
「聖闘士星矢・冥王ハーデス十二宮編」の続編「聖闘士星矢・冥王ハーデス冥界編」が発表されて、遅ればせながらやっとレンタルで見始めることができた。僕にとってはもはや星矢たちメインキャラクターはもうどうでもいい。楽しみは黄金聖闘士の活躍のみだ。(一輝の登場はやっぱり楽しみなんですけどね)
さて「聖闘士星矢・冥王ハーデス冥界編」は「聖闘士星矢」ファンに物議を醸し出したことをご存知でしょうか。1987年にテレビ放映されてから「十二宮編」、劇場版に至るまで、亡くなられた声優さんは別として、ずっと同じ声優さんが演じてきたこの作品群。この「冥界編」に至って全キャストを入れ換えた。これは長年「聖闘士星矢」ファンのイメージを大きく損ねたことは間違いないと思う。僕もあの舜の声にはいささか幻滅した口だ。で一部の熱烈なファンがオリジナルキャストによる吹き替えを制作に要望したり、署名運動をしたり、あるいはDVDの不買運動をしたりと、過激な動きもみせている。
しかし、最初のテレビ放映から20年を経過して、「聖闘士星矢」を見て星矢のキャラクターを夢見て声優を目指した子供達だっているはずだ。テレビ放映終了後からOVA制作までが余りに期間が空き過ぎたのですよ。作品、キャラクターと声のイメージは確かに重要な要素で、長きにわたってイメージを構築してきただけにここでの交替は大きくイメージを変えることになるのだが、もう新しい世代にバトンタッチしてあげても良いだろう。僕はそう思う。
さて、写真は「冥界編」のオープニングから。アテナの黄金聖闘士たちが駆け抜ける。長いスチールを右から左に流しているだけかと思っていたが、微妙にキャラクターが動いている。
