2009年03月25日

「ここにある彼方」



 「らき☆すた」はジャンル的には美少女アニメですが、こなたとかがみの思い切りボケとツッコミをはじめとして、かなりギャク要素,パロディ要素も濃い作品です。第1話の「つっぱしる女」の“チョココルネ”の話が余りに衝撃的だったこともあり、あのイメージが全般にわたって定着しています。そんな中で最終回の「未定」は良い最終回でしたが、ベストエピソードをあげるとすると第22話の「ここにある彼方」でしょうか。「らき☆すた」で唯一涙誘う名場面があります。
 主人公泉こなたは小説家の父そうじろうと二人暮らし。そこへ半ばから従妹の小早川ゆたかが加わりますが。そうじろうとこなたの母にまつわる会話の最中、幽霊となった母かなたが家の様子を見に家に帰ってきます。全編にわたりロリコン趣味の性格を前面に押し出したそうじろうが唯一マジな顔をして話す場面が印象的。
こなた「お母さんはどうしてお父さんを選んだの。オタクでロリコンのエロおやじだよ。普通なら絶対選ばないよ。」(こなたは手厳しいです)
そうじろう「唯一、絶対自信を持っていたとこは、・・・(中略)・・・俺は世界中で一番かなたを愛してるってことだ。」(マジ顔のそうじろうに愛を感じます)
かなた「私のいいところも悪いところも認めてくれる、自分のいいところも悪いところも全部見せてくれる。」(ここまできて、不覚にも涙が)

 泉かなたを演じたのは島本須美さん。「らき☆すた」本編で唯一この回のみ登場です。この回の予告編の担当はそうじろうとかなたですが、最後にパロディを飛ばしています。
posted by KAZU at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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