今日はウルトラマンのお話を用意していたが、バビル二世の話題に別のところで触れたので変更。
バビル二世の三つのしもべたちはロプロス、ポセイドン、ロデム。
先ずロプロス。怪鳥ロプロスは赤い鳥型のロボット。三つのしもべの中では最も最初に姿を見せる。第1話「5000年前からの使者」で夢の御告げを受けて、窓からダイビングした浩一をロプロスがつかんでバビルの塔へ向かう。空路移動するときは後に「バビル二世号」が使われるが、最初はロプロスの首にまたがっていた。ヨミの攻撃を受けたときなど、塗装というか羽毛がはげ落ちて金属部分が露出するという妙なリアルさがあった。口からリング状の超音波を発射する。
ポセイドンは海中を高速で移動できる人型ロボット。腹部ハッチが開いてロデムやバビル二世を収納できる。指先からレーザー光線を発射する。地上戦でも活躍する。第10話「必殺ロボットバラン」の時は砂漠の中のバビルの塔近くまでやって来た。
ロデムは基本形が黒豹のアンドロイド。半液体というかゴム状になって何にでも変身できる。三つのしもべの中で唯一人間の言葉を話す。そして、ロプロスやポセイドンと違うところは成長するということ。
バビル二世が救出した博士がバビルの塔の中で危篤状態になる。
「バビル二世、博士は間もなく死にます」無表情にコンピューターが言う。
博士は愛娘の名を呼ぶ。
「お父さん、私はここにいるわ。」
「ロデム…」とバビル二世。
やがて、幸せそうな顔で博士は息を引き取る。
「ロデム、お前もだんだん人間の心が分かるようになってきたな」
そう、ロデムは学習するのでなく、成長するアンドロイドである。
2004年05月31日
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