実相寺監督というと最近は映画の方で活躍されていたが、何と言っても「ウルトラマン」「ウルトラセブン」でのちょっと風変わりな回、怪獣やマン、セブンが余り登場しない、ちょっとおもしろいエピソードを監督されたことが印象深い。ざっと挙げると、「ウルトラマン」では佐々木守さんの脚本のみを監督されていて、「真珠防衛指令」(15)、「恐怖の宇宙線」(16)、「地上破壊工作」(22)、「故郷は地球」(23)、「空の贈り物」(34)、「怪獣墓場」(35)がある。中でも「故郷は地球」は強烈ですね。全編ギャグをちりばめた「空の贈り物」も忘れ難い。「ウルトラセブン」では金城哲夫さんの脚本で珠玉の一作「狙われた街」(8)、「第四惑星の悪夢」(43)、「円盤が来た」(44)の3作がある。
近年の活躍は新聞等を見ていただいた方がずっと詳しいが、「シルバー假面」期待して見てみたいと思う。合掌。

11月30日付、朝日新聞朝刊
