2008年09月15日

「ローゼンメイデン オーベルテューレ」



 「ローゼンメイデン オーベルテューレ」は2006年TBS系で放映された「ローゼンメイデン」シリーズ第3作目のアニメ作品。特別編ということで本編の外伝的作品で前編・後編の2話。物語は額縁形式になっており、時系列は「トロイメント」の中盤あたりで、蒼星石がジュンに前の時代(19世紀あたり)の出来事を語るという設定。「ローゼンメイデン」シリーズで唯一未鑑賞だったのだが、やっと見ることができた。
 特別編(外伝)ということで前2作を見ていないと筋がわからない設定になっている。登場するのはジュン、のり、真紅、雛苺、翠星石、蒼星石、金糸雀、水銀燈、薔薇水晶、ローゼン、槐、白崎、ラプラス、柏葉巴と前の真紅のミーディアムであるサラ。ローゼンにより一番最初に作り始められた水銀燈は次々と妹達が作られていき、未完成のまま工房にとり残されてしまう。“お父さま”への愛慕の念のみで動き出した水銀燈はサラと契約を結んだ真紅の元に現れる。腹部がないため歩くことができない水銀燈に真紅は手をさしのべ、ドールとしてサラと幸せに暮らせるように取り計ろうとする。しかし蒼星石と戦う真紅の後を追って、星石のnのフィールドに入り込みそこで「ローゼンメイデン第1ドール・水銀燈」と名乗ったために蒼星石に破壊されて消滅する。そんな水銀燈を哀れに思ったのか、ローゼンが現れ水銀燈を修復してローザミスティカを与える。蒼星石と翠星石が契約を解除して、この時代を去ったことで、真紅も眠りに着こうとするが、そこに復活した水銀燈が現れて真紅からローゼンが取り付けたブローチを奪い破壊したことから、真紅は水銀燈を「ジャンク」呼ばわりして二体の間に激しい敵対心が燃え上がる。戦いを再開しようとした二体にラプラスの魔が割って入り時代は流れる。真紅と水銀燈の因縁を語ったストーリー。やや説明的で奥深さには欠けるが、原作を読んでいないアニメファンには外伝的役割は十分果たしていると思う。
 主題歌はオープニングに「薔薇獄乙女」。前2作と同じスタッフによるものながら、落ち着いた穏やかな流れに始まり、途中から転調して水銀燈の心の変化を表すような曲想になっている。作詞は宝野アリカ、作曲・編曲は片倉三起也、歌はALI PROJECT。エンディングは「空蝉ノ影」。ドイツ語を基調にしたこの作品にしては「空蝉」という大和詞のタイトルに少々違和感を感じた。曲想は前2作と同じかな。霜月はるか作詞、myu作曲・編曲、kukui歌唱。こちらも前2作と同じスタッフ。
(Read More に作品データ)


●データ
原作:PEACH-PIT作「ローゼンメイデン」
監督:松尾衡
音楽:光宗信吉
制作:ノーマッド
製作:薔薇乙女製作委員会・TBS

●キャスト
ジュン:真田アサミ
真紅:沢城みゆき
水銀燈:田中理恵
翠星石:桑谷夏子
蒼星石:森永理科
雛苺:野川さくら
金糸雀:志村由美
薔薇水晶:後藤沙緒里
桜田のり:力丸乃りこ
柏葉巴:倉田雅世
サラ:真田アサミ
槐:小野大輔
白崎:櫻井孝宏
ラプラスの魔:津久井教生
メグ:河原木志穂
ほか
posted by KAZU at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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