まずは主人公側のキャラクターから。

・疾風のクレオ/津田健次郎
旧王朝最後の王マグヌスの息子。王家復興のためにガラスの戦艦を駆って海賊行為を営み、軍資金を集めている。粗野な人物だが信念は固い。自分の運命を知ってからは全人類のために---と自らの命も賭して尽力する。最後は自分の体内のソレイユをヴェッティに与えて運命に服することに。
・ミシェル・ヴォルバン/甲斐田裕子
名門貴族ヴォルバン家の当主。亡き兄になり代って当主を務める男装の麗人。本名はラシーヌ=ヴォルバン。人民軍を結成し、最後は人民の象徴として統括する。

・ジャン/宮林康
ミシェルの執事。
・シルア/伊藤静
ミシェル専属のメイド。ジャンの孫娘。

・アイメル/植田佳奈
ガラスの戦艦のクルー。クレオの部下の紅一点、操舵手。
・ノヴィ/白石涼子
ガラスの戦艦のクルー。気弱な眼鏡少年。情報担当、腕利きのハッカー。
・ハイザック/山口太郎
ガラスの戦艦のクルー。巨大な体躯の砲術士。
・バダット/樫井笙人
ガラスの艦隊のクルー。クルーの中では一人年かさの男、メカニック担当、機関士。かつてガウェイン提督の船の機関士だった。
・テオドリック/大川透
人民軍の幹部、艦隊指令。ヘクターの提案よる講和案を拒否、ヘクターに殺される。
・ヘクター/飯田浩志
人民軍の幹部、作戦参謀。神聖帝国との裏取引を画策、テオドリックに講和を勧めるが拒否されたために殺害した。講和条約を結ぶが任官もならず、処罰も受けなかったため人民軍の仲間からは憎悪の対象となってしまう。
・イザベル/吉川亜紀子
人民軍の幹部、婦人部の代表。
(つづく)