2026年05月15日

劇場版「魔法科高校の劣等生 四葉継承編」を観る



 ぽっかり空いた半日、思い立って劇場に足を運んできました。

 テレビシリーズの「魔法科高校の劣等生第3期」の❝古都内乱編❞からの続編。テレビ版の最後で深雪が真夜から正月の本家での「慶春会」への招待(=出席せよとの命令)を受けたところで終わっているが、その続きということになる。ストーリーは12月の学校仲間とのクリスマスパーティーから始まるが、本作では学友が登場するのは冒頭のクリスマスパーティのみで、以後は、今まで断片的に登場した四葉の、深雪、達也の秘密が明らかにされていく。ネット上で原作のレビューを読んでいたので物語の筋は分かっているものの真夜、達也、深雪のやりとりは感動的で、殊にいつも真意を探らせない斎藤千和さん演じる真夜が素晴らしい。
 物語は慶春会までだが、その慶春会の前夜に他の3人の次期当主候補が深雪を推挙して決着は着いており、四葉家の次期当主に美雪が指名され、達也が婚約者となり、新発田勝成 がガーディアンの琴鳴を妻に迎えることが発表された様子が描かれる。一切セリフはない。一堂に会した分家の面々の賛否に分かれた表情が印象的だ。どうみても反対する分家が何もせずに終わる訳がないのは自明。
 見どころは深雪の葛藤。四葉の次期当主になることは受け入れつつも、達也と離れること、他の男に愛されることを受け入れられずに苦しむ。最後は当主の絶対権力を手に入れた後に達也を護ることを決意するが、真夜が婚約者に達也を指名したことで一気に喜びを爆発させる。



 水波が本家の玄関で「ここで失礼します」と言った意味が最初分からなかったが、よくよく考えてみれば、水波は本家でメイドをしていたのでした。司馬家でも一応はそうですが、本家では使用人。久しぶりにメイド服姿の水波が見られます
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2026年04月20日

「純潔のマリア」(5)

★主題歌
○「Philosophy of Dear World」



 オープニング主題歌。映像はメインキャラクターからサブキャラクターまでレギュラー陣を登場させるオーソドックスなタイプで、エピソードの一コマを短く挿入して、最後はマリアと使い魔2人の映像で〆ています。作詞・作編曲はZAQ、歌はZAQ。陽気に一気に駆け抜けます。

○「ailes」



 エンディング主題歌。「ailes」はフランス語の「翼」。歌詞の頭から「つばさ」が出てくる優しい曲。フルコーラスでは2番はアップテンポになります。作詞は唐沢美帆、作・編曲は加藤達也、歌はTRUE。

○「Les serments de chasteté 〜純潔の誓い〜」



 第10話の挿入歌。「Les serments de chasteté 」(仏)は文字通り「純潔の誓い」の意。エドウィナが火刑にかけられるマリアを助けに行った場面で今まで使わずに温存していた力を発揮しマリアを救い出すところでテンポ良く入ります。作詞は松井洋平、作・編曲はmyuT、歌はRUE。曲は「純潔のマリア Original Sound Track」に収録。

○「素晴らしき実りを歌い捧げよう」
 最終話の挿入歌。エンドロールが流れる中で歌われます。幸せな気分が伝わってくる秀曲。マーサが「おかえり」と言い、マリアが「ただいま」と返した後に歌が始まります。曲の後はエピローグが入るので挿入歌扱いですが、実質上のエンディング。作詞は松井洋平、作・編曲はmyu。


★サブタイトル
 各話ラテン語とその和訳から成っています。

LIBER I / 第一話
VIRGO INTACTA / 完全なる乙女
LIBER II / 第二話
CONTRA MUNDUM / 世界に対す
LIBER III / 第三話
FIDE,NON ARMIS / 武器ではなく信仰で
LIBER IV / 第四話
MEMENTO MORI / / 死を思え
LIBER V / 第五話
SAPERE AUDE / 勇気を、分別を、
LIBER VI / 第六話
SUB ROSA / 薔薇の下で
LIBER VII / 第七話
BELLUM SE IPSUM ALET / 戦争は戦争を食う
LIBER VIII / 第八話
LUPUS EST HOMO HOMINI / 人は、人にとって狼
LIBER IX / 第九話
CUM GRANO SALIS / 一つまみの塩を
LIBER X / 第十話
ODI ET AMO / 我憎み、我愛す
LIBER XI / 第十一話
SI VIS AMARI, AMA / 愛を望むなら愛せ
APOCALYPSIS / 最終話
OMNIA VINCIT AMOR / 愛は、全てに勝つ
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2026年04月16日

「純潔のマリア」(4)

★キャラクター&キャスト
 最後はいわゆる敵役の面々。

○ガルファ / 小野友樹



 フランス軍の傭兵。戦場に介入してくるマリアを嫌っている。純粋に生活のために金を稼ぐ傭兵であり、したたかに生きる。中盤は流れ弾で左腕を失うが、ギヨームから贈られた義手を装着し団長(Chef)の地位に着く。修道院長ベルナールとも繋がりマリアを襲撃し、マリアの純潔を奪おうとするがこれは成功していない。

