
「マリア様がみてる」シリーズで祐巳の表現に特徴的なのは所謂“アホ面”・“ギャグ面”のシーンがあること。これは祐巳だけに使われる表現方法であって、他のキャラクターにはみられない。もっとも第3期以降では使用されなくなっているけれど。「聖闘士星矢」で星矢だけがアホ面になるのと同じかな。
極端なのは第2シーズン「春」の第4話後半のシーン(写真右上)。祐巳が聖さまの進学する大学について志摩子に尋ねるところ。祐巳のお人好しで、おっちょこちょいなところを表現するのに、たまには良いかなと思う。第3期以降で使われなくなったのは祐巳が成長したからということもあるのだろうけど、各期で1シーンくらいは使ってもよかったのでは。