2022年05月27日

「大怪獣のあとしまつ」(2)

★キャラクター&キャスト
 よくもまあ、この作品に…と思うほどに豪華キャスト。



〇帯刀アラタ / 山田涼介
 特務隊一等特尉。数年前、謎の光をバイクで追っている中で行方不明になり、2年後戻ってきた。その経緯は誰も知らない。

〇雨音ユキノ / 土屋太鳳
 環境大臣秘書官。元特務隊の隊員であり、アラタの元恋人。夫は総理秘書官の正彦。

〇雨音正彦 / 濱田岳
 総理秘書官。元特務隊の隊員。

〇ブルース=青島涼 / オダギリジョー
 元特務隊隊員、爆破のプロ。ダムの破壊のため、アラタがその腕を見込んで依頼する。ダムの爆破には成功したが、意識不明の重体となる。

〇西大立目完 / 西田敏行
 内閣総理大臣。ふざけたセリフが多いがそれでも政府閣僚の中では一番まとも。



〇敷島征一郎 / 眞間秀和
 特務隊隊長。

〇椚山猫 / SUMIRE
 特務隊隊員、スナイパー。盗撮を狙うドローンを撃ち落とす場面で登場。凄腕の持ち主。後半ではアラタの命令で飛んできたロケット弾を撃ち落としている。

〇ユキノの母親 / 銀粉蝶

〇蓮佛紗ゆり / ふせえり
 環境大臣。ヒーロー、ヒロインに絡む重要な役所。閣僚として死体視察をいち早く行う行動派。死体に上って中継。現実なら余りに危険な行為だが、転落して頭から死体に突き刺さるというギャグを見せる。

〇杉原公人 / 六角精児
 官房長官。怪獣の呼称を「希望」と定め、会見で「名称は“希望”であります」を発表。平成おじさん・小渕恵三さんのパロディだが、ちょっと古くないか。

〇竹中学 / 矢柴俊博
 文部科学大臣。

〇道尾創 / 笠兼三
 国土交通大臣。ネーミングからふざけたヤツも多いが、この人が一番分かりやすいか、“みちお つくる”。

〇甘栗ゆう子 / MEGUMI
 厚生労働大臣。

〇五百蔵睦道 / 岩松了
 国防大臣。

〇中垣内渡 / 嶋田久作
 外務大臣。怪人・嶋田久作さんらしい不気味な雰囲気を持つ外務大臣。

〇財前二郎 / 笹野高史
 財務大臣。

〇中島隼 / 田中要次
 国防軍統合幕僚長。

〇真砂千 / 菊地凛子
 国防軍大佐。国防軍からの命令で死体調査に入ったが頭から腐敗物を浴びるハメに。

〇武庫川電気 / 染谷将太
 動画クリエイター。大怪獣の死体の撮影を執拗に狙う。避難命令を無視して現場に近づき、腐敗物を浴びる。救出されたが全身にキノコが生える。

〇八見雲登 / 松重豊
 町工場の社長。アラタに腐敗ガスを上空に巻き上げる方法を提案した。
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2022年05月26日

「大怪獣のあとしまつ」(1)



 「大怪獣のあとしまつ」は2022年2月に松竹&東映から公開された“日本映画史に残る衝撃の空想特撮エンターテイメント”と冠する限りなくSF作品に近いギャグ作品。監督・脚本は三木聡、製作は須藤泰司・古久保宏子・中居雄太・山尾海彦、製作総指揮は吉田繁暁・木村光仁、音楽は上野耕路、撮影は高田陽幸、編集は富永孝、制作は東映東京撮影所、製作は「大怪獣のあとしまつ」製作委員会、上映時間115分。
 通常怪獣が登場する特撮作品では倒された怪獣の死体については描かれない。近年の怪獣映画では過去の作品で倒された怪獣の屍を利用したりする作品は存在しており、メカゴジラ、キングギドラ、などは屍から復活している。しかしそれらは海の底深くに沈んでいたり、既に骨格だけになっていたりと、単純に動物の死体としては扱っていない。かなり前のことになるが「ウルトラマン」(1967年)第29話「地底への挑戦」で科学特捜隊とウルトラマンに倒された黄金怪獣ゴルドンの死体から金が回収されて被害のあった地元に還元されたという話がナレーションにより語られる。「黄金怪獣ゴルドンの死体からは150トンの純金が取れた。科学特捜隊はゴルドンのために全滅した“むろお町”の復興資金としてその金を町に進呈したということである。」いずれにしても生き物の死体の処理の話は出てこない。


