
最近のアニメ放送は大半が1クールを基本にしているので、2nd, 3rdと重ねていかないとなかなか原作に追いついてはいかないです。もっとも原作を全部描く必要はないし、どこをどう描くかは作り手の問題ですからね。「ユア・フォルマ」は敢えて原作の最初の部分を飛ばして描いていますが、設定が複雑なだけに僕には話の途中から始めた感が強くて余り納得できませんでした。エチカとハロルドの出会いがなくて関係が解らないままにスタートしているので、全部見てもまだ解らない。
さて、「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」ですが1クールを終えた時点でストーリーに完結感が出るように締めくくってます。2期を制作するのかどうかは別にして、原作の向かっている方向、主題みたいなものは1期では全然見えてなくて、第2王子の素性や政治的な部分はほぼ伏せたまま。ストーリーが完結できているので、このまま2期は作らないでいた方がファンタジックで良いような気もします。原作ファンには第2期を希望する声も多いようですが。
「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」は2025年7月から10月放送されたファンタジーアニメ作品。原作は依空まつりのライトノベル「サイレント・ウィッチ」、総監督・構成・脚本・音響監督は金ア貴臣、監督にいわもとやすお、キャラクターデザインに二反田こな、編集に木村佳史子、音楽にCygames、加藤慶久、市橋卓也、久保早瑠菜、田山里奈、音楽制作はアニプレックス。制作はStudio五組、製作はセレンディア学園広報部。全13話。
★ストーリー
竜の存在する中世的社会が舞台。人々の生活は竜による被害(竜害)に脅かされていた。世界で唯一、無詠唱魔術を使うモニカ・エヴァレットは史上最年少の15歳でリディル王国における魔術師の最高峰・七賢人に選ばれる。そしてその卓越した魔術で竜害から人々を守っていた。しかしモニカは極度の人見知りで、人に会わなくて済むよう極一部の人以外には合わない、隠遁生活を送っていた。ある日、七賢人の同期のルイス・ミラーからセレンディア学園に潜入して第二王子フェリクス・アーク・リディルを本人に気づかれずに護衛する極秘任務を押しつけられ、断る術なく任務を引き受けて学園の生徒として潜入する。モニカは得意の数字を活かして生徒会の会計に抜擢され、生徒会の面々と楽しく過ごしながら任務を遂行し、事件を解決していく。
