憑依した妖怪ムシクイを追い出したのは夏目の力なのでしょうが、それを発動させたニャンコ先生の声、用心棒らしくなったのか。藤原家に戻って行く夏目の決意もわからないではないのですが、何かしっくりこない最終回でした。
ただただ、印象に残るのは三世子です。三世子は悪くない。悪いのは家に棲んでいた妖怪であり、夏目だったのです。事情が分からない三世子の態度はごく普通の反応であったと思います。事情がわからない、でも人は成長するのですね。

夏目と一緒に住んでいることを「同棲」とからかわれて赤面する三世子。

鍵を返しに行った夏目に、

やっと好意的な笑みをみせます。
切ない最終回でしたが、最後の藤原家でのPONTAXによる記念撮影はともかくも、この三世子の笑みで救われた気がします。
毎週みるのが生活の一部なっていたのでちょっと
喪失感が...私はPONTAX 気に入りましたw
「肆」はレイコさんからみが少なくて、
“敵意をもった”妖が多かったのが特徴でしょうか。
2話完結のエピソードが三つでしたっけ、
1クールで三つはちょっと多いですね。
「伍」があるとすれば、少し先がいいかも、です。
脚本・演出が命の作品ですから心にしみわたる
心温まるエピソードをみせてほしいですね。
「犬の会」とか、アヤカシと夏目の距離が近づいてるエピソードってボクは大好きですが、
そうでは無い部分を出してバランスを取ろうとしたとか?
で、ちょっと引き離したところで...「伍」とかそれ以降で、ニャンコ先生或いは斑が夏目の為に大活躍して締めくくるとか妄想してます。
普段のニャンコ先生のツンデレというかデレッぷりは相当なものだから(猫だけに)...それと釣り合える位の悪意の固まりが出てきたりして。しかし、それは、この作品には合わないかなぁ...
何にしても、多分、この終わり方ならば次回作が出来ますね。うん。間違いないです。
>それと釣り合える位の悪意の固まりが出てきたりして。
それはストーリーとしてはおもしろいですが、
この作品で描かれるかな?ってところでしょうか。
シリーズの終わりとしては、少々不自然なので
次を期待はしたいです。