2005年05月25日

「ぼくとマリの時間旅行」

 NHK少年ドラマシリーズも放映開始から10年経つと最初の頃に見ていた人でも見なくなっているということも多いかと思う。僕自身、最初は中学生だったが、大学生になっていたからだんだん見る機会が少なくなった。僕にとっては最後にみた作品が「ぼくとマリの時間旅行」になる。
 「ぼくとマリの時間旅行」は少年ドラマシリーズで1980年に放映された、全4話。原作は小松左京の「時間エージェント」。この原作もジュブナイルではないのでコミカルな部分もあるものの、ハードな部分、大人の部分がある。タツオは20世紀の人間で、マリは未来人。そのせいで様々なおもしろいやりとりがある。ベッドの中でタツオが絶頂寸前のマリに本当の年齢を言わせ、タツオがぶっとぶ場面とか。テレビではそういうところを省略しているので少し物足りない。
 時間管理局東京支部20世紀支所の日常を描いている。ぼろぼろのロッカーがタイムマシン。他の支部、支所から様々な姿をした時間管理局員が様々な問題をかかえてやってくる。その依頼で変装してタイムマシンに乗り込み事件や事故を解決する。概ねコミカルなストーリー展開になっている。所長に宍戸錠、タツオに石橋正次、マリに高瀬春奈、支部長に蟇目良。主にタツオとマリが出張して仕事にあたるが、ピンチの時に所長が出動する。特撮らしい特撮がないのは残念。原始人が現代に迷い込み小便小僧の水を飲む場面を覚えているが気持ち悪かった、笑えませんでした。
 ちょっと間の抜けたSF作品だがそれなりに楽しめた。原作の方は文庫で読めるのでそちらも楽しんでみてはいかがだろう。

 少年ドラマシリーズのSF作品をご紹介してきたが、一応これでペンを置きたいと思う。他にはメルヘンチックな「少年オルフェ」、一話で完結した「11人いる」といったSF作品もあるが、ちょっと特撮とは言い難い。別の機会にリクエストがあればご紹介してみたいとは思うが。
posted by KAZU at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮
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