2009年02月25日

メフィラス星人

 メフィラス星人は、ご承知のように「ウルトラマン」第33話「禁じられた言葉」で初登場する宇宙人(異星人)です。独特のフォルムが小さい子供でも「カッコイイ」と感じさせるところがあり、喋った時に口の部分が光るあたりも当時は斬新、人気のある宇宙人です。バルタン星人ほどではないですが、後のシリーズにも何度か登場します。
 「禁じられた言葉」では地球人の心に挑戦してきます。少年サトルを拉致して「あなたに地球をあげます」と言わせる(地球人の同意を得る)ことにより地球を侵略しようとするわけですが、サトルは抵抗します。その様子にサトル、フジ隊員と共に拉致されたハヤタ隊員が高笑いします。
「ハーッハッハッハ!」
「何がおかしい、ウルトラマン」
(このセリフでメフィラスはハヤタ隊員の正体を知っていることがわかります。)
「・・・サトル君のような子供でも、地球を良くしていこうと思うこそすれ、地球を見捨てたりは絶対にしない。」
 この後、後々まで語られる名セリフがあります。
「貴様は宇宙人なのか、人間なのか」
 このセリフは脚本家金城さんの苦悩の言葉だと言われていますが、はっきりこの後にハヤタのセリフで答えを出していると思うのですが。
「両方さ」

 悪質宇宙人と呼ばれるメフィラスですが、戦闘能力はウルトラマンと互角、宇宙船を破壊された後、自ら地球を去る力も持っており、何より無駄な戦闘をせずに引き下がる紳士的な態度が印象的。悪質だったのは「ウルトラマンタロウ」に登場したヤツでしょう。声を演じたのは「ウルトラマン」放映当時でももうベテランの域に達していた加藤 精三さん。加藤精三さんというと「巨人の星」の星一徹が超有名ですが、このメフィラスもお見事です。「タロウ」のメフィラスは別の方が声を当てておられますが、その後は大概加藤精三さんでメフィラスというと加藤さんという印象も強いです。最近の作品では「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」のメフィラス星人ですが、レイオニクスバトルに敗れ「誇りもバトルナイザーも失った」失意のメフィラス星人はちょっといただけませんね。
 ちなみに僕にとって加藤精三さんの声で印象が深いのは「海のトリトン」の鮫怪人トリペイモス、「スタートレック・ディープ・スペース・ナイン」のオドーなど。短気なトリペイモスは怒声も含めて加藤さんらしいです。
posted by KAZU at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮
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