは難しいでしょうね。田宮良子の高笑いが何とも言えない。

〇田宮良子(たみやりょうこ)/ 深津絵里
 新一の高校に教師として赴任してきたパラサイト。高い知能を持ち、人類にまぎれて共存することをめざす。ネットワークに所属してパラサイト社会を構築する。戦闘能力においても他のパラサイトとは一線を画する。原作とは異なり学校を去った後も姿・名前は変えていない。本作のキーキャラクター、深津絵里さん見事な演技です。

〇島田秀雄(しまだひでお)/ 東出昌大
 田宮良子と同様ネットワークに所属するパラサイト。新一の学校に転入してくる。裕子に髪の毛を抜かれて正体が露顕し、除光剤を投げつけられ体内に巻き込んだためにコントロールを失い、その場にいた美術部員を切り刻んでいく。田村良子に火炎瓶を投げられ、警察官に銃撃された後、屋上に上がったところを隣のビルから新一とミギーによって射出された金属棒に心臓を射抜かれて死亡する。

〇三木(みき)/ ピエール瀧
 後藤の右腕であるパラサイト。頭としての統率力が低いため暴力団事務所襲撃時には刃物で三カ所の傷を負い、ミギーには頭を切り落とされる。新一は心臓に止めを刺そうとするが、通行人が近付いたためにその場を離れてしまう。既に5体で一人であることが分かっていたのにミギーの初歩的なミスだ。

〇後藤(ごとう)/ 浅野忠信
 田宮良子が実験で作り出した5体のパラサイトをひとつの体で共有する最強のパラサイト。新一に放射性物質に汚染された金属片を刺され、暴走した手足と共に吹き飛ぶ。最後は新一によって焼却炉の中に放り込まれて死亡する。

〇草野(くさの)/ 岩井秀人
 ネットワークに所属するパラサイト。広川の側近。田宮良子には批判的で、広川の指示で仲間2人と共に田宮良子を殺害しようとするが一撃で倒される。

A(エー)/ 池内万作、余貴美子
 ネットワークに所属するパラサイト。田宮良子の紹介で島田と共に新一に会う。警察官として生活している。田宮良子の子の父親。後に新一とミギーに倒されるが、瀕死の状態の折に近寄ってきた新一の母親殺害して乗り換え生き延びる。最後は新一に頭を切断されて死亡する。

〇倉森(くらもり)/ 大森南朋
 田村良子に雇われ新一の身辺を探るフリーライター。娘と二人暮らしで妻とは死別。田村良子に恋愛感情を抱いていたが、新一に正体を教えられて逆上。田村の子供を拉致して動物園に呼び出す。衆人環視の中で田村良子に殺される。

〇広川剛志(ひろかわたけし)/ 北村一輝
 パラサイトのネットワークに協力する政治家。市長に当選し、パラサイトを組み込んだ組織作りを行う。警察の特殊部隊に囲まれて演説をぶつ。さすがに実写版、ここの臨場感はアニメを大きく上回る。「人間こそ地球環境を汚染する「寄生獣」だ」とタイトルの意味を述べるところは圧巻。

〇浦上(うらがみ)/ 新井浩文
 猟奇的かつ快楽的な殺人犯。パラサイトと人間を見分ける超能力を持つ。その能力から山岸に「移動式スキャナー」としてパラサイト殲滅作戦に駆り出される。広川が射殺される場面まで居合わせたが、後藤の出現で逃亡したと見られる。新一とはマジックミラーをはさんで対峙しているが、新一にとっては最後の場面まで面識がなかった。
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2019年03月23日

「寄生獣」/「寄生獣 完結編」(2)



★キャラクター&キャスト
 まずは人間側のメインキャラクターから。

〇泉新一(いずみしんいち)/ 染谷将太
 本作の主人公。母と二人暮らし。高校生で美術部員、リンゴ使いでアップル社の機器を愛用。たまたまiPhoneで音楽を聞いていてイヤホンが耳にささっていたので、ミギーは耳から侵入できなかった。母を殺され、母を乗っ取ったパラサイトAに心臓を破壊されるが、ミギーによって再生。ミギーの細胞が体内に拡散したことで超人的な身体能力を得る。パラサイトAを倒した後は、パラサイトを見つけては殺していく。

