2022年02月02日

時代活劇シリーズ「 風」(1)



 小学生の時、「俺は用心棒」「帰って来た用心棒」と用心棒シリーズで人気の栗塚旭さんが主演した時代劇。「ウルトラマン」のムラマツキャップ=小林昭二さんが出ていたし、楽しみに見ていました。
 「〜時代活劇シリーズ〜 風」は1968年にTBS系列で縫製されたテレビ時代劇。プロデューサーは桑田良太郎・山内静夫・四方基、監督は松田定次・飯島敏宏・西山正輝・実相寺昭雄・井沢雅彦・松野宏軌、音楽に冬木透、特撮をピープロダクションが担当、
制作はTBS、松竹。モノクロ作品、全41話。
 舞台はは天保年間。元々義賊であった風の新十郎は江戸に潜伏していた。混乱する世の中を改革しようとする老中水野越前守の屋敷に忍び込んだことがきっかけになり、忠邦に協力しつつ混迷する世の中に湧きだす難題を片づけていく。ただ、新十郎はあくまでも協力者という立場で、忠邦の配下ではないところがおもしろく、自由人として忠邦にさえ対等に向き合う。

★キャラクター&キャスト
〇風の新十郎 / 栗塚旭
元義賊。名古屋城から金の鯱鉾を盗み、その後は江戸に潜伏していた。改革を進める筆頭老中水野忠邦に協力し江戸の難題を片づけていく。

〇かがり / 土田早苗



 甲賀忍者。水野越前守配下のくの一。最初は新十郎を敵視していたが、だんだん信頼するようになっていき、とうとう想いを寄せるようになる。忍者らしく変装も得意。身も軽く塀も飛び越え、屋根のづたいに走る。新十郎にモーションをかけるが、毎度うまくはぐらかされている。

〇相川左近 / 小林昭二



 江戸北町奉行所の同心。長崎奉行所から江戸北町奉行所に赴任する途中で一時行方不明になり、その間に新十郎が名前を騙っていたため、新十郎を目の敵にしている。「待て!風の新十郎」というのが決まり文句。かがり同様、だんだん新十郎にひかれていき協力するようになる。後半のエピソードで「待て!新十郎、待ってくれ、たのむ〜」と懇願する意表をつく場面からはじまるのがあった。

〇福内鬼外(ふくわうちきがい)/ 志村喬
 蘭学者。新十郎に協力して様々な道具を発明、提供する。序盤にのみ登場。

〇福内早苗 / 東山明美
 福内鬼外の娘。序盤にのみ登場。新十郎に想いを寄せる。

〇源爺 / 小松方正
 甲賀の里に住むかがりの師匠。

〇水野越前守 / 池部良



 筆頭老中。混迷する時代を改革しようと信念に燃える男。新十郎に協力、あるいは事件の解決を依頼する。新十郎を「油断のならぬ男」と呼び、信用仕切ってはいない振りを見せるものの、大事を預けていく。さすがにこの写真、若いですねぇ。
posted by KAZU at 06:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編
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