2019年12月20日

Pan-space interpreter



 「パンスペースインタープリター」、ウルトラファンならばご存知のイデ隊員の発明品のひとつ。「ウルトラマン」第16話「科特隊宇宙へ」で科特隊本部がキャッチした宇宙からの怪電波にイデ隊員が吠える。

イデ 「124875回路だ!」
イデ 「フジくん、僕の作ったパンスペースインタープリターについないでくれたまえ。」
アラシ 「パンスペ…?」
イデ 「今は非常の場合です、仮に全宇宙語の翻訳機とても申しておきましょう。善は急げ。124875回路にセットしてください。」
フジ 「124875回路ね」(フジ隊員が操作する)「セット完了」
イデ 「鬼が出るか蛇がでるか」

 イデ隊員がスイッチを入れるとモニターにバルタン星人の姿が現れます。ここに登場する2代目バルタン星人の造形のすばらしいこと。現在に至るまで「ウルトラシリーズ」度々登場する屈指の人気宇宙人になりました。
 それはさておき、イデ隊員は宇宙語の権威で第2話「侵略者を撃て」では自ら宇宙語を駆使してバルタン星人とコミュニケーションを取ろうとします。とは言え「お前の宇宙語は解りにくい」とバルタンに一蹴されてしまいます。そんなレベルで「全宇宙語の翻訳機」を発明できるとは、実践を遙かに超える理論を備えた天才と言わざるをえません。。
 ちなみに翻訳は「transration」、イデ隊員の言う「interpreter」は通訳ですね。小学生の時に「パンスペースインタープリター」と正しく聞き取れていましたが意味は全くわからず、ようやくその意味も含めて理解した次第。
posted by KAZU at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮
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