
「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」は2019年9月〜2020年3月までTOKYO MX他で放映されたアニメ作品。原作の第1部のシナリオ「第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア」を元にして描かれている。また「Fateシリーズ生誕15周年記念作品」となっている。原作は奈須きのこ/TYPE-MOON、監督は赤井俊文、キャラクターデザインは高瀬智章、音楽は芳賀敬太、川ア龍、制作はCloverWorks、製作はアニプレックス、ノーツ、ディライトワークス。全22話(Episod 0〜Episode 21)。
さて、「Fate/Grand Order」シリーズは劇場版アニメが制作されたのみで、今回は“第七特異点 絶対魔獣戦線バビロニア”でいきなりここから始めたのでは原作を知る者しか理解ができない。劇場版を踏まえた上でEpisode 0が制作されていて初めて見る視聴者にも取りつきやすくしている。とは言うもののやはり設定や流れを理解するのは難解で時間がかかる。
★ストーリー
舞台はメソポタミア・バビロニアの城塞都市ウルク、そしてそこに君臨するギルガメッシュ王伝説を中心に物語が組み立てられていて、カルデアの人類継続計画や第七特異点という大きなストーリーを離れてしまっても楽しめる内容になっている。原作がゲームなので演出がくどい感じを受けるが、キャラクターたちが個性的でおもしろい。
ストーリーは主人公藤丸立香が彼のサーバント・マシュ・キリエライトと共に第七特異点へレイシフトされ、ギルガメッシュ王の協力を得つつ、神々のサーバントを見方に付けていき、最後ラスボスである最古の創生の女神ティアマト神を倒して任務を完了するまでを描く。設定はEpisode 0と本編のところどころで語られるが、先に書いたようにそれを理解しなくても楽しめるように構成されている。
ありがとうございます。
予備知識がなかったもので、設定を理解するまでちょっと時間がかかりましたが、見事な作品でした。
キャラクターも魅力的です。