2017年02月12日

アニメの楽器演奏シーン〜「ライブアライブ」

 いつだったか、数年前「オバケのQ太郎」のテレビの最初のシリーズをアニメの特番か何かで流していた。画が古くて粗いのはともかく動きがすごくギクシャクしているのに驚いた。昔はこんなのを見ていたのかと。今のシャープな動きは徐々に進んで来たのだろう。少しずつ変わっていけば気づかない。
 反対にこれはスゴイと思った動きがある。「涼宮ハルヒの憂鬱」の「ライブアライブ」での楽器演奏のシーン。ユキのギターもさることながら、ドラムスの見事な動きに驚いた。何てリアル。作画の過程に色々な手法があるのだろうけれど、実際に人が演奏しているようで素晴らしい。
 あれから数年、先日見た「響け!ユーフォニアム」の楽器演奏のシーンに「ハルヒ」程の感動はなかったけれど吹奏楽特有の動作を見つけて、よく描いているなあと感心した次第。
 同じ音楽をテーマにした作品でも「けいおん!」や「のだめカンタービレ」はコンセプトが異なるのだろう。それ程演奏の動きに感動はなかった。確かにピアノの指の動きは千秋にしてものだめにしても実にリアルなのだが。

 まずは「ライブアライブ」から。


ENOZのドラム・ミズキ。


静止画ではわかりませんが、手の動きと共に楽器もちゃんと動いています。


ENOZのベース・マイ。




「ギターはほとんど担いでいるだけ」というヴォーカルのハルヒですが、「Lost my music」の前奏では掻き鳴らしのらしい演奏を見せています。


臨時のギターをつとめたユキ。観衆を一気に引き込んだ前奏を「楽譜を一度ながめただけで完璧に弾いた」というから、さすがヒューマノイド型インターフェイスです。



 まだ「涼宮ハルヒの憂鬱」を見たことない方は「ライブアライブ」是非一度ごらんください。指(手)の動きに注目の1本。
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2017年01月22日

パンツ一丁のショパン



 「寄生獣-セイの格率-」の第15話 Stage:15「何かが道をやって来る」、パンツ一丁でピアノを弾くパラサイト後藤。5体のパラサイトから成る最強の男はピアノまでも弾く。その演奏に広川市長は、「大したもんだな後藤さん。モーツァルトかね」と訪ねるシーンがある。
 後藤が弾いていた曲はショパンの「ノクターン第2番変ホ長調」。クラシックのピアノ曲の中でよくBGM等に使われるので、クラシックに疎くても聞き覚えのある方は多いと思う。で、ちょっとクラシックをかじった人ならこれがモーツァルトでないことはッ明白で、広川市長はクラシック音楽には全く知識がないと分かる。
 広川市長の問いに後藤は「ショパンだ」と答える。表情豊かに芸術を理解しているかと思える特異なパラサイト、それを示す描写です。しかしパンツ一丁であることがそのことを否定していると言えますね。
 後藤のピアノよりもこちらの方がいいでしょう。



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2017年01月09日

「étoile et toi」



 「傷物語U 熱血編」で使われたフランス語の歌詞のエンディング。今回の「V 冷血編」でもエンドロールに流れました。前回はギターを中心にした伴奏だったと思いますが、今回は管弦楽、歌はクレモンティーヌ。美しく響きます。
 劇場で歌詞を全部聞き取るのは僕のスキルでは無理でしたが、歌詞を見ると平易なフランス語。全て現在形で書かれていて過去も未来もない「現在」を強く感じます。


Étoile, et toi
Et toi, et moi
Le monde est beau, vous êtes le monde
(世界は美しく、あなたは世界そのもの)

Étoile, et toi
Et toi, et moi
Tout ce que je vois, tout ce que je ressens, tu es mon univers
(私が見るもの全て、私が感じるもの全て、あなたは私の宇宙)

Je, veux vous entendre appeler mon nom
Je peux te sentir dans mes bras,
Oui c'est l'amour qui va durer pour toujours
(私はあなたが私の名を呼ぶのを聞きたい
 私は私の腕の中であなたを感じることができる
 そう、それは永遠に続く愛)

étoile et toi
作詞:meg rock
作曲:神前 暁
編曲:神前 暁
歌唱:クレモンティーヌ
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「傷物語V 冷血編」を見る



 「傷物語」三部作の最終「冷血編」を早速見てまいりました。原作は読んでいませんが、広くその筋は知られているだけに興味はいかに描かれるのか---と言う事に尽きます。エンドロールが終わって劇場に灯が戻ってきても誰も何も言いません。沈黙が続くのみ。こんな作品も珍しいかな。
 現在公開中なので内容については控えますが、演出に少し工夫は必要だったのでは。きっと原作はこうなんでしょうが。ただ「化物語」に続く重要なエピソードであり、やっと謎が氷解したというすっきりした思いはあります。みんなが不幸になる道を選んだ暦の物語。
 劇場を退出するときにボソボソと聞こえてきた会話の中に「結局暦はへたれだった」という声がありました。それは羽川に対する行動のことでしょうけど、感想が其処に行き着くようではこのストーリーを理解したとは言えないんじゃないかな。
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2016年12月27日

藤原塔子と小笠原祥子



 「夏目友人帳」の藤原塔子さんが主人公・夏目貴志に話しかける声が、最近「マリア様がみてる」の小笠原祥子が主人公・福沢祐巳に話す声にそっくりになってきています。「夏目友人帳」の第1期で藤原塔子さんの声は伊藤美紀さんだということを知ったけれど、あの時はそんなに祥子さまに声が似ているとは思わなかったんです。ところが今回「夏目友人帳 伍」の最終回を見て風邪で寝込んだ貴志に語る声が何とも祐巳に語る声そっくり。伊藤美紀さんの愛情ををもって包み込む声は作品を隔てても同じですね。

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2016年12月24日

「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」(5)〜古代アケーリアス文明の遺跡〜



 この作品のプロローグの最初の画面で表示される言葉書き。

壁のかたわらで
わたしはおまえにひとこと話そう
わたしの言う事を聞きなさい
わたしの教えに耳を傾けなさい
(古代シュメール粘土板の記述)

 このエピソードの主題につながる、ジレル人の聖地である恒星間播種船「シャンブロウ」、そしてサブタイトルである「星巡る方舟」、そしてガトランティスが「静謐の星」と呼ぶ古代アケーリアス文明の遺跡。ここで桐生美影は古代文字をひもといていく。その中にあった一節は冒頭の古代シュメールの粘土板の言葉。
 この作品でヒューマノイドは全てアケーリアスの遺伝子を継ぐ根源を同じくする種族の末裔ということになっている。「STAR TREK DEEP SPACE NINE」でも同様のエピソードがありましたね。地球人を含むヒューマノイド、クリンゴン、バルカン、カーデシアが皆同じ遺伝子を基とする生命体の子孫だと。そしてカーデシアの士官が「我々は理解し合えるのだろうか」と言ってます。「星巡る方舟」では古代が「我々は理解し合える」と断言していますが。
 僕は価値観の違う種族はけして理解し合えないと思ってますが、果たして古代の言は正しいのでしょうか。
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2016年12月21日

「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」(4)〜桐生美影〜



 ヤマト技術科員。「情報長の新見薫がスカウトした言語学者の卵」と本編で紹介されてました。本作のヒロインで語り部。惑星調査隊メンバーに情報長と共に惑星に降りる。
 プロローグで登場した空間騎兵第7連隊連隊長の桐生悟郎の娘。ヤマトの地球発進を護衛するために出撃した国連宇宙軍は無事にヤマトを送り出し、防衛総隊司令長官土方竜の乗った旗艦は空間騎兵第7連隊を救出するが、既に桐生悟郎は死亡していた。空間騎兵第7連隊の斉藤始は土方にかみつくが土方は前を凝視したまま動じない。美影は父の死は知らず、なのだろう。



 美影は小型のレコーダーで日誌を録音しているが、自室で下着姿でくつろぐ姿がヤマトシリーズにしては艶かしい。傍らには父と斉藤と共に写った写真が飾られている。声を演じたのは中村繪里子さん。このキャラクターは本作のみに登場する。

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