○イーヴァン / 三宅健太



 ガルファの所属する傭兵団の団長。右目に眼帯をしている。報酬支払についてもめた時に、ガルファに軍務放棄の責任をなすりつけ、彼の金を奪おうとしたため殺される。

○ロロット / 小島幸子



 ガルファの知り合いの娼婦。傭兵団に同行して商売を繰り広げるしたたかな女性。戦場の後方で様々な商売を行っている。最後までガルファと行動を共にしている。怪力の持ち主で、最終話では鎧を着たガルファを担ぎ上げて撤退していた。

○ギヨーム / 島田敏



 フランスの貴族でありアンの村を含めた近郷の領主、ル・メ伯爵。ジョセフの主人。修道士ベルナールの伯父。

○ベルナール / 櫻井孝宏



 町の修道院長。領主ギヨームの甥。本作の黒幕に当たる。見かけは信仰に篤い好人物だが、実際は狡猾な男。神学の探究には熱心でマリアを尋問した際に、彼女の言葉から「天使も悪魔も必要としない信仰のあり方」を発想する。しかしその直後に意に反して人の前に現れた天使ミカエルの存在を否定して払拭しようとし、ミカエルに石?塩?に変えられてしまう。

○ジルベール / 花江夏樹



 ベルナールに仕える修道士。ベルナールを尊敬しており、ベルナールの命でマリアの異端審問の責任者に任命される。最後はベルナールの本質を垣間見て失望、目の前でミカエルに石化されるベルナールを見ることになる。
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2026年04月14日

「純潔のマリア」(3)

★キャラクター&キャスト
 つづきです。

○ジョセフ / 小野賢章



 領主ギヨームの侍従、フランス軍兵、マリアに好意を寄せ、最後にプロポーズする。最終話ではマリアに制裁を加えようとする大天使ミカエルにも弓を向けた。貴族の侍従であるため金に不自由しない生活をしてきた。

○ミカエル / 井上喜久子



 天界の大天使。使い魔を介さず、直接戦争に強大な魔力で介入するマリアを監視し、律し、制裁を加える。監視のため地上に槍であるエキゼルを遣わす。常に光り輝く存在として描かれている。一番難しい役所のキャラクターだが井上喜久子さんが上手く演じている。表情ひとつ変えず強大な力を放つが、最終話では最初で最後、笑う。

○エドウィナ / 内山夕実



 フランスの魔女。気弱で自分の力にいま一つ自信の持てない性格。調薬の腕はピカイチ。マリアとビブに協力し、最後は魔力を行使して火あぶりになりかけたマリアを救い出す。

○レグリス / 小澤亜李



 エドウィナの使い魔。エドウィナが使役するサキュバスで、実体は猫。マリアとは薬のやり取りをしていたが、マリアは人間態は知らなかった。

◎フランスの魔女たち
 戦場近くに出向いて稼いでいる魔女組合に所属する魔女たち。マリアのことは良くは思っていないが、最後はマリアとビブを助けるために一肌脱ぐ。結果ミカエルに目をつけられることになったが、マリアへの裁定が下ったため不問になっている模様。


写真左から、
○ベラ / 芳野由奈
○シャンタル / 鈴木絵里
○スザンヌ / 橋本ちなみ
○ドロシー / 高橋李依

○ケルヌンノス / 土師孝也
 古い時代の人ならざるもの。人々に忘れ去られ、形を失い、影のような存在になっている。ミカエルやマリアには認識されている。
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2026年04月09日

「純潔のマリア」(2)

★キャラクター&キャスト
 戦闘場面もあり、村人や教会の人間もいて登場する人物は多いが、直接ストーリーにかかわるキャラクターは限られていて程よい数。なおかつ、それぞれが特徴的なので覚えやすい。



○マリア / 金元寿子
 本作の主人公。森に住む外見は少女で処女の魔女。2本歯のフォークにまたがり空を飛ぶ。強大な魔力の持ち主であり、異形の怪物を使役する。争いごとが嫌いで戦争を幾度となく人前で魔力を使い止めてきた。そのため大天使ミカエルに目をつけられ、処女を失った時には魔女の力を失う制裁を与えられる。

○アルテミス / 日笠陽子
 マリアの使い魔のサキュバス。実体は白いフクロウ。マリアの命で戦場の指揮官を骨抜きにするのが仕事。本作ではもっとも色っぽいキャラクター。

○プリアポス / 小松未可子
 マリアの使い魔のインキュバス。実体は雄の白フクロウ。アルテミスに、マリアが男を知らないためにインキュバスとしては不十分で、下半身の肝心な部分が完成していない。それでいてマリアへの忠誠心は厚い。

