2010年04月27日

「獣の奏者エリン」のキャラクター



 今日は「獣の奏者エリン」の主要キャラクターをご紹介。やはり原作物は設定にしてもキャラにしてもオリジナルよりも魅力的です。ただ僕は物語の主題については批判的なのでキャラクターに対するコメントについては珍しく辛目に。

☆エリン/星井七瀬
 本作品の主人公で、ソヨンの娘。大公領アケ村出身。闘蛇衆の頭領ハッソンの孫。処刑される母を救おうとしたが失敗し、遠く真王領の湖畔に流れ着いたところを蜂飼いジョウンに助けられる。以後ジョウンを手伝いながら一緒に暮らし、14歳でカザルム王獣保護場へと入舎。19歳でカザルムの教導師になる。王獣リランとのかかわりの中で王獣を操る術を会得するが、そのために国家にまつわる権力争いに引き込まれる。闘蛇と王獣と人の在り方について疑問を持つが、それがこの作品のテーマとなっている。ちなみに僕はエリンは嫌い。権力闘争に巻き込まれたことは彼女の責任ではないと思うが、彼女が禁忌を破って行ったことが悲劇を起こす原因になっていると思う。最終回の息子ジェシと話すシーンは母親・ソヨンとそっくり。

☆ソヨン/平田絵里子
 霧の民出身のエリンの母親、獣ノ医術師。彼女が世話をしていた闘蛇「牙」が死んだため処刑される。助けに来たエリンを救うために禁断の「操者ノ技」を使い、エリンを逃がし自らは闘蛇に食われる。禁断であるが故に「操者ノ技」を伝承しているというところが僕には新鮮だった。禁断なら伝承せずに葬ってしまえば良いと思うが、それでは結果的にダメなことがこの作品では実証されている。

★イアル/鈴村健一
 真王の護衛<堅き楯>の1人。子どもの頃のエリンに何度か出会い、エリンを助けまた助けられ次第に心を通わせていく。非常に身のこなしが鋭く“神速”と呼ばれる。また竪琴の腕前も見事。後に竪琴師となり、エリンとの間に息子ジェシを設ける。本作品の裏の筋の主人公とでも言うべき存在。

★ジョウン/内田直哉
 真王領に住む蜂飼い。元王都タムユアン高等学舎の教導師長。流れ着いたエリンを助け養う。旧友エサルが教導師長を務めるカザルム王獣保護場のカザルム学舎へエリンを入れ、自らは息子の勧めに従い王都へ戻る。本編の途中で心臓病により他界する。死の描写はまったくなく事実だけが伝えられる。前半の主要人物にしてはあっけない。

★エサル/加藤沙織
 カザルム王獣保護場の教導師長。ジョウンの親友。頭脳明晰、厳しいながらも優しさを兼ね備えた人。思い立ったら行動を起こすのが早いが、そこが欠点。僕が思うに、全ての元凶がこの人だった。

★ユーヤン/高倉有加
 エリンのカザルム学舎でのルームメイト。女性の学童がエリンと二人だけだったこともあり親友となる。

●キリク/楠田敏之
 王都の高等学舎から寄付金付きでカザルム学舎に赴任してきた教導師。ダミヤの部下で仮面の男としてイアルとも何度か戦う。毒物の専門家であり、剣や弓矢の使い手。ハルミヤ陛下の60歳の誕生日に彼女を暗殺しようとする。最終回では改心して医師となった姿を見せていた。

◎ハルミヤ/谷育子
 現真王。ダミヤ陰謀によりカザルム行幸の帰途、闘蛇軍に襲われて、それが元で死亡する。

◎セィミヤ/高橋美佳子
 リョザ神王国の王女、ハルミヤの孫娘。ハルミヤの死後真王に即位。大公家長男シュナンと国家統一の思いを抱き結婚する。最後の戦いの場面では「誰かエリンを助けて!」の声に応えてリランがエリンを助けに飛ぶところが印象的だった。

●ダミヤ/石田彰
 ハルミヤの甥、セィミヤにとっては従叔父(親の従兄弟ですね)。強欲な策略家で闘蛇軍を使ってハルミヤを暗殺した。更にセィミヤと結婚し、エリンを従え、もって権力を手に入れようとするが、最後の戦いで失敗しイアルに斬られる。

◎オラン/楠大典
 現大公、シュナンとヌガンの父。国のため息子シュナンと出陣したが、謀叛を起こしたヌガンの闘蛇軍に襲われ戦死する。

◎シュナン/花輪英司
 オランの長男。混乱する国を救うため、武力を排して真王家との和睦による改革をめざす。弟ヌガンの反逆により窮地に立たされるがエリンとリランにより助けられる。

●ヌガン/川本成
 オランの次男。初代大公に憧れ国に忠義を尽くす青年であるが、兄のやり方に従うことはできず、真王との和睦の道を否定、ダミヤに付いて父と兄に対して反乱を企てる。父に続き兄も殺そうとするが、エリンに阻止される。

※リラン
 ハルミヤ陛下の60歳の誕生日にダミヤが献上した雌の王獣の子。キリクが陛下を狙った矢が方をかすめて怪我をし、暴れて音無笛を吹かれて硬直、カザルム王獣保護場に移送れてくる。1月間水しか摂らず衰弱していたが、エリンの世話で回復する。王獣規範の何たるかを全く知らないエリンが育てることを放置したために、野生のように飛行や繁殖が可能な状態に育つ。絶対に人に馴れないと言われた王獣であったがエリンとは意思が通じるようになる。カザルムに移送されてきたエクと番いになり、子アルを産む。最終回ではエリンと共にシュナンを救い、セィミヤの声にエリンを救う。

※エク
 献上のために捕獲しようとした幼獣を守るために負傷してカザルムへ送られてきた野生の雄の王獣。凶暴な性格であったがエリンの竪琴で環境に馴化していき回復する。放牧場に出された時にリランと共に飛び立ち番いとなる。

※アル
 王獣の幼獣。リランとエクの子。ハルミヤ陛下に名を賜る。
posted by KAZU at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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