昔ヒマなお母さんたちがアニメや特撮で殺される人の数を勘定して発表している記事に出会った。組織対決で雑魚兵士がたくさん出てくる作品では当然やられる雑魚兵士が多い。で、その時の輝ける第一位が「UFOロボグレンダイザー」だった。
地球侵略者ベガ大王に対するは宇門大介。フリード星から地球へ逃れてきたデュークフリードその人である。この作品には元マジンガーZの操縦者兜甲児も登場する。どちらかというと単刀直入、直線の兜甲児の性格に対しデュークフリードは曲線、余りにやさしい。単に比較してというだけでなく、やさしすぎて見ている方がイライラするくらいだった。見どころはこの二人。
サブキャラクターに後半登場したデュークの妹マリアがいる。最終回には二人でフリード星へ旅立つが、こういう妹がいればと思う程素直。優しい兄と素直な妹、暗い過去など一片もなかった。殺された兵士の数だけ勘定して何の役にたつのか。問題は作品のテーマだ。
オープニングはささきいさおの「とべ!グレンダイザー」、エンディングは同じくささきいさおの「宇宙の王者グレンダイザー」。オープニグで「守れ、守れ、守れ 人間の星、みんなの地球」と歌い、エンディングで「ただ一輪の花のために デュークフリードは命をかける」と歌う。共にデュークフリードの優しさを賛美しているような曲。
挿入歌に堀江美都子さんの「小さな愛のうた」がある。こちらは牧場ひかるの心情を歌った名曲。アニメソングファン、ミッチファンなら是非とも聞いてください。
2004年07月23日
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