2022年02月16日

「大怪獣のあとしまつ」を見てきました



 “日本映画史に残る衝撃の空想特撮エンターテイメント”と冠する限りなくSF作品に近いギャグ作品。
 関東に現われた大怪獣に自衛隊の通常兵器は全く歯が立たない。ところが突如現われた光に包まれて怪獣は絶命。この映画には大怪獣が生きている時の映像はありません。一級河川の上に横たわる死体から、映画はスタートを切ります。
 この死体の後始末をどうするのか。一級河川の上だから建設省?怪獣攻撃に多大なお金を使ったから防衛省が責任を取る?観光資源として死体を「希望」と名付けて画策する政府。一方で腐敗爆発の危険を含む巨大な死体。腐敗ガスの臭いを「銀杏の臭い」と表現する滑稽さ。ガスに含まれる謎の菌糸。豪華俳優陣がシリアス組とパフォーマンス組に分かれて演じる大エンターテイメントです。
 現在公開中なのでレビューは控えますね。
 個人的にオダギリジョーさんがよかったです。“五代くん”のさわやか青年の雰囲気は微塵もありません。もっとも「仮面ライダークウガ」から20年以上が経って、オダギリジさんも40代ですからね。


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2021年12月26日

バットマン(テレビシリーズ)【4】

★主題歌
「バットマンのテーマ」(Batman Theme)



 50秒程の短いオープニング。映像はアニメーションになっている。歌詞は「バットマン、バットマン、バットマン」と「バットマン」のみを繰り返す。作曲はNeal Hefti。オリジナルではエンディングも同じ。エンディング映像にはクレジットが付く。本放送時にはエンディングには日本語バージョンが流れたそうだが、全く記憶にない。

※「バットマン」
作詞 / 水谷じゅん
編曲 / 服部克久
演奏 / ジャッキー吉川とブルーコメッツ
歌 / ジャニーズ


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2021年12月25日

バットマン(テレビシリーズ)【3】

★キャラクター&キャスト
 昨日のつづき。敵役を。

〇ナゾラー(オリジナルではリドラー)/ Frank Gorshin (1st season)、John Astin (2nd seson) / 熊倉一雄、近石真介



〇ペンギン / Burgess Meredith / 大塚周夫



〇ジョーカー / Cesar Romero / 滝口順平、大木民夫



〇アイスマン / George Sanders (1st season)、Otto Preminger, Eli Wallach (2nd season) / 中村正

〇ミス・キャット(オリジナルではキャット・ウーマン)/ Julie Newmar / 来宮良子



〇いかれシャッポ / David Wayne / 大平透

〇ナレーション / William Dozier (uncredited) / 青野武、ロイ・ジェームス
 本編の最後でオリジナルでは「明日、同じ時間、同じチャンネルで」のところ吹き替えでは「来週もバットタイム・バットチャンネルで」としている。

〇リンゼート市長 / バイロン・キース / 小林清志

〇本虫 / ロディ・マクドウォール / 山田康雄

〇ママ・パーカー / シェリー・ウィンタース / 寺島信子

〇ハリエットおばさん / エステル・ウィンウッド / 黒柳徹子

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2021年12月24日

バットマン(テレビシリーズ)【2】

★キャラクター&キャスト
 フジテレビの本放送における吹き替えキャストを見ると、名声優さんの名前が連なってます。年代的に鬼籍に入られた方が大半ですけれど。(キャラクター/演者/声優の順)



〇ブルース・ウェイン=バットマン / Adam West / 広川太一郎
 ゴッサム・シティの資産家。両親を目前にて強盗に殺されている。執事のアルフレッドに育てられる。表は慈善家、裏ではバットマンとして悪と戦い、両親の復讐を果たさんとする。というのが設定ですが、本作では余りハードな生い立ちは前面に出て来ない。

〇ディック・グレイソン=ロビン / Burt Ward / 太田博之
 第1話から登場している。バットマンの良き相棒、天才少年。

〇アルフレッド / Alan Napier / 八奈見乗児



 ウェインの執事、非常に丁寧な口調で喋り、彼を補佐する。バットマンの正体を知る少ない人物の一人。

〇ゴードン警視総監 / Neil Hamilton / 千葉順二



 バットマンの正体は知らないが、赤いホットライン(バット電話)でバットマンに事件解決を依頼する。

〇オハラ署長 / Stafford Repp / 雨森雅司

〇クーパー叔母さん / Madge Blake / 京つや子



〇マーシャ / Carolyn Jones / 池田昌子
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2021年12月23日

バットマン(テレビシリーズ)【1】



 米国の人気コミック「バットマン」は1940年にコミックが発刊されてから今日まで続いているそうだが、その間何度も映画化されている。1989年にマイケル・キートンが主演した「バットマン」が僕にはバットマンとの再会の感があって印象深い。この映画もそうだが、その後の作品はかなりハードな内容のものが多い。
 “再会”と書いたけれど、僕が小学生の時にテレビで放映されたテレビシリーズで初めてバットマンに出会った。このシリーズが日本で身近になった作品だと思う。かなりコメディタッチな作品でバットマンやロビンがスカタンをやって簡単に罠にはまったり、捕まったりとピンチになるが最後は秘密兵器で逆転してしまう。バットマンカー(バットモービルモービル)が原子エンジンを点火してバット洞窟から発進していく場面はわくわくした。当時、毎月講読していた「少年画報」にもマンガが掲載されていた。



