
多賀谷彩子
選挙の日、午後からオペラ鑑賞。モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」を見てきました。このオペラはアニメ「のだめカンタービレ」に出てきて知りました。内容が道徳的によろしくないと言うことで学校の音楽の教科書には出て来ませんが、モーツアルトオペラの屈指の名作だそうです。今まで無料で鑑賞できる機会が何度かあったのですが日程が合わず終いで、ようやく今回、招待で鑑賞できる機会を得ました。
「のだめカンタービレ」では千秋の元カノである声楽科の多賀谷彩子がフィオルディリージを演じてました。物語序盤からスランプに陥っていた彩子は元カレである千秋とヨリを戻そうとしますが、断られます。歌に感情を乗せきれない彩子に対して 周囲も千秋も小言を言う。そんな折に、のだめを自宅の風呂に入れ、ご飯を食べさせ、大学の練習室に連れていく千秋とのだめの異様な関係を目にします。
学祭で上演した「コジ・ファン・トゥッテ」でフィオルディリージの妹ドラベッラを演じたライバルの菅沼沙也が、未練たらしく千秋に声をかける自分の姿を真似てドラベッラを演じたと聞かされ、その醜態を認めて開き直り歌に感情を乗せることができてスランプを脱するというエピソードでした。
オペラに限らず日本の能や歌舞伎でも浄瑠璃でも観る側はストーリーをよく既に熟知していて、その見どころを心得ているわけです。だからこそワクワク感も大きいです。下調べを十分に作品を知って「のだめカンタービレ」を見ると千秋や彩子のセリフの意味がより鮮明に聞こえて来ると思います。

菅沼沙也
