さて、僕のアニメ原点のとなった究極の作品は2作。
第一の原点ということになると「警視庁捜査一課の刑事は全部で49人、7人ずつ7つの班を作っている。私はそのどれにも属さない8番目の刑事エイトマンである」、このナレーションで始まる「エイトマン」。東八郎探偵の姿をしている時、谷博士や田中捜査課長と話している時は別として、非常にエイトマンの独語の多い作品。たった一人で戦うというイメージが強い。そういう所に強く引かれた。後に一世を風靡したSF作家陣の脚本に支えられた作品はモノクロの荒いアニメーションであっても、今なお通用する内容だ。
もうひとつはディズニーのファンタジーミュージックアニメーション作品「ファンタジア」。何と言ってもきのこのダンスです。テレビで予告編を見て、是非とせがんで連れて行ってもらった。今もってあれだけきれいな色と細かい動き、感動する音楽とのハーモニーはない、と言ってもよいくらい。
アニメは映像だけでできているわけではありません。ストーリーと音楽、声優さんの演技などなど様々な要素からできています。それが一体となって作品を形作っているわけです。「エイトマン」は見事にそれを証明していると思います。しかし反面ストーリーも台詞もなくても映像だけが感動を呼び起こせる世界でもあるわけです。

81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日はアニメ・特撮・ゲームについて語り
アニメソングをかけ倒す(?)120分です。