2018年04月14日

マゼラン海峡



 一昨日の事、仕事で「海峡」を調べていて「マゼラン海峡」へ行きついた。そこでふと思い出したのが、アニメ「海のトリトン」。トリトンたちはマゼラン海峡を通って大西洋に出たのではなくて、紅海からゴンドワナの喉を通って地中海へ抜け、大西洋に到達しています。でもトリトンは一旦マゼラン海峡へ出て、そこでペンギンたちの神「タロス」に会っているはず。どうしてマゼラン海峡を通らなかったのかな、と忘れたストーリーを追いかけました。
 そうそう、レハールがピピとフィンをさらって海蜘蛛の牢獄に閉じ込めたために、トリトンは太平洋に戻ったのでした。久々にムック本を開きました。その中に載っているトリトンたちのたどった航海図。
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2018年04月12日

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」主題歌



 主題歌については「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」と「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2nd GIG」の両方について書いてみたいと思います。地上波放送時にはオープニング・エンディング共に変更されており、その曲がオリジナルではなくて挿入歌から転用されているという事情もあります。

★主題歌
〇攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
 オープニングは「inner universe」。作詞 はOriga、Shanti Snyder、作・編曲は菅野よう子、歌はOriga。音楽担当の菅野よう子さんとOrigaは共に組んでアニメ主題歌を手がけていますが、この曲は秀逸。ロシア人であるOrigaが作詞を担当していて、いきなり流れる聞き慣れない異国の歌詞とどこか東洋的なメロディに引き込まれます。オープニング映像は全編CGで構成されていて、曲と相まって独特の世界を作り上げています。
 エンディングは「lithium flower」。作詞はTim Jensen、作・編曲は菅野よう子、歌はScott Matthew。エンディングはオープニングとはガラリと変わってアメリカ的な要素の濃い楽曲。映像は公安9課のメンバーの日常?のスナップを止め絵により構成しています。重厚なリズムと英詞に歯切れのよいシンプルな映像がマッチしてます。
 さて、当然のことながら僕は地上波放映当時は見ていませんが、地上波ではオープニングとエンディング、共に別の曲が使われていたとのこと。
・OP/「GET9」
作詞:Tim Jensen、作・編曲:菅野よう子、歌:jillmax
・ED/「I do」
作詞・歌:Ilaria Graziano、作曲・編曲:菅野よう子
 この2曲は次シリーズである「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2nd GIG」の挿入歌の流用。「2nd GIG」の中での「I do」の印象も深い。そんなに多用されているとは思いませんがメロディは耳に残っています。

〇「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2nd GIG」
 オープニングは「rise」。作詞はTim Jensen、Origa、作・編曲は菅野よう子、歌はOriga。前作とは異なり、公安9課総出演の動きのあるアニメ映像に乗って流れる。どこか東洋的な雰囲気を残しながら、軽快なメロディラインでまとめられている。英語とロシア語の交錯する歌詞も魅力。"I'm a soldier"と英語から入って即ロシア語へ変わります。全部ロシア語かと思うとまた英語が入り、その繰り返し。
 エンディングは「living inside the shell」で最終話のみ「Christmas in the silent forest」が使用されている。作詞はShanti Snyder、作・編曲は菅野よう子、歌はSteve Conte。弦楽によるインパクトのあるイントロは印象的。エンディング映像はコンピューターの電子部品、素子、ネットをイメージする動画を含む映像で、一切キャラクターは登場しない。
 最終話のエンディングに「Christmas in the silent forest」。作詞はShanti Snydar、作・編曲は菅野よう子、歌はIlaria Graziano。地上波ではオープニングに使用された。映画で言えばエンドロール的な流れの曲。僕はオープニングには向かないと思うのだが。
 地上波のエンディングは「snyper」。クレジットは「snyper」となっているようだが、CDでは「from the roof top〜somewhere in the silence [sniper's theme] 」となっている。この曲は長編作品「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」の挿入歌。
作詞はTim Jensen、作・編曲は菅野よう子、歌はIlaria Graziano。
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2018年04月11日

