2005年02月26日

2020年の挑戦

 ウルトラQの最高傑作のひとつ「2020年の挑戦」は第19話。あのケムール人が登場するエピソードだ。有名な話なので今更ストーリーを追う必要もないかと思うが、オープニングの部分だけ紹介してみようと思う。
 航空自衛隊のレーダーが未確認飛行物体をキャッチする。指揮官の天野二佐は三機の哨戒機に追跡させる。ところが哨戒機は見えない壁にぶつかったかのように空中で爆発墜落する。会議でその様子を伝える天野二佐、しかし上司の誰もその話を信用しない。「確実な事は、何かが飛来し、哨戒機が三機墜落し、その飛来した物体は直ちに退去、或いは消滅したという事であり…」この天野二佐の説明の内にオープニングがスタート、映像がネガ画像で流れる。ケムール人が操る異様な液体に触れた人間がネガ状態になって消える、あの場面の予兆をかもし出す、恐ろしいオープニングだ。このあとの話を書くと長くなってしまうので省略。見たことがないという方は是非ビデオを借りられるか、DVDを購入されてでも見ていただきたい。
 さて、この天野二佐を演じるのは次シリーズ「ウルトラマン」のムラマツキャップを演じる小林昭二さん。天野二佐は万城目の友人という設定だが、えらい年の離れた友人だなと子供の時に思った。他にケムールを追いつめる宇田川刑事役に柳谷寛氏。最後の「ない!、ない!」と悲鳴をあげて消滅するシーンは恐怖。
posted by KAZU at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮
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