〇ミギー / 阿部サダヲ(声)
 新一の右手に寄生したパラサイト。好奇心旺盛で学習能力に長け、パソコンの操作や車の運転もできる。最後は新一が後藤を倒す時に浴びた放射線を体内から治癒し細胞を消費しすぎて形態を維持できなくなったため、長期の眠りに着く。

〇村野 里美(むらのさとみ)/ 橋本愛
 本作のヒロイン。高校生で新一の幼馴染、美術部員。島田に襲われた際に新一とミギーの姿を目撃、本作では人間の側でミギーの存在を初めて知る人物となっている。終盤はミギーの存在を知っているが故の所作が見られる。

〇泉信子(いずみのぶこ)/ 余貴美子
 新一の母親。ドラッグストアの薬剤師。夫とは死別している。新一とミギーに倒された瀕死のAに近寄り、体を乗っ取られる。Aは顔を変えず信子の姿のままで生活していた。

〇裕子(ゆうこ)/ 山谷花純
 新一や里美の友人・同級生で美術部員。島田の髪の毛を引き抜いて正体を露見させてしまう。島田によって胴体を切断されて死亡。

〇平間(ひらま)/ 國村隼
 パラサイト事件を追う関西弁を使う刑事。初期の段階から事件を捜査する。中華料理店での事件で裏口に残っていた新一の指紋とAが刺し殺されたパイプの指紋が一致したころから新一に迫ってくる。最後は市役所前で後藤を銃撃、後藤が打ち返した弾を浴びて死亡する。

〇山岸(やまぎし)/ 豊原功補
 警察の特殊急襲部隊の中隊長。市役所でのパラサイト殲滅作戦を指揮、自らも先陣を切って突入するが、後藤によって首を切断される。後藤との戦いは描かれていない。

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2019年03月22日

「寄生獣」/「寄生獣 完結編」(1)



 「寄生獣」は2014年11月に公開、「寄生獣 完結編」は2015年4月に公開された劇場版SF作品。「寄生獣」が前編、「寄生獣 完結編」が後編となる二部作。原作は岩明均による漫画作品。監督は山崎貴、脚本に古沢良太、山崎貴、音楽に佐藤直紀、制作はROBOT、制作協力 - 東宝映画、阿部秀司事務所、製作は映画「寄生獣」製作委員会(東宝、日本テレビ放送網、講談社、電通、讀賣テレビ放送、バップ、ROBOT、白組、阿部秀司事務所、日本出版販売、KDDI、GYAO、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)、配給は東宝。放映時間は「寄生獣」が110分、「寄生獣 完結編」が118分。
 作品中はVFXが駆使され、特に人の顔が変化してパラサイトの形態になる部分はこの手の作品では一番実写に向いていないところだが、見事なまでの実写合成となっている。また撮影ロケ地が凝っていて、それぞれの場面にドンピシャの雰囲気。殊に新一の母親を乗っ取ったAと新一との最後の対決の場面は現実感のあふれた場所。全く人のいない山奥とかではなくて河川敷の鉄道鉄橋の下。あるある感が満載だ。

★ストーリー
 深海から浮上した卵から孵化した未知の生物・パラサイトの幼生はコンテナに入り込み日本各地に運ばれていく。幼生は人の耳から侵入して脳を奪い、人食いの生物へと変わっていく。東福山市の西稜館高等学校の生徒・新一の腕から侵入した幼生は新一が存在に気付いてしまったためコードで腕を縛り脳への侵入を防いだため、腕を侵食して成熟してしまう。人の脳がそのまま生き残り、新一の腕に寄生したパラサイト・ミギーとの共生生活が始まる。新一はパラサイトが起こす事件を契機にして、パラサイトと人(警察)との両方から狙われつつ戦いの中に身をおくことになる。
 原作を読んだわけではないので詳細は分からないが、原作にはかなり忠実とされたアニメ版と比べると、テーマを絞って、それに合った設定がなされている。またテーマを描くためにエピソードをぎりぎりまで割愛しており、なかなか上手くまとめられていて感心した。それでも前後編併せて3時間半を超す超大作になっている。
posted by KAZU at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