
「北斗の拳2」の主題歌は「ふられ気分でROCK'N ROLL」でデビューしたTOM・CATの歌う「TOUGH BOY」と「LOVE SONG」。「LOVE SONG」については以前触れたが、もう一度みておこう。
「TOUGH BOY」はTOM・CAT作詞、作曲、編曲をTOM・CATとうじきつよしが担当している。「北斗の拳」ではケンシロウの孤独な戦いという感じが強かったが、「2」になってからのリンとバットの、北斗の軍の戦いの様、勢いというものを強く感じさせる曲になっている。TOM・CATのすき間のない連続攻撃のような言葉の射撃が見事。オープニングではなかなか聞き取れない最後の英語の部分の歌詞をあげておこう。
We are living, living in the eighties
We still fight, fighting in the eighties
エンディングの方は「北斗の拳」の主題歌中最も好きな曲。TOM・CAT作詞、高垣薫作曲、Light house project編曲。およそTOM・CATの歌う曲とは思えない静かな哀愁が込められた曲。「I don't like love, Caouse I love you」と逆説を説く歌詞の意味は深い。
I don't like love, Cause I love you
思えばすごいエネルギー
I don't like love, Cause I love you
バカげてるけれど 興奮する