2019年03月25日

「寄生獣」/「寄生獣 完結編」(4)



 アニメと細部に渡って比較するのは異なる作品なので控えたいとは思うものの、やはり触れずにはおられないかな、といことで一言。
〇アニメ版が先行したということで原作を読んでいない僕にとってはアニメのイメージで固まってしまっていて、ミギーの声にはやはり違和感が。これは仕方がないですね。漫画が原作、どんな声を発するかは作り手によります。アニメ版の平野綾ちゃんが余りに名演過ぎました。
〇パラサイトの幼生が天から降ってくるか、海のそこから浮かんでくるか。起源を問われるとやはり海からというのは科学的な説明がつきそうです。空から降ってきたら一体なんだ?ということになりますから。
〇やはり実写になると何であれリアル。殊にグロの部分になると圧倒的なリアル感がありますね。アメリカのホラー映画ならもっとグロく描いているかもしれませんが、さすがに見ていて鳥肌が立つようなところまでは行ってません。島田が切り刻んだのは7名、美術部の女子ばかりでしたが、割とあっさりとしていて、アニメの屈指の名エピソード「発狂した宇宙」に遠く及びません。
〇ストーリー展開が軽快で無駄がありません。省略気味になるのは劇場版の常ですから仕方がありません。加奈やジョーが登場しません。その分ストーリーが完結で、回り道がありません。ここはこの作品の一番の良いところかなと。
○最後にちょっと気になったことを。「寄生獣」のキャッチコピーは「日常は、ある日とつぜん、食べられた。」。「完結編」のは「君は、まだ、人間ですか?」「愛する人を、守れますか?」「なぜ、生まれてきたのだろう。」。うーん、何か違っているように思うのですが?
posted by KAZU at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮
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