「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」(4)



★サブタイトル
 サブタイトルは日本語と英語の表記。単純な訳語ではなくてかなり意訳で凝ってます。

1. 再起動 REEMBODY
2. 飽食の僕 NIGHT CRUISE
3. 土曜の夜と日曜の朝 CASH EYE
4. 天敵 NATURAL ENEMY
5. 動機ある者たち INDUCTANCE
6. 潜在熱源 EXCAVATION
7. 狂想は亡国の調べ 239/94Pu
8. 素食の晩餐 FAKE FOOD
9. 絶望という名の希望 AMBIVALENCE
10. イカレルオトコ TRIAL
11. 草迷宮 affection
12. 名も無き者へ SELECON
13. 顔 MAKE UP
14. 左眼に気をつけろ POKER FACE
15. 機械たちの午後 PAT.
16. そこにいること ANOTHER CHANCE
17. 修好母子 RED DATA
18. 天使の詩 TRANS PARENT
19. 相対の連鎖 CHAIN REACTION
20. 北端の混迷 FABRICATE FOG
21. 敗走 EMBARRASSMENT
22. 無人街 REVERSAL PROCESS
23. 橋が落ちる日 MARTIAL LAW
24. 出島、空爆 NUCLEAR POWER
25. 楽園の向こうへ THIS SIDE OF JUSTICE
26. 憂国への帰還 ENDLESS∞GIG
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2018年04月10日

「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」(3)



 キャラクター&キャストの続きを。

○合田一人(ごうだかずんど)/ 西田健
 本作の黒幕。内閣情報庁戦略影響調査会議代表補佐官という肩書。旧大日本技研の元社員、日本の復興を支えた放射能粉塵除去技術を「プロデュース」した天才。自らが英雄となるのでなく、英雄の出現をプロデュースする。そのために「個別の11人」なるものを電脳ウイルスを鍵として作り上げる。
 大事故に遭遇、頭部が変形するほどの大きな傷を顔に残していたが、義体化はせずトレードマークにしている。本名は荒巻に名刺を渡し「正しく読んでくれるものはいない。が、この顔と共に次からは忘れない」と豪語している。義体化率は意外と少なく最終話に少佐に胴部に数発、その後頭に数発銃弾を撃ち込まれ、頭が吹き飛んで死亡。

○クゼ・ヒデオ / 小山力也
 本作のキーマン。高度な完全義体の体を持つ陸上自衛軍の軍人。頭は造顔作家が作った美形、ただし表情を持たず口を殆ど動かすことができない。クゼが朝鮮半島にPKFとして渡って経験し達観したものは、本作を一度見たくらいでは理解できない。未だに何をしようとしたのか僕にはわかりません。その部分が謎として残っています。
 合田のばらまいたウイルス“個別の11人”に感染し、「童貞」が発症キーだったため発症する。座禅を組む茅葺首相を暗殺しようとするが、少佐に阻止される。自らウイルスの分離に成功し、自害した「個別の11人」同志と袂を分かち逃亡。ハブ電脳を介して300万人の難民の指導者となって、核武装で日本からの出島独立を目指す。少佐の活躍でクゼは身柄を確保されるが、合田の手のものにマイクロマインを撃ち込まれて死亡する。
 クゼは幼少時に遭遇した航空機事故で生き残った2人の子供の内の一人、もう一方が少佐であることが途中のエピソードで語られる。素子(少佐)は全身義体で健康体を取り戻す。一方クゼは素子が死んだものと思い動く左手だけで少女のために鶴を折る。再びクゼの前に現れた素子はその当時の子供の全身義体では細かな動きはままならず、鶴を折ることはできず、全身義体を勧められるクゼは「鶴さえ折れなくなってしまう」と落胆する。素子は「今度は私があなたのために鶴を折ってあげる」とクゼの前から姿を消した。出島で少佐が「左手だけで鶴が折れるか?」の問いに幼少期につながる返答はなかった。真実はオブラートにつつまれているが、最期に鶴を折ったのは真実を裏付けているのだろう。

