2008年01月11日

「おてんば宇宙人」



 「おてんば宇宙人」は1981年に日本テレビ系列で放映されたSFコメディドラマ。TBS系で「コメットさん」を制作した国際放映が、はやり「コメットさん」のイメージで制作したドラマ。大掛かりな特撮はないものの一部にアニメーション合成を使っていて、アニメーション制作は東京ムービーが担当。30分一話完結、全9話。
 基本設定は宇宙人のチカが生まれた星を逃げ出して地球へやって来て、地球人の家庭に入り込み、魔法を使って様々なトラブルを解決したり、はたまた起こしたりする。コメットさんがお手伝いさんという設定に対してチカは単純に居候形態、また魔法を使うことは家族は勿論のこと誰も知らないというところがコメットさんと違うところ。主演は高見知佳さん。二代目コメットさんの大場久美子さんがどことなく頼りなさ気な感じなのに対して高見知佳さんはアイドル?→バラエティタレントで明るくて天真爛漫な感じ、チカも高見知佳さんの色がよく出ていた。残念ながら人気の方はいまひとつだったが、僕は裏番組の「うる星やつら」ではなくこっちを見ていた。当時というより学生時代に高見知佳さんに思い入れがあったということもあるのだが。
 アルファートゥインクル星の王女・チカは18歳の誕生日に結婚するようにと王様・王妃様に言われるのだが、相手はギンギラ公爵。チカはギンギラ公爵が大嫌いだったので円盤(UFO)で・アルファートゥインクル星を脱出して地球へ行き、星野チカと名乗り河口家に下宿(実質は居候)する。河口家は新平と勇太の兄弟とおばあちゃん、父親の4人家族。逃げたチカを追ってギンギラ公爵も地球へやってくる。アルファートゥインクル星の女性はキスされると相手を好きになるため、チカにキスするチャンスをいつも狙っている。番組が打ち切り状態で終了したため最終回も何気に普通のエピソードで終わっている。
 キャストは主人公・星野チカに高見知佳、おあばあちゃん・河口さえに園佳也子、お父さん・河口良一に河原崎長一郎、長男・河口新平に新井昌和、次男・河口勇太に中村太郎、ギンギラ公爵に横山やすし、河口家の下宿人・本郷孝夫に北詰友樹、酒屋の店員・芳男に元木文陽、隣家の浪人生・荻野一郎に藤岡洋右、ナレーターは城達也。最終回のゲスト尾藤洋七と馬場洋にB&B。
 オープニング主題歌は主演の高見知佳さんが歌う「ロマンティック・アドベンチャー」で滝真知子作詞、小杉保夫作曲、戸塚修編曲。

posted by KAZU at 12:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 特撮
この記事へのコメント
はじめまして。
第5話「主婦になるのも楽じゃない」で河口兄弟が下剤入りコーヒーを出したのはお客さんにだけですか?チカにも飲ませましたか?
Posted by 虎 正規 at 2022年08月24日 22:28
虎 正規さま、いらっしゃいませ。

さすがに、そこまで記憶がないです。40年前のことで記憶もあいまいです。
横山やすしが強烈だった印象がつよすぎて。
Posted by KAZU at 2022年08月25日 08:36
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/44516495

この記事へのトラックバック