2004年06月03日

南斗の男たち



 南斗の男達、それは勿論「北斗の拳」の南斗の戦士たちのことである。
 北斗七星に対して射手座にある南斗六星を視野に入れているのが、アニメでは南斗六星には触れられていない。その六人は、
☆南斗聖拳、殉星のシン
 ユリアをケンシロウから奪った男。
☆南斗水鳥拳、義星のレイ
 ケンシロウに次いて人気の高いキャラ。すこぶる強かったが、ラオウとの戦いであっさり技を見切られて秘孔“新血愁”を突かれる。その後の命尽きるまでの戦いがすさまじい。
☆南斗紅鶴拳、妖星のユダ
 自分の美しさと知略をめぐらす戦いを誇りにした男。何といっても最後、自分が美しさに心を奪われた南斗水鳥拳のレイの技に見とれて、拳を受けて絶命するあたり、「俺はこの世で誰よりも強くそして美しい」とほざくだけある。
☆南斗白鷺拳、仁星のシュウ
 ケンシロウが幼い時にその命と引き換えに両目の視力を自ら断った男。「今より輝こうとする子供たちの光を奪うことは絶対に許せんのだ」この言葉と共にケンシロウの少年時の記憶が甦る。他流試合で負けたケンシロウは命を奪われる掟であったのをシュウが自らの視力と引き換えに救った。シュウが奇跡的に視力を回復して成長したケンシロウを見つめる、シュウの最期の場面は屈指の名場面。
☆南斗鳳凰拳、極星サウザー
 最も冷血で最も憎い男…のはずであるが、最後ケンシロウは痛みを感じさせずに相手を葬る有情拳でサウザーに止めをさす。そして「やはりお前も友であったか」。う〜んと考えさせられていまう場面。愛と友情がテーマの北斗の拳においてそれを最も激しい形で描いた一コマ。涙するサウザーが意外で意外で…。名句「退かぬ、媚びぬ、省みぬ」は僕にとっては絶対に得られない憧れの心情だ。
☆母星、南斗最後の将
 実はユリアだったが、「わたしのためにお前の命が欲しい」とユリアらしからぬセリフを言わせた運命がまたすさまじい。言われたジュウザが戦いに覚醒する様が更に見事だった。

「南斗六星」についてはこちら
posted by KAZU at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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