2004年07月14日

脱皮

 十数年前テレビシリーズ「聖闘士星矢」が終了した。当時は「冥王ハーデス編」はマンガ連載中であった。何度も書いているが僕は漫画を読まないので、時々漫画を読んでいる友人から話を聞いた。その時に一番みんなが盛り上がったのが、「老師が脱皮した」という話題だった。筋を知らなくても老師が脱皮したということはどういうことか、大体は想像がついた。
 さて、いよいよ「冥王ハーデス十二宮編」が制作された。残念ながら放映を見ることはできなかったが、ファンとしては見ないわけにはいかない。「冥王ハーデス十二宮編」についてはまた後日スペースを割いてみたい。今日は老師の脱皮に絞る。
 ハーデスの力によって甦った前牡羊座の黄金聖闘士シオンの行く手を老師がさえぎる。18歳の小宇宙を爆発させるシオンに対して、243歳の老師もその巨大な小宇宙を燃やして戦う。聖闘士の要と呼ばれた老師の力はすごい。デスマスクが老師抹殺に来たが果たして対戦して勝てたのか。しかし、年齢の差は歴然、もはやこれまでかと思われた時に天秤座の聖衣が現れ、老師の体に異変が生じる。「脱皮」、老師の殻を破って18歳の童虎が姿を現わす。
 哺乳類の心臓は約20億回鼓動を打って機能を停止すると言われている。体が大きな動物程心拍は遅く、小さい程速い。また子供は速く、老人は遅い。ハツカネズミの心臓は数十日の間に20億回打つ。人は55年ほどで20億回打つことになる。一日にして約10万回に当たる。今は環境の変化や医学の発達に伴って寿命は延びているが。老師はアテナによって一年の鼓動が10万回になるように施されていた。つまり老師にとっては243年は243日にすぎなかった訳だ。
 代謝を抑えていた老師が再び若き童虎に戻る、これが脱皮だった。

 余談だが数字を使った生物学に興味がある方は「ゾウの時間ネズミの時間」(本川達夫/中公新書)がおすすめ。
posted by KAZU at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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