2011年03月13日

「涼宮ハルヒの消失」



 「涼宮ハルヒの消失」は2010年に角川書店配給で公開された劇場版アニメ作品。「涼宮ハルヒの憂鬱」テレビ作品の続編に当たる作品であり、シリーズ初の劇場版。英題は「The Disappearance of Haruhi Suzumiya」で冒頭タイトルにかなり目立つ形で表示されている。原作は谷川流、イラスト・キャラクター原案は勿論いとうのいぢ、総監督に石原立也、監督に武本康弘、音楽に神前暁、高田龍一、帆足圭吾、石濱翔、エリック・サティ、音楽制作にランティス、アニメーション制作は京都アニメーション、製作はSOS団(角川書店、角川映画、京都アニメーション、クロックワークス、ランティス)、163分。
 たまたま息子がマンガ本の持っていたために、この作品だけは原作を先に見た形で鑑賞。予備知識があったおかげで、細かいところも落とさず見ることができた。そういう意味で原作を先に知っておくことも有意義だと思う。しかし2時間40分は長い。テレビシリーズなら6話分ですからね。
 さすが京都アニメーション、緻密で手抜きのない画に、劇場版ということで更に磨きがかかっているような気がします。テレビシリーズをしめくくるような雰囲気で終わっているが、他のエピソードもあるし見てみたい気がします。
 冬休みまであと一週間という時期を迎えたハルヒは、部室でクリスマスパーティを開くことを半ば強引に決定し、早々に準備を始める。そして12月18日の朝、登校したキョンは通学路で谷口に会うのだが、前日までの谷口と話が合わない。教室の様子も大きくことなり、いないはずのクラスメイト朝倉涼子がいたり。そしてキョンはハルヒがクラスにいない世界と知って驚愕する。朝比奈みくると鶴屋さんはキョンのことを知らず、みくるは未来人でない。9組の小泉の元へ向かうと9組は存在しなかった。文芸部室には長門有希がいたが眼鏡をかけた臆病な普通の少女になっていた。
 半ば絶望の境地でこの世界に馴染もうとしていたキョンは以前長門が読んでいた本の間から長門のメッセージを発見、谷口から東中に涼宮ハルヒが存在し、今は甲陽園学院に通っていることを聞く。元の世界と改変された世界の接点を見つけたキョン。文芸部室にキョン、ハルヒ、長門、みくる、小泉がそろった時にパソコンが勝手に起動して、長門からメッセージが届けられる。「修復プログラム」を起動するかどうかを問われたキョンは元の世界へ戻る決断をする。
 ここがこのストーリーの主題であり、山でしょう。映画のキャッチコピーであった「なぜなら俺は、SOS団の団員その一だからだ」の意味が分かるところ。有希のファンである僕なら絶対に逆を選びますけど。ここから先は複雑や、ややこしい時間の行き来があり、原作では分かりにくいですが、アニメだと一目瞭然です。百聞は一見にしかず。

☆キャラクター&キャスト
 メインキャストはテレビシリーズと同じです。
・キョン/杉田智和
・涼宮ハルヒ/平野綾
・長門有希/茅原実里
・朝比奈みくる/後藤邑子
・古泉一樹/小野大輔
・朝倉涼子/桑谷夏子
・鶴屋さん/松岡由貴
・谷口/白石稔
・国木田/松元恵
・キョンの妹/あおきさやか
・岡部先生/柳沢栄治

☆主題歌
 オープニングテーマはテレビ版のオープニングと同じく「冒険でしょでしょ?」。作詞は畑亜貴、作曲は冨田暁子、編曲は藤田淳平、 歌は平野綾。映像は勿論劇場版用に新たに製作されている。
 エンディングは「優しい忘却」。エンドロールと共にながれます。作品の主人公はキョンですが、本作のヒロインともいうべき長門有希の茅原実里が伴奏なしで歌う、怪しい響きのある曲。作詞原案は原作者の谷川流、作詞は畑亜貴、作曲は伊藤真澄、編曲は虹音、歌は茅原実里。茅原実里さんの声が美しいです。
posted by KAZU at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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