♪ゲストキャラから何人か。本作では大物と呼んでいい名声優さんたちが登場します。

○アサギ・ルリコ / 林原めぐみ
 恋人コタン探していて難民に襲われたところをトグサが救出した女性。

○牢記物店の店主 / 谷育子
 男の子と女の子の全身義体に興味をもった少佐に、この義体の謂われを語った「牢記物店」の店主。

○チャイ / 高山みなみ
 捜査で台湾に渡った少佐が出会った難民の少年。コナンが中学生になったくらいの声かな。

○老板(らおばん) / 納谷悟朗
 台湾のマフィア「ホアンロン」の長。今となってはすごく懐かしい声です。

○テレジア / 林原めぐみ
 ベルリンに住んでいる盲目で車椅子に乗っているアンジェリカの娘。めぐねえ大活躍です。

○ナリタ・アカネ / 伊藤静
 出島の派出所勤務の全身義体の女性警察官。少佐が出島を捜査するためハッキングした。ほんの一言二言しか発していない。伊藤静さんにしてはもったいない使い方です。
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2018年04月08日

「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」(2)

★キャラクター&キャスト
 今回は「2nd GIG」に登場するキャラクターを中心に。大物からとも思いましたが、まずは公安9課から。

○アズマ / 尾形雅宏
 公安9課の2人の新人の一人。出島での戦闘にまで参加したが、もう一人の新人の矢野の殉職で作戦から外される。余り活躍の場がなかったな。

○矢野 / 望月健一
 公安9課の2人の新人の一人。出島での戦闘で殉職。訓練教官であったバトーが後手後手に回る少佐に怒りをぶつけるシーンも。

○プロト / 杉山大



 最初は鑑識課のユニホームで登場。バイオロイドのプロトタイプ。容姿はもちろんのこと感情面でも人並みで、終盤に攻性防壁にやられて人工血液を出血するまでトグサは人間だと思っていたくらい。タチコマの整備や荒巻の秘書的役割をこなす。第24話以降、首相官邸で軟禁された後は外部との連絡等々で大活躍。

○鑑識



 赤いユニホームを来た鑑識官。一人だけだと思っていたが何人かいるらしい。本来の鑑識の仕事意外に、タチコマのメンテなど様々な仕事をこなしている。

○ウチコマ / 玉川紗己子



 最終話でタチコマがその本体を乗せた人工衛星ごと核ミサイルに激突して核爆発を阻止した後、新しく作られた多脚戦車。最終話の最後の場面に登場する。タチコマに比べると随分機械的で、声は勿論のこと必要以外のことは喋らない。タチコマ同様に玉川紗己子さんが声を担当。

○トグサの家族
 度々登場するトグサの妻の声はタチコマと同じく玉川紗己子さんが担当。僕の頭の中にある玉川紗己子さんは、NHKの少年ドラマシリーズに出ていた中学生の玉川さんなので、どうもイメージがつながりません。トグサの娘の声はかないみかさんが担当。本作ではトグサは妻に民間の警備会社に勤めていることにしている。

○荒巻洋輔 / 阪脩



 荒巻大輔の生き別れの双子の兄。前作にも登場しているが虚像で、本人が初登場するのは本作。クゼと語り、出島の艦船からのミサイル攻撃時には難民の避難誘導をしていた。

○茅葺よう子(かやぶき) / 榊原良子



 日本国の首相。憲法史上初の女性首相であり、内閣発足直後に公安9課を発足させた実質上のトップ。本作では内務大臣は意見を言う程度の格に下がってしまっている。周囲からは親中派と見られていたようだが、各国連合との距離を取り日本独自外交路線を掲げる。終盤、高倉官房長官が米帝に協力要請した際も国連に連絡をとり、軟禁された後も保守派の先鋒らしく自衛隊秘密部隊に出動を要請して米帝艦船を威嚇した。

