2016年12月17日

歌いあげる!



 久しぶりにじっくりと聴いてみました、「砂の十字架」。こんなに歌い揚げたアニメ主題歌は他にはないでしょう。
 残念ながらやしきたかじんさんはこの曲については「自らの汚点」とまで言ったらしいですが、とんでもない。アニメ主題歌ファンにとっては忘れられない名曲のひとつです。もう亡くなられて3年程になりますか。
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2016年12月10日

「宇宙戦艦ヤマト2199追憶の航海」



 テレビシリーズの総集編の劇場版は普通は見ないことにしています。テレビシリーズの詳細なエピソードをはしょっているだけですからね。それでも今回ちょっと見てみようと思ったのはエンディングが水樹奈々の「BLUE」が使用されているというのを今頃になって知ったから。記憶を呼び起こすのにも効果がありました。

 「宇宙戦艦ヤマト2199追憶の航海」は2014年にイベント上映されたテレビシリーズの総集編。キャラクター同志の関係を省いてしまっているため、やはり人間ドラマの部分は全く魅力は半減。戦闘シーンも細かい部分は省略しているためおもしろみに欠ける。総集編の性ですね。致し方なしです。130分。
 ストーリー上、テレビシリーズと大きく異なるのはナレーターが古代と森雪が務め、コスモリバースが沖田艦長の死をもって起動しているところでしょうか。地球帰還時のデスラーとの対戦はテレビシリーズでは僕の気に入った場面ですが、それもなく地球への復路はさらっと描かれています。
 「ヤマト」シリーズには一貫して宮川泰さんの音楽が使われていますが、何度聞いても「出発(たびだち)」は最高です。ヤマトが地球から発進する際にミサイルを迎撃、黒煙の上がる中を文字通り出発シーンは映像と音楽が一体になった名シーン。ここを見るだけでも価値があります。
 冥王星基地の撃滅シーンの後流れるオープニングは勿論「宇宙戦艦ヤマト」。阿久悠作詞、宮川泰作・編曲、歌はささきいさおさんの、スローなテンポで始まるバージョン。(ちなみに、何度も書いてますが僕はオリジナルシテレビリーズのイントロなしバージョンが一番好きです)
 そしてエンディングはエンドロールのバックに流れる水樹奈々さんの「BLUE」。
作詞は水樹奈々自身がてがけ、吉木絵里子作曲、藤間仁編曲。貫祿十分な水樹奈々の声が宇宙に響きわたるような楽曲です。
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2016年12月07日

「宇宙の彼方で」(森口博子)


デビューシングルのジャケットから

 「機動戦士Zガンダム」の主題歌「水の星へ愛をこめて」で1985年にデビューして、この縁で1991年に。「機動戦士ガンダムF91」の主題歌「ETERNAL WIND 〜ほほえみは光る風の中〜」を歌ってヒット。森口博子の曲としては「水の星へ愛をこめて」よりもポピュラーな一曲となりました。
 そして今回、「宇宙の彼方で」が話題となってます。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」の主題歌。三度目のコラボにして渾身のバラードは「ガンダム」という作品を離れても素晴らしい出来ばえです。
 僕自身は「ガンダム」から離れてしまって劇場版を見る程度になってしまいました。弟と甥っ子はずーっと見ているようでもう話についていけません。しかしながら、今回の「宇宙の彼方で」はCDを買いましょう。「水の星へ愛をこめて」はEPレコード、「ETERNAL WIND」は8cmシングルCD。森口さんが長く歌ってきたからこそ三世代に渡る異なるメディアでのリリースですね。
 「浮いた話がない」「何をする人?」「本業は何?」「ヒットが出ない」などなど陰であれこれ言われ続けましたが、デビューして31年。今もって歌っているということは素晴らしいと思います。


「ETERNAL WIND 〜ほほえみは光る風の中〜」のジャケット
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2016年10月16日

「硝子の瞳」



 先に上げた「彼女と彼女の猫〜Everything Flow」のオープニング。歌っているのは彼女=美優こと花澤香菜さん。花澤香菜さんというとこの作品の美優や「化物語」の千石撫子、「とある科学の超電磁砲」の春上さんのような優しさあふれる声のキャラクターも多いですが、僕が思い浮かべるのは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の黒猫と「モーレツ宇宙海賊」のチアキ・クリハラ。この二人のブラック・ツンデレぶりにはすっかりファンになってしまいました。
 さて話を曲の方へ戻しますと。彼女がダルのことを歌うメロディは穏やかで、優しい方の声で歌います。でも、歌詞はかみしめるほどに悲しくなります。

♪「硝子の瞳」:作詞は松井洋平、作・編曲は伊藤真澄、歌は美優(花澤香菜)
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2016年09月19日

