「ダメおやじ」は1974年にTV放映が開始された。僕の両親は何も言わなかったが、友人の何人かは家では見せてもらえないと言っていた。「父親をバカにする番組」だということだ。しかしながら、必ずしもネガティブな意見ばかりだった訳ではない。古谷三敏原作の人気連載漫画であったから、アニメの方も結構人気があった。ダメおやじに大泉洸、タコ坊に雷門ケン坊とピタッとハマっていた声優陣のおかげもあったかもしれない。 原作では非常に毒の強いギャグと残酷シーンの連続で、アニメ化にあたって毒は薄められたそうだが、それでも相当なものだった。
オープニングは「ダメおやじの唄」、タコ坊の掛け合いでダメおやじ自らが歌う。アニメ版のファンがみな名曲と讃えるのがエンディング「ダメおやじ愛のテーマ」だ。およそ番組とはかけ離れた内容の歌詞とバラード調のメロディ、おまけに男女のデュエットでハモります。僕は漫画は読まないし、アニメも全部見ていないので、ダメおやじがどういう人間かは判断できない。この歌詞の内容がダメおやじの心の中を語っているとは思えないのだが。アニメを離れて聞いても十分聞ける歌である。レコードは当時かなり捜したが見つからず最近CDをみつけてフルコーラスの音源を得た。エンディングでは二番を使用している。
Read More にちょっと歌詞紹介。ハモる練習をしてみてはいかが。
2004年06月23日
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