Hidy Hidy little Rascal
Like the wind, O little Rascal
Hidy Hidy my friend Rascal
Come with me O little Rascal
Hidy ! Here Rascal
さて何の歌でしょうか。これは英語なのでスグに分かると思う。「あらいぐまラスカル」のオープニング「ロックリバーへ」の冒頭。この曲は1977年の作品で作詩は岸田衿子、作曲は渡辺岳夫、編曲は松山祐士、歌は昨日の「よあけのみち」と同じく大杉久美子となっている。コーラスにセントメリー・チルドレン・コーラスとあり、この冒頭部分は日本人の子供ではないだろう。
「あらいぐまラスカル」はスターリング・ノースの「はるかなるわがラスカル」という小説。アニメ人気で小説が翻訳されて文庫にもなったので読んだ。原作とアニメの一番の違いは最後の場面か。小説は別れの場面を淡々と自白形式で描いているが、アニメはかなり感傷的。最終回の別れの場面を見たところで原作の勝ち。最後でガックリきたアニメである。
歌の方は歌詞をじっくり見ていただくと分かるが、原作の景色を忠実に歌っている。一番の「しろつめくさのはながさいたら」「六月のかぜが」あたりで日本の景色ではないことがわかる。二番「こむぎばたけがみのるころには」「しぶきをあげてマスもはねてる」、三番「りんごなみきのこもれびのなか」と北米の景色でいっぱいだ。
オープニングもすばらしいが、同じメンバーの作詩・作曲・編曲・歌のエンディング「おいでラスカル」もいい。塾の講師時代、中学生の生徒とギターとリコーダーで演奏、歌ったのがなつかしい曲。
2004年07月28日
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