黄金怪獣ゴルドンの死体

 この作品が巨大生物遺体の処理を話の中心に据えていることは大変に興味深いことだと思う。私たちの生活の中で巨大生物の遺体の処理の話が持ち上がるのは、打ち上げられたあるいは座礁して死んだクジラの遺体。クジラの遺体だけでもその処理が大変なものであることは明らかで、腐敗臭、細菌の増殖、腐敗爆発等々がニュースになっている。まして80メートルもある大怪獣なら想像を絶する作業だろう。


★ストーリー



 関東に現われた大怪獣に自衛隊の通常兵器は全く歯が立たない。ところが突如現われた光に包まれて怪獣は絶命。この映画には大怪獣が生きている時の映像はありません。一級河川の上に横たわる死体から、映画はスタートを切ります。
 この死体の後始末をどうするのか。一級河川の上だから建設省?怪獣攻撃に多大なお金を使ったから防衛省が責任を取る?観光資源として死体を「希望」と名付けて画策する政府。一方で腐敗爆発の危険を含む巨大な死体。腐敗ガスの臭いを「銀杏の臭い」と表現する滑稽さ。ガスに含まれる謎の菌糸。豪華俳優陣がシリアス組とパフォーマンス組に分かれて演じる大エンターテイメントです。

主人公・帯刀アラタは自衛隊特務隊の隊員で、空を飛翔する光る物体に衝突して2年間行くえ不明となっていた経歴を持つ。政府は怪獣の遺体処理を総理大臣直轄の自衛隊特務に任せることになり、その責任者にアラタを指名する。調査に乗り出すアラタ。予想以上のスピードで腐る遺体は生物学的な視点から保存しようとする意見もあったが、それにも増して危険な状態になっていく。怪獣の体内で発生した腐敗ガスが充満して腐敗爆発の危険が出てくる。アラタはダムを爆破してその水流で遺体を海へ流そうとする。ダム爆破には成功し、水で冷却することにより一旦腐敗爆発を避けることには成功したが、水量が足らず怪獣の遺体は依然地上に残っていた。
 東京町工場の社長・八見雲登が提案したガスを成層圏まで巻き上げてしまう提案に、アラタの元カノ・雨音ユキノの夫、総理の秘書官である雨音正彦は、ロケット弾を用いて実行に移す。しかし、その不正確さに懸念を抱くアラタは自ら怪獣の遺体に取りついて穿孔しガスの排出口を作っていくのだが…。作業の最中にとうとうロケット弾が着弾してしまい、遺体から落下するアラタ。アラタはこの作戦が終わったら全てを話すと言っていたユキノの目の前で、光の巨人に変身して怪獣の遺体を持ち上げると、宇宙へ向かって飛んで行く。彼女の最後のセリフ「ご武運を」が頭からはなれません。ここでこのセリフか?
 作品の冒頭で雨音正彦は総理の机の上に「deus ex machina」と書かれたメモを見かける。総理から立ち入ってはいけない情報には目をつぶるように諭されるのだが、正彦は怪獣が突如現われた光に覆われ、胸に致命傷を負った子細を調査し、結果アラタの正体を予見するような言動を発する。「deus ex machina」(デウス・エクス・マキナ)絶対的なあるいは超越した力の存在が混乱を一掃して事態を解決して物語を収束させる。結末は最初から暗示されていたわけです。
 ハッピーエンドならそれでいいと思う反面、真剣に見ていた人、おそらくこの作品を100%真剣に見ている人はいないでしょうが、その人にとっては超落胆する結末でした。ちなみに私は肯定派ですよ。
posted by KAZU at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2022年02月16日

「大怪獣のあとしまつ」を見てきました



 “日本映画史に残る衝撃の空想特撮エンターテイメント”と冠する限りなくSF作品に近いギャグ作品。
 関東に現われた大怪獣に自衛隊の通常兵器は全く歯が立たない。ところが突如現われた光に包まれて怪獣は絶命。この映画には大怪獣が生きている時の映像はありません。一級河川の上に横たわる死体から、映画はスタートを切ります。
 この死体の後始末をどうするのか。一級河川の上だから建設省?怪獣攻撃に多大なお金を使ったから防衛省が責任を取る?観光資源として死体を「希望」と名付けて画策する政府。一方で腐敗爆発の危険を含む巨大な死体。腐敗ガスの臭いを「銀杏の臭い」と表現する滑稽さ。ガスに含まれる謎の菌糸。豪華俳優陣がシリアス組とパフォーマンス組に分かれて演じる大エンターテイメントです。
 現在公開中なのでレビューは控えますね。
 個人的にオダギリジョーさんがよかったです。“五代くん”のさわやか青年の雰囲気は微塵もありません。もっとも「仮面ライダークウガ」から20年以上が経って、オダギリジさんも40代ですからね。


posted by KAZU at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2021年12月26日

