La La La, La La La
Zingen Zingen Kleine Vlinders
La La La, La La La
Zingen Zingen La la
さて、何の歌かわかりますでしょうか。僕の資料の歌詞カードにはカタカナでしか表示していない。もちろん何語かもわからないし、意味も知らない。先日友人が「読むこともできない」というので調べてみた。丁寧に解説されているホームページが見つかった。
「フランダースの犬」の舞台はベルギーである。現地ではそれほど有名でないということらしいが、ネロとパトラッシュを慕って繰返しやってくる日本人に触発されてアントワープに記念碑が建ったとか。
ラララ ラララ
ジングン ジングン クレーヌ ブリンダース
ラララ ラララ
ジングン ジングン ララ
ベルギーといえば何を思い浮かべるだろうか。フランス人に聞けば「チョコレート」と即答が返ってくる。世界一おいしいチョコレートの国というイメージらしい。僕のフランス語の先生も「チョコレート」と言っていた。日本に輸入されているベルギーチョコのラベルはフランス語もしくは英語。ところがベルギー北部はオランダ語だそうだ。で「フランダースの犬」のオープニング「よあけのみち」の冒頭はオランダ語。ネロとアロアがチョウチョと踊るシーン。「歌え、歌え、小さなチョウチョ」という意味だそうだ。
「フランダースの犬」の最終回が近づくにつれて、「ネロを死なせないで」という投書がたくさん来たとか。「スタッフは困惑したが原作を変えるわけにもいかず、予定どおり最終回をむかえた。」という当時の新聞記事を読んだ。しかし、ネロとパトラッシュを天使が迎えにきて空へ昇っていくシーンはちょっと興ざめだった。アニメ以前に古い映画を見たが、おじいさんが椅子の上で眠るように死ぬシーン、ネロが絵をみせてもらうシーン、最後静かにパトラッシュと冷えていくシーン、いずれも厳かだった。それがアニメには皆無。ちょっと悲しい。
2004年07月27日
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