2009年07月28日

「アタックNo.1」(5) 猪野熊大吾



☆猪野熊大吾
 中学オールジャパンの監督、後に全日本の監督。揉み上げから顎にかけて髭を生やした上に目の表情が見えないくらいの濃いサングラスをかけた面構え。練習時、室内でもサングラスは取らない。いつも左腕で右腕をさする仕草をしているが、右腕は利かない状態。最初トレーニングの頃は、この男の言っていることは正しいのかどうか分からない程に理不尽な要求をする・・・という印象を持ったが、世界ジュニアが開催された折、試合中のアドバイスなどは理にかなっていて、まあこういう考えもあるのかと思わせた。徹底したスパルタ教育を施し、選手の怒りを力に変えることで上達させていく、プロ的指導者。富士見学園の本郷コーチとは学生時代からの旧知の仲。中学オールジャパンのメンバー三条美智留は生き別れの妹。
 最初に中学オールジャパンのメンバーが合宿で揃った時に、全員に得意技を披露させる。各自、変化球サーブ、変化球サーブの組み手レシーブ、ロングスパイクなどを見せる。こずえは前大会で編み出した空中回転レシーブ。それらを猪野熊は左手一本で軽々と打ち破り、その上で「全て忘れろ」と言う。猪野熊初登場の印象的な場面。ここを見る限りまともな人間とは思えないが、先へ進むごとに指導者としての力を発揮する。
 中学オールジャパンの合宿中に雑誌記者がメンバーの中に猪野熊の妹がいるという情報をもたらした。当の三条はそれが自分のことだとは思いもよらず、こずえであると勘違いし、激しく猪野熊を罵るが、さすがの猪野熊もここで兄妹モードで言い返して(名前で呼んでいましたね)、三条本人も知ることになる。
 世界ジュニア大会では補欠なし6名で戦うケニアジュニアの試合を見て「お前たちはどう思ったか?」と問うている。こずえの「美しいと思いました」という答えに「では、お前たちは美しいか?」と更に問答を続けている。ここに来て猪野熊がまともな人間に見えてくる。さすがに全日本を率いた時は選手が実業団のメンバーということで、中学生を扱うような様は見せなかった。雌雄を決する試合前に「何かうまいことを言おうとしたが忘れた」と選手を笑わせてもいる。声を演じたのは村瀬正彦さん。

☆三条美智留
 ちょっと付け足しのようだが、妹の方を。中学オールジャパンのメンバー。優れたオールラウンドプレーヤーで努力家。しかしながら性格は女王様きどりで、トップをねらってこずえと当初からぶつかる。オールジャパンのメンバーは高校生になってからも登場してくるメンバーが多い。三条もインターハイで登場している。声を演じたのは武藤礼子→北浜晴子。
posted by KAZU at 08:13| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/44516958

この記事へのトラックバック