2013年11月05日

映画「009ノ1 THE END OF THE BEGINNING」(1)



 2013年にティ・ジョイ配給で劇場公開された石ノ森章太郎・生誕75周年記念作品。原作は言うまでもなく石ノ森章太郎の「009ノ1」、脚本は長谷川圭一、音楽は三澤康広、制作はツークン研究所、制作協力:東映テレビ・プロダクション、製作は2013「009ノ1」製作委員会 (製作委員会:東映ビデオ・東映チャンネル・東映AG)、カラー、82分、R15+指定。
 2006年にアニメ化された「009-1」では原作と余り差がないそうだが、アニメと比較すると本作は骨組みの設定は原作通りとしても、細かいところは設定も用語も異なっている。成人向け「009」ということ、劇場版ということでバイオレンスシーンは結構多い。アダルト描写はそこそこ、期待するほどのことはありません。
 ウエスタン・ブロックの秘密諜報機関の女サイボーグ・ミレーヌ・ホフマンはイースタン・ブロックに人体実験用の人身売買を行う組織をミッションにより壊滅させる。その時にイースタン・ブロックから逃れて来たというクリスに出会う。次に与えられたミッションはイースタン・ブロックに拉致された「ウエスタン・ブロックの頭脳」と呼ばれるDr.クラインの奪還。クリスとの出会い、失った記憶を取り戻すためにミレーヌは葛藤する。その影響でミッションに失敗。ゼロゼロ機関に裏切り者として追われることとなったミレーヌは単独で行動し、ウエスタンの裏切り者であったDr.クラインの頭脳だけを持ち帰ってミッションを完了し、機関に復帰する。本作ではゼロゼロナンバーの同僚が登場せず、また020のセリフでそもそも他のゼロゼロナンバーが存在しないことを匂わせている。真偽の程は不明。
 岩佐真悠子演じるミレーヌ・ホフマンが人間臭くて、その設定だけがいただけません。その点、杉本彩演じるDr.クラインは人間でない程に己が欲望に徹していて、性格的には諜報部員に向いているかも。出番は少ないですが相変わらず竹中直人は存在感のある演技でした。しかし、岩佐真悠子さんてこんなにセクシーでしたっけ。
posted by KAZU at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮
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