○エゼキエル / 花澤香菜



 大天使ミカエルの使い。普段は白いハトの姿で、青い髪の少女にもなれる。アンからは「ポッポちゃん」と呼ばれている。ミカエルがマリアの監視役に地上に置いていった。本質は槍でありマリアがミカエルの言いつけを破った時にはマリアを射抜くはずだった。マリアたちと暮らす内に影響され幾度となくミカエルの命に背くことになり、最終話では天に帰ることを許されず人としての転生を命じられる。マリアとジョセフの娘として転生することになっている。

○ビブ / 能登麻美子



 イングランドの魔女。金髪で長い髪の縦ロールの女性。マリアに対しては何かにつけて面倒な性格だと思いつつも好意的で最後は命懸けでマリアを救うためにミカエルに挑む。

○アン / 加隈亜衣



 森のそばにある村に住む少女。祖母マーサの薬を貰いにマリアの許に通うようになる。魔女マリアが大好きだが、敬虔なカトリック信者でもある。エピローグでは年老いたアンが語って物語に幕を下ろしている。

○マーサ / 一城みゆ希
 アンの祖母。マリアの古き友人。マリアに薬を調合してもらっている老女。

○ドニ / 保村真
 アンの父

○ボンヌ / 慶長佑香
 アンの母
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2026年04月07日

「純潔のマリア」(1)



 「純潔のマリア」は2015年に放映されたファンタジーアニメ。原作は石川雅之の漫画作品で、監督は谷口悟朗、キャラクターデザイン・総作画監督は千羽由利子、音楽は甲田雅人、音楽制作はランティス、アイウィル。制作はProduction I.G、製作は純潔のマリア製作委員会(バンダイビジュアル、講談社、ショウゲート、ランティス、Production I.G、キュー・テック)、全12話。

★ストーリー
 舞台は中世ヨーロッパ、イングランドとフランスの百年戦争の時代。戦を嫌う聖母と同じ名を持つ魔女・マリアは戦場にサキュバスを使わして戦士の戦意をかき乱し、時には戦場に出向いて衆人環視の中で魔法を使って異形の物を呼び出して先頭にかいにゅうしていた。直接の戦闘介入、人々の前で魔法を使う行為は天界の方針に反しており、大天使ミカエルは天上の意思の名のもとにマリアの前に降臨する。マリアを処罰しようとしたミカエルにマリアを守ろうとする人の懇願から、制裁として純潔を失った時に魔女としての力を失うようにされる。ミカエルはお目付け役としてエゼキエルを地上に置き監視させる。ところがマリアは自分のやり方を変えずに尚も戦争に介入する。天の教会と地上の教会がマリアに対抗する中で、マリアと彼女を取り巻く人々のつながりを描く。
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2026年03月08日

「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」(4)



★主題歌
〇「戦場の華」
 主人公が女性とは思えない勇ましいオープニング。軽快なリズムとメロディ、画面を暴れまわるスカーレット嬢は痛快。オープニング映像の構成はオーソドックスでメイン・サブのキャラクターが総出演しており、最後にスカーレットとジュリアスが戦う場面があってストーリーも追いかけている。
 作詞はshitoとGom、作曲はshito、編曲はHoneyWorks、歌唱はCHiCO with HoneyWorks。

〇「インフェリア」
 オープニングとは対照的にテレネッツァをメインに描いた妖しげな雰囲気の映像の中をもったりした重たい雰囲気で流れるエンディング。作詞・作曲・編曲はすこっぷ、歌唱はシユイ。

★サブタイトル
 「〜よろしいでしょうか」というパターンの長大なサブタイトルが特徴。
EPISODE 1 悪徳貴族(豚野郎達)を思う存分ボコボコにしてスカッとしてもよろしいでしょうか
EPISODE 2 拳の味を教えて差し上げる、これを淑女の嗜みとしてもよろしいでしょうか
EPISODE 3 ちゃんと話し合いで解決しようと思いましたが、やはりボンボコボンボコ上位貴族を殴ってもよろしいでしょうか
EPISODE 4 拳の想い人(サンドバッグ)に会いに行ってもよろしいでしょうか
EPISODE 5 クソ王子をブッ飛ばしてもよろしいでしょうか
EPISODE 6 豚さんを空に飛ばして差し上げてもよろしいでしょうか
EPISODE 7 ギャップ萌え作戦を決行してもよろしいでしょうか
EPISODE 8 拳でよければハンカチ代わりに差し上げてもよろしいでしょうか
EPISODE 9 それは誰にでもできることではないのですとお伝えしてもよろしいでしょうか
EPISODE 10 分厚いお肉の芯までボディブローで火を通してもよろしいでしょうか
EPISODE 11 焼き足りなかったようなのでいっそミンチにしてもよろしいでしょうか
EPISODE 12 溜まった拳のツケを払っていただいてもよろしいでしょうか
EPISODE 13 最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか
posted by KAZU at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション