
「キイハンター」は1968年からTBSで放映されたアクション・ハードボイルド活劇。最初はモノクロ(104話まで)で途中からカラー化された、全262話。制作はTBSと東映。何度も話題にしているが1975年まで家のテレビはモノクロだったためカラーで見た記憶はない。当時は小学生で大人の番組だということで夜遅い放映だったからなかなか見せてはもらえなかった。しかし学校では千葉真一さんのアクションが大変な人気だった。
国際警察の村岡特別室長(仲谷昇)が秘密裏に事件を解決するために秘密捜査グループ(KEY HUNTER)を組織する。ボスの黒木鉄也(丹波哲郎)、マジシャン津川啓子(野際陽子)、島竜彦(谷 隼人)、記憶の達人谷口ユミ(大川栄子)、風間洋介(千葉真一)の5人の活躍を描く。途中から吹雪一郎(川口浩)を加えて6人に。他に宮内洋、沖雅也、中丸忠雄らが出演している。
見ている時は小・中学生だったが、クセの強い丹波哲郎さんのボスと千葉さんと谷さんのアクション、舌をペロリと出すかわいい大川栄子さんが好きだった。意外に野際陽子さんの印象が薄いのだが、劇中千葉さんのもとに走ってくる野際さんに「啓子ちゃん、危ない!」と千葉さんが叫び、後ろから拳銃で野際さんが撃たれる。弾は野際さんの小指をかすっただけだったが、「私の小指に傷をつけてくれたわね」と相手をボコボコに蹴り飛ばす野際さんはよく覚えている。千葉さんと野際さんが結婚したのはこの後だったかな。
テレビから録音したオープニングはカラーバージョンのもの。最後に「今日もまた、地球のあらゆるところで、陰謀、裏切り、暴動が渦巻く。その渦中に飛び込む彼ら。恋も、夢も、望みも捨てて、非情の掟に命を賭ける!彼らの求めるものは自由、願うものは平和、彼らはこう呼ばれた。」と芥川隆行氏ナレーションが入りタイトル「キイハンター」の文字が浮かび上がるというものだった。
音楽を担当したのは菊地俊輔、主題歌は野際陽子さんの歌う「非情のライセンス」。元アナウンサーの野際さんが歌っているとは思えないくぐもった声で、テレビでは歌詞がなかなか聞き取れなかった。佐藤純弥作詞、菊池俊輔作・編曲。最初に「ウフン ラムール ウフン ラモール」と野際さんの色気のある声が入るので話題になった。そのせいだけで見せてもらえない級友もいたが。
