
「サクラ大戦 桜華絢爛」は1997年から1998年にかけて発売されたOVA作品。原作は広井王子、セガのテレビゲームである「サクラ大戦」シリーズをアニメ化したもの。監督は石山タカ明、制作はRADIX、アニメイトフィルム、製作はセガ・エンタープライゼス、バンダイビジュアル、アニメイトフィルム、全4話。
僕はゲームには縁がなかったので「サクラ大戦」シリーズに最初直接触れたのは劇場版の「活動写真」になるが、「桜華絢爛」は最初のアニメ化ということもあり、当時の人気作品でソフトの販売数もなかなかだったらしい。
舞台は大正時代、蒸気機関が発達した帝都・東京。先に帝国陸軍対降魔部隊は真宮寺一馬らの活躍で降魔戦争にかろうじて勝利した。しかしそれで終わったとは考えない花小路伯爵の構想を元に対降魔のために秘密裏に米田中将、神崎重工社長・神崎忠義らが「帝国華撃団」を結成する。米田中将の秘書である藤枝少尉は世界各国から霊力を持つ女性をスカウト、帝撃の戦闘部隊「花組」のメンバーを集める。その一方で帝国劇場を建設、「花組」のメンバーは歌劇団の女優として活躍、米田中将は支配人、藤枝少尉は副支配人となっている。
第1〜第3巻では帝国華撃団の結成、真宮寺さくらの花組入隊、大神隊長の就任までを描き、第4巻では大神隊長の番外エピソードを描いている。設定・時間軸はゲームソフトに合致して製作されているとのこと。