バットマン(テレビシリーズ)【4】

★主題歌
「バットマンのテーマ」(Batman Theme)



 50秒程の短いオープニング。映像はアニメーションになっている。歌詞は「バットマン、バットマン、バットマン」と「バットマン」のみを繰り返す。作曲はNeal Hefti。オリジナルではエンディングも同じ。エンディング映像にはクレジットが付く。本放送時にはエンディングには日本語バージョンが流れたそうだが、全く記憶にない。

※「バットマン」
作詞 / 水谷じゅん
編曲 / 服部克久
演奏 / ジャッキー吉川とブルーコメッツ
歌 / ジャニーズ


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2021年12月25日

バットマン(テレビシリーズ)【3】

★キャラクター&キャスト
 昨日のつづき。敵役を。

〇ナゾラー(オリジナルではリドラー)/ Frank Gorshin (1st season)、John Astin (2nd seson) / 熊倉一雄、近石真介



〇ペンギン / Burgess Meredith / 大塚周夫



〇ジョーカー / Cesar Romero / 滝口順平、大木民夫



〇アイスマン / George Sanders (1st season)、Otto Preminger, Eli Wallach (2nd season) / 中村正

〇ミス・キャット(オリジナルではキャット・ウーマン)/ Julie Newmar / 来宮良子



〇いかれシャッポ / David Wayne / 大平透

〇ナレーション / William Dozier (uncredited) / 青野武、ロイ・ジェームス
 本編の最後でオリジナルでは「明日、同じ時間、同じチャンネルで」のところ吹き替えでは「来週もバットタイム・バットチャンネルで」としている。

〇リンゼート市長 / バイロン・キース / 小林清志

〇本虫 / ロディ・マクドウォール / 山田康雄

〇ママ・パーカー / シェリー・ウィンタース / 寺島信子

〇ハリエットおばさん / エステル・ウィンウッド / 黒柳徹子

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2021年12月24日

バットマン(テレビシリーズ)【2】

★キャラクター&キャスト
 フジテレビの本放送における吹き替えキャストを見ると、名声優さんの名前が連なってます。年代的に鬼籍に入られた方が大半ですけれど。(キャラクター/演者/声優の順)



〇ブルース・ウェイン=バットマン / Adam West / 広川太一郎
 ゴッサム・シティの資産家。両親を目前にて強盗に殺されている。執事のアルフレッドに育てられる。表は慈善家、裏ではバットマンとして悪と戦い、両親の復讐を果たさんとする。というのが設定ですが、本作では余りハードな生い立ちは前面に出て来ない。

〇ディック・グレイソン=ロビン / Burt Ward / 太田博之
 第1話から登場している。バットマンの良き相棒、天才少年。

〇アルフレッド / Alan Napier / 八奈見乗児



 ウェインの執事、非常に丁寧な口調で喋り、彼を補佐する。バットマンの正体を知る少ない人物の一人。

〇ゴードン警視総監 / Neil Hamilton / 千葉順二



 バットマンの正体は知らないが、赤いホットライン(バット電話)でバットマンに事件解決を依頼する。

〇オハラ署長 / Stafford Repp / 雨森雅司

〇クーパー叔母さん / Madge Blake / 京つや子



〇マーシャ / Carolyn Jones / 池田昌子
posted by KAZU at 05:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2021年12月23日

バットマン(テレビシリーズ)【1】



 米国の人気コミック「バットマン」は1940年にコミックが発刊されてから今日まで続いているそうだが、その間何度も映画化されている。1989年にマイケル・キートンが主演した「バットマン」が僕にはバットマンとの再会の感があって印象深い。この映画もそうだが、その後の作品はかなりハードな内容のものが多い。
 “再会”と書いたけれど、僕が小学生の時にテレビで放映されたテレビシリーズで初めてバットマンに出会った。このシリーズが日本で身近になった作品だと思う。かなりコメディタッチな作品でバットマンやロビンがスカタンをやって簡単に罠にはまったり、捕まったりとピンチになるが最後は秘密兵器で逆転してしまう。バットマンカー(バットモービルモービル)が原子エンジンを点火してバット洞窟から発進していく場面はわくわくした。当時、毎月講読していた「少年画報」にもマンガが掲載されていた。



 アメリカで1966年1月から約2年間放映され、日本では、1966年の6月からフジテレビで放映されている。この本放送はセカンドシーズンの途中、88話で打ち切られているそうだ。そういえば、最終回という感じのものを見た記憶がない。もっとも第1話も、みんなバットマンは周知のヒーロー、みたいなスタンスで始まっている。後に東京12チャンネルで再放送と追加放送がされている。


posted by KAZU at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