○高倉 / 武藤与志則
 茅葺内閣の官房長官。親米派で米帝に頼る外交に最後は頼り、茅葺首相を更迭、軟禁した。出島の難民の核自爆を装って核ミサイルで難民を抹殺して難民問題を解決しようとした。人道的な問題は別として政略的には一発解決策だったがタチコマに阻止される。
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2018年04月05日

「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」(1)



「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」は2005年に日本テレビ系列で放映された「攻殻機動隊 S.A.C」シリーズの2作目の作品。第1作目は単発のエピソードが多かったが、本作では「個別の11人事件」と「出島事件」を描いたストーリーが大半を占める。特徴的なのは今まで描かれなかった9課のメンバー個人にまつわるエピソードが描かれていること。
 原作は士郎正宗、監督・シリーズ構成は神山健治、ストーリーコンセプトに押井守、キャラクターデザインに後藤隆幸、西尾鉄也、音楽に菅野よう子、制作はProduction I.G、製作は攻殻機動隊製作委員会(Production I.G、バンダイビジュアル、バンダイ エンタテインメント、電通、日本テレビ、徳間書店、ビクターエンタテインメント、マンガ エンタテインメント)、全26話。

★ストーリー
 前作の最終話で公安9課が復活して2年後の西暦2032年を舞台として、「個別の11人」を名乗るテロリストによる事件を発端にした内閣情報庁の暗躍を描く。前作の利権を争うような事件とは異なり、国家のあり方を問うような大きな事件に発展していく。描写は過激で残忍なシーンも多い。逆に少佐はちょっと容姿が可愛くなったように思うがいかがでしょうか。最終話で少佐が合田の頭を吹き飛ばすシーンは圧巻。悪への怒りと断罪を見事に描いている。このシーンどこかで見たなと思ったのは第1話で中国大使館でテロリストの一人を少佐が射殺したシーンと似ていたから。
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2018年04月01日

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(S.A.C.)(5)



★サブタイトル
 サブタイトルに特に各話に共通したルールは見られないが、日本語の後に英語表記。タイトルバックには更に英語表記のキャプションが流れて、内容に関する説明がされている。余りに短いので英語が読める人でも全部読み切るのは無理だろうと思う。かなり凝った作りにはなっている。
 24話以降は予備知識なしに見ていて「えーっ」というようなストーリー展開だが、最後の「公安9課、再び」の文字にホッと一息つける結末を迎える。

1 公安9課 SECTION-9
2 暴走の証明 TESTATION
3 ささやかな反乱 ANDROID AND I
4 視覚素子は笑う INTERCEPTER
5 マネキドリは謡う DECOY
6 模倣者は踊る MEME
7 偶像崇拝 IDOLATER
8 恵まれし者たち MISSING HEARTS
9 ネットの闇に棲む男 CHAT! CHAT! CHAT!
10 密林航路にうってつけの日 JUNGLE CRUISE
11 亜成虫の森で PORTRAITZ
12 タチコマの家出 映画監督の夢 ESCAPE FROM
13 ≠テロリスト NOT EQUAL
14 全自動資本主義¥€$
15 機械たちの時間 MACHINES DESIRANTES
16 心の隙間 Ag2O
17 未完成ラブロマンスの真相 ANGELS' SHARE
18 暗殺の二重奏 LOST HERITAGE
19 偽装網に抱かれて CAPTIVATED
20 消された薬 RE-VIEW
21 置き去りの軌跡 ERASER
22 疑獄 SCANDAL
23 善悪の彼岸 EQUINOX
24 孤城落日 ANNIHILATION
25 硝煙弾雨 BARRAGE
26 公安9課、再び STAND ALONE COMPLEX
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