 アメリカで1966年1月から約2年間放映され、日本では、1966年の6月からフジテレビで放映されている。この本放送はセカンドシーズンの途中、88話で打ち切られているそうだ。そういえば、最終回という感じのものを見た記憶がない。もっとも第1話も、みんなバットマンは周知のヒーロー、みたいなスタンスで始まっている。後に東京12チャンネルで再放送と追加放送がされている。


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2021年11月05日

「惑星大戦争」(3)

★キャラクター&キャスト
 昨日のつづきを。


操舵手のお二人は登場場面が多かった。右が正、左が副。

〇轟天操舵手 / 山本亘
〇轟天副操舵手 / 直木悠
〇轟天管制員 / 早田文次
〇轟天通信士 / 竹村洋介
〇轟天管制員 / 川端真二
〇轟天管制員 / 吉田耕一
〇轟天通信士 / 吉宮慎一
〇轟天砲術班長・石山 / 森田川利一
〇轟天レーダー係 / 瀬戸山功

◎空挺部隊
 三好を隊長に大魔艦に突入したが、3名とも戦死した。


滝川邸での冬木の活躍で滝川拉致を阻止した。

〇冬木和夫 / 宮内洋
〇日下鉄夫 / 兼松隆
〇湊吾郎 / 菊地太

◎航空隊
 室井を体長に空挺隊を空から援護したが、室井以外は空中戦で落とされ戦死した。
〇パイロット / 村嶋修
〇パイロット / 大谷進
〇パイロット / 江藤純一

〇国連宇宙局日本支部の研究員 / 橋本功
〇国連宇宙局日本支部の研究員 / 遠藤剛


〇銀河帝国司令官ヘル / 睦五郎



 ヘルクレス座メシエ13球状星団にある恒星ヨミの第三惑星から来た異星人。年老いた母星に代わる新しい星を求めて、大魔艦を操り地球を侵略しようとする。地球人と良くにた風貌だが皮膚は緑色。装束や艦はローマ帝国風である。



〇獣人 / マンモス・鈴木



 ヘルが連れてきた毛むくじゃらの獣人。ヘルの命令に従いジュンを捕縛、三好を殺そうとする。三好の投げた電磁ナイフによって絶命する。演じたのはプロレスラーのマンモス・鈴木。目以外は露出していないが、斧を振るって戦う姿は悪役プロレスラーそのもの。




〇シュミット博士 / ウィリアム・ロス(声:阪脩)



 米国国連宇宙局の科学者。何者かに殺害される。敵が成り代わって滝川から「轟天」の秘密を奪おうとするが、三好らに阻止される。

〇三笠忠 / 新克利
 地球の衛星軌道を回る宇宙ステーション「テラ」のクルー。大魔艦の攻撃によりステーションは爆破される。漂流していたスターションの一部から遺体は「轟天」に回収されるも、敵が遺体に化けておりジュンが拉致されることに。

※今回は調べても分からないことが多々あり、Wikipediaから又引きしている情報があります。誤っていたらご指摘ください。
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2021年11月04日

「惑星大戦争」(2)

★キャラクター&キャスト
〇滝川正人 / 池部良



 元国連宇宙局宇宙防衛軍大佐。「轟天」の建造中に必要がなくなったと中止して退役していた。地球侵略の魔の手が自分自身に伸びたことを機に、三好の説得により「轟天」の建造を再開し艦長に就任する。偶然見つけたとてつもない破壊力を持つエーテル爆弾の製造法が、自分が愛する宇宙を破壊することになるからという理由だった。最後はエーテル爆弾と共に大魔艦に突貫して殉職する。



〇三好孝次 / 森田健作(松竹)
 本作の主人公。国連宇宙局のメンバー。滝川説得のため日本に帰還。「轟天」のクルーとなる。当時人気の松竹俳優の森田健作を起用、お正月映画ならでは。

〇滝川ジュン / 浅野ゆう子
 本作のヒロイン。国連宇宙局のメンバーで滝川正人の娘。「轟天」のクルーとなるが、金星への航行中、宇宙ステーション「テラ」の三笠の遺体に化けた敵兵により拉致される。これまた特撮としては異色の女優さんの起用。

〇室井礼介 / 沖雅也
 パイロット教官。滝川ジュンの婚約者。作戦完了後の帰還途中に大魔艦の艦砲射撃で帰らぬ人となった。沖雅也さんの演技は不敵な笑みを浮かべて無駄にカッコイイ。

〇ジミー / デビット・ペーレン(声:池水通洋)
 国連宇宙局アメリカ支部のメンバーでパイロット。轟天のクルーでニューヨークからやってきた。日本到着の直前に両親、弟、妹の死亡の報せが届く。金星での作戦中に円盤の砲撃で墜落するが、引き換えに岩盤を爆破して敵艦のバリアを消滅させた。



キリヤマ隊長とイワモト博士。大滝秀治さんは結構SF映画の出演が多いです。

〇大石国防軍司令 / 平田昭彦
〇国防軍幕僚 / 中山昭二
〇松沢博士 / 大滝秀治
 国連宇宙局日本支部の支部長を務める。
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