
米国の人気コミック「バットマン」は1940年にコミックが発刊されてから今日まで続いているそうだが、その間何度も映画化されている。1989年にマイケル・キートンが主演した「バットマン」が僕にはバットマンとの再会の感があって印象深い。この映画もそうだが、その後の作品はかなりハードな内容のものが多い。
“再会”と書いたけれど、僕が小学生の時にテレビで放映されたテレビシリーズで初めてバットマンに出会った。このシリーズが日本で身近になった作品だと思う。かなりコメディタッチな作品でバットマンやロビンがスカタンをやって簡単に罠にはまったり、捕まったりとピンチになるが最後は秘密兵器で逆転してしまう。バットマンカー(バットモービルモービル)が原子エンジンを点火してバット洞窟から発進していく場面はわくわくした。当時、毎月講読していた「少年画報」にもマンガが掲載されていた。

アメリカで1966年1月から約2年間放映され、日本では、1966年の6月からフジテレビで放映されている。この本放送はセカンドシーズンの途中、88話で打ち切られているそうだ。そういえば、最終回という感じのものを見た記憶がない。もっとも第1話も、みんなバットマンは周知のヒーロー、みたいなスタンスで始まっている。後に東京12チャンネルで再放送と追加放送がされている。
