2008年05月03日

ベルサイユのばら〜キャラクター&キャスト〜(3)



○平民
・ロザリー
:パリの下町で育った少女。ポリニャック夫人の実の娘、後にベルナールの妻。育ての母が馬車に轢かれて死亡し、その馬車の主に復讐するためにベルサイユへやってきて間違ってジャルジェ夫人を襲ったことから、ジャルジェ家に引き取られる。声を演じたのは吉田理保子。

・ジャンヌ:ロザリーの姉。病の母と妹を捨てて貴族に取り入り、宮廷に入り込む。更に男・ニコラスと結託して世話になった貴族を殺し財産を手に入れ、貴族社会をかき回した上、王妃の顔に泥を塗り、投獄される。脱獄した後ロザリーに送った手紙で居場所がわかり、オスカルが追い詰めるがニコラスと共に自爆して果てる。声を演じたのは松金よね子。

・ニコラス:ジャンヌの男。ジャンヌ程性悪ではなく、ジャンヌに踊らされた感が強い。声を演じたのは池水通洋。

・アラン:オスカルが率いる衛兵隊B中隊の班長。身分は貴族ながら落ちぶれた貧乏貴族。妹が結婚式前夜に自殺、病気の母も死亡したが、隊に復帰する。オスカルの変革の原動力になったキャラクター。声を演じるのは山田俊司。

・ロベスピエール:ご存知革命時代の法律家・政治家。初登場はルイ十六世の即位式の時。その少し後、オスカルがマリー・アントワネットに謹慎を言い渡されてジャルジェ家の領地を旅した時にオスカルと遭遇して言葉を交わしている。ルイ十六世とマリー・アントワネットを断頭台へ送ったが、のちに自らも断頭台へ送られるのは有名な話。声を演じたのは森功至。

・サン・ジュスト:ロベスピエールの同志だったが、彼の緩慢たる進め方に袂を分かち、急進派のテロリストになっていく。声を演じたのは古川登志夫。

・ベルナール:ロベスピエールの同志、新聞記者。義賊・黒い騎士としてパリを騒がせた。オスカルが民衆側に着くきっかけとなった重量な人物。声を演じるのは野島昭生。

・吟遊詩人:パリの民衆の生活が描かれる時にナレーターに代わって語りを入れた。声を演じるのは小川真司

・ナレーター:本山可久子。淡々と平面的な口調で語る。その感情のない語り方がいかにも歴史物らしい。

 他にノワイユ伯夫人に宗形智子、ローアン大司教に鎗田順吉、ド・ギーシュ公爵に石田太郎、 ディアンヌに岡本茉莉。

 「アタックNo1」「巨人の星」のような長寿の番組では徐々に年齢が進んで顔つきが変わっていくので、その変化にはなかなか気づきにくい。「ベルサイユのばら」では全話で40、短い間であるから第1話を見た後ですぐに最終回を見るとその変化は劇的。最初から順番に見ていくと徐々に変化していっていることがわかる。このあたりの演出も見事だと思う。
posted by KAZU at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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