「彼女と彼女の猫-Everything Flows-」(2)

★キャラクター&キャスト



◇美優(彼女) / 花澤香菜
 本作の主人公。短大生。親友とルームシェアして暮らしていたが、先に出て行かれしまい、飼い猫ダルと二人暮らし。
◇ダル / 浅沼晋太郎
 本作の語り手、年老いた黒猫。



◇ともか / 矢作紗友里
 転校生だった彼女に声をかけた。彼女の小学生からの親友。彼女とルームシェアしていたが彼氏と新生活を始めるためアパートを出る。小学校からずっと日常的につきあいが続く友達ってすごく貴重ですね。うらやましい。



◇母親 / 平松晶子
 彼女の母親。母子家庭で娘が寂しいだろうと黒猫ダルを小学生の時にダルを家に連れてくる。



◇チョビ / 新海誠
 ダルが死んでから後、彼女が雨の日に拾った白猫。

★主題歌
 オープニングは「硝子の瞳」。作詞は松井洋平、作・編曲は伊藤真澄、歌は美優(花澤香菜)。
 エンディングは「ソナタ」。作詞・作曲・編曲ミト、歌はクラムボン。

★サブタイトル
Sec.1 彼女と彼女の部屋
Sec.2 彼女と彼女の空
Sec.3 彼女と彼女のまなざし
Sec.4 彼女と彼の物語



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2016年09月18日

「彼女と彼女の猫-Everything Flows-」(1)



 「彼女と彼女の猫-Everything Flows-」は2016年に放映されたアニメ小作品。新海監督の自主制作作品「彼女と彼女の猫」を原作として新たにオリジナルストーリーで構成された。監督は坂本一也、キャラクターデザインは海島千本、音楽はTO-MAS SOUNDSIGHT FLUORESCENT FOREST、音楽制作はランティス、制作はライデンフィルム京都スタジオ、製作は彼女と彼女の猫EF製作委員会。8分程のショートストーリー4話で構成されている。
 彼女が小学生の時、転校してたばかりで学校に友達もなく寂しいだろうと黒猫ダルを家に連れ帰ってくる。最初はダルを嫌っていた彼女、一旦は捨てに行くが捨てきれずに連れ帰る途中で隣のクラスのともかに声をかけられる。



 時は流れて彼女の母親は彼氏を作り、彼女は家を出てともかとルームシェアして暮らし始める。家を出るときにダルも一緒に連れて行く。短大に学び、就職活動が上手く進まない中、ともかが彼氏と暮らすためにアパートを出たため、新居に引っ越す。母親との衝突する中で生活の歯車が上手く回らない。ダルが偶然に電話器を踏んだために母親に電話がつながり何事かあったのかと母親が飛んでくる。母との関係修復を見届けてか、ダルは彼女の腕の中で静かに息を引き取る。
 その後の生活も必ずしも上手くはいかなかったようだが、ある雨の日に捨てられた白猫を連れて帰る。そして白猫は彼女の猫になる。ここでストーリーはオリジナル作品につながる形を見せて終わる。
 前半というより前から2/3はオリジナルと同様、日常の描写。大きく展開するのは残りの1/3だ。年老いたダルが語る言葉は「ネコ」という生き物の性質をきちんと理解して作られている。イヌもそうだが、くっきりと書き込まれた記憶は消えないけれど、普通は記憶はすぐに塗り替えられる。さっきのことは覚えていても昨日のことはもう覚えていない。“犬猫を叱るときはその場でないといけないよ”というのがそれですね。彼女を助けよう勇気づけようとするダルの心にホロリときます。
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2016年09月17日

「彼女と彼女の猫」



「彼女と彼女の猫」は新海誠監督の原点といわれている短編アニメ作品。1999年の制作、2000年の公開。4分46秒のモノクロ作品で独り暮らしの女性とその白い飼い猫チョビくんとの日常をチョビの目から描いている。個人で制作した自主アニメ作品で、当時のPowerMac7600で制作したというから驚きだ。その頃はPowerMacの7000系でQuarkExpress4.0にIllustrator5.5、PhotoShop5でDTPの仕事をしていた。映像のチョビは漫画チックでイラスト風ながら、部屋の中、窓からの風景などは緻密でクオリティの高い映像。息をのむ程のリアリティが伝わってくる。
 ストーリーはチョビが彼女に拾われ、彼女の猫となり、彼女の生活の中にある具体的に語られない淋しさや、痛み、ぬくもり、などの感情が短い映像と音楽、新海監督が声を演じるチョビの言葉を通じて視聴者に語りかけてくる。
 原作・制作は新海誠、イラスト協力に篠原美香、音楽に天門、彼女の声を篠原美香、チョビ(白い雄猫)の声は新海誠。4分46秒、モノクロ。



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