2013年09月20日

「僕は友達が少ない」(1)




 「僕は友達が少ない」は2011年にTBS、MBS、CBC、BS-TBSから放映されたハーレム系の青春ラブコメ作品。原作は平坂読の同タイトルのライトノベル。監督は斎藤久、キャラクターデザインは渡邊義弘、音楽はTom-H@ck、制作はAIC Build、製作は友達が少ない製作委員会。全12話。テレビ放映前にライトノベルに同梱された0話「闇鍋は美少女が残念な臭い(;´ ∀`)」とOVA13話「リレー小説は結末が半端ない L(゜□゜)」」を合わせて全14話の構成となっている。
 略称は「はがない」、キャッチコピーは、「残念系青春ラブコメ」となっているが、この“残念系”というのがもうひとつ僕にはピンとこない。各エピソードは残念な結末に終わることが多いけれども、キャラクター的には残念なキャラなど一人もいないし。サブタイトルは平仮名部分が「はがない」になるように作られている。若干無理な表現になっているがまあラブコメなのでこの程度でいいのかも。
 父親の海外転勤で妹と共に日本に残ることになり、幼少の頃に過ごした町にある聖クロニカ学園に転校してきた高等部2年生の羽瀬川小鷹。転校初日に大遅刻をし走って教室に入るが吐き気を催すほどに走った彼はプリン頭と称される母親譲りの金髪と黒の髪色と息絶え絶えの喋り口からヤンキーであると勘違いされてしまう。それから1カ月を過ぎても話しかけるクラスメイトもおらず、浮いた存在になっていた。
 ある日忘れ物を取りに教室に戻ると、そこにクラスメイトの三日月夜空がおり、教室では見せない楽しい表情で友達と話していたのだが…その相手は彼女曰く「エア友達」、エアギターの友達版、仮想の友達と話しているのだった。小鷹とのやり取りの中で新しい部活を作って友達作りを始めようと思い立った夜空は「隣人部」なる部を立ち上げ、小鷹共に友達作りの部活動を始める。次々と一癖も二癖もある美少女達が友達を作るために入部してくるが、彼女らはもう既に友達ができているということを認識できない残念な人達であった。「君に届け」のちづの「もう私たちは友達だったんだよ」という言葉をふと思い出す。
 この作品のもうひとつの隠れたストーリーが夜空と小鷹がかつて「そら」「たか」と呼び合う親友であり、小鷹が転校してきたその時に気付いた夜空が、「そら」と「たか」がふたたび友達になるための活動として「隣人部」を作ったということ。そして第11話で小鷹が夜空が「そら」であることにやっと気付く。しかし、「夜空がそらであることが判明しても俺たちは10年前の関係には戻れない」と小鷹が言っているように夜空も同様の気持ちがあるのだろう、「そら」と呼ぶことは許していない。それは第1話で「あだ名はある、いやあった。」「あだ名は友達同志で使うものだろう」と言っていたことからもうかがい知ることができる。
posted